いつかはスキンヘッド

3x歳にしてそろそろ頭髪がヤバくなりつつある男の、たわいもない独り言&独りよがりの数々。

「山口母子殺害事件」改めてTVで見て

2006-04-23 | Weblog
山口・光市の母子殺害事件、最高裁が弁論を開き結審 (読売新聞) - goo ニュース

弁護側が「殺意は無かった」って主張し始めた。
弁護士は「死刑廃止論者」だ。

「死刑廃止論」、それはそれでお説ごもっともな所もあるし、十分議論されるべき事だと思う。
だけどオイラにはこの弁護士がやっている事は「人の裁判を利用して死刑回避の実績を積もう」としているように見える。
そう思ってやっているかどうか別として、もし犯人が死刑にならなかったら結果としてそういう事になる。

「死刑」が認めてられている現在の日本の法律を変えたいのなら、きちんと国会で法案を出して審議して・・・という「法改正」の手順を踏んでやるべきだ。
実際の事件の裁判でその思想を絡ませた活動をするのは物事の順序が違うと思う。
この弁護士達は、「犯人の弁護」をしているんじゃなくて自分達の「思想活動」をしているんじゃないか。

「前回(3/14)の弁論を、自分達が所属する会の行事優先で欠席した」
この時点でこの弁護士達の価値判断基準は明らかだ。

「人」よりも「組織」を重んじ、
「人」と向き合わずに「理論・思想」や六法全書とばかり向き合う、
そんな弁護士がもっともらしい事をいくら言ったって誰が賛同するだろう。