CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-175「告白 コンフェッション」(日本)

2024年06月13日 00時06分26秒 | 日本映画
俺はお前に告白した

 大学山岳部のOBで親友の浅井とジヨンは、16年前の大学卒業登山中に行方不明となり事故死とされた同級生・西田さゆりの17回忌の慰霊登山に出かけるが、猛吹雪で遭難してしまう。

 脚に大怪我を負ったジヨンは自分の死を確信し、16年前に自分がさゆりを殺害したと浅井に告白。自身の犯した罪に苛まれ続けてきたジヨンは苦しみから解放され安堵するが、その直後、眼前に山小屋が出現し、2人は命を取り留める。

 親友の最期の告白を聞いてしまった男と、うっかり言ってしまった男。薄暗い山小屋で救助隊の到着を待つなか、2人の間には気まずく不穏な空気が流れ始める。(「作品資料」より)


 コミックを実写映画化した作品。

 16年前、大学山岳部の登山で遭難、行方不明となり、死亡とされた同級生のさゆりの慰霊登山に出かける浅井とジヨン。

 しかし、2人は遭難し、ジヨンは足に大怪我を負ってしまう。

 ジヨンは死を覚悟し、自分がさゆりを殺したと告白する。

 その後、近くに山小屋を発見した浅井はジヨンを連れて何とか避難する。

 しかし、告白してしまったジヨンとそれを聞いてしまった浅井。

 2人の間には気まずい雰囲気が流れ、やがてサバイバルな展開となる。

 浅井は、ジヨンが告白を後悔し、口封じのため自分を殺そうとするのではないかと疑念を抱き始める。

 〝聞かなかったことにする〟とか〝誰にも言わない〟などとジヨンを懐柔しようとする浅井であるが、ジヨンは徐々に逆上してしまう。

 携帯を持っていないと言っていたジヨンであるが、浅井が外している隙に救助隊に電話し、〝1人です〟と答える。

 これでジヨンは浅井を殺し、自分だけ助かろうと考えていると思えるし、罪の重さから自分は死んで、浅井だけ助けようとしているのかもしれないとも思う。

 しかし、ことはサバイバルとなっていく。

 ジヨンは韓国からの留学生であり、韓国語で叫んだりするが、浅井は韓国語を解さないため、それが恐怖心を倍増させるだろうな。

 雪に閉ざされた山小屋の中でのサバイバル。

 果たして、その結末はどうなるのか。

 なかなか興味深い展開の作品だった。

 クライマックス、思わぬことが明らかになる展開となるが、ハッキリとしたことが判り辛いところもあったな。

/5

監督:山下敦弘
出演:生田斗真、ヤン・イクチュン、奈緒
於:TOHOシネマズ池袋

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