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小さな旅(2.5)

2016-12-20 00:34:07 | Travel (Okinawa)





ただ街を歩いている。


知らない街の空気や

雰囲気というものは

ただ歩いているだけでも

どこかのテーマパーク程に

心が躍るものだ。


海辺、高架下、裏路地・・・・


どの場所も

非日常を演出してくれる。



1時間程歩くと

汗でTシャツが体に纏わりつき始め、

そのころには二日酔いも

すっかり無くなっていた。


途中、コンビニで

ボディタオルを購入し、

歩きながら全身の汗を拭きとる。


その後も

休憩を挿みながら歩いていると

人通りが多い道へと出た。


アジア系の旅行客が多いことも

あるので観光地だと感じたが、

そこが国際通りと気づいたのは

少し後のことで、

知らず知らずに横道に逸れて

薄暗い路地へと入っていくと

小さな古本屋を見つけたので

入ってみることにした。


畳二畳ほどの店内は

半分が新しい系の本で

残りの半分が沖縄を題材にした本が

並べられている。


沖縄を題材にした本は

歴史系しか読んだことがなかったので

絵本や俳句、民謡などの本を

読むのは楽しく、多少の驚きがあった。


30分ほど立ち読みしていると

畳二畳分しかない店内で長居していることに

若干の罪悪感が出てきたので、

直感で二冊を決めて買うことにした。






後々読んでみたら、

この二冊ともかなり面白くて、

沖縄という風土が

何となく伝わってくるし、

ユーモアに溢れていて

読んでいて飽きがこない。



古本屋を出てからも

路地の散策は続き、

魚屋や八百屋などでは

沖縄県らしい色とりどりの

食材が並んでいて、

見ているだけで

食欲がそそわれる。


そういえば今日は何も食べてないと

気づいたのが丁度その時で、

時間を見てみると友人と

待ち合わせの時間まで約一時間ほど

ということもあり、

ここは我慢して友人との

待ち合わせ場所に向かうことにした。



路地は夕食の材料を買いに来た

人達で賑わいが増してきている。










つづく