CINECHANが観た映画について

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基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-253「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(日本)

2024年08月24日 17時48分18秒 | 日本映画

その赤いスカーフ似合ってませんよ

 文学オタクな高校1年生の所結衣は、あこがれの若手作家・緑町このはが在籍しているという名門・櫻葉学園高校に入学するが、肝心のこのはが正体不明の存在だということを知る。

 入部を希望していた文芸部の部長から、入部の条件としてこのはの正体を突き止めてほしいと頼まれ、情報を持っているという新聞部に潜入することに。個性的な部員たちに振り回されながらも新聞部の新米記者として活動するうちに、新聞や記者の仕事の魅力にひかれていく結衣。

 やがて学園に隠された闇が次第に見えてきたことで、結衣は決断を迫られる。(「作品資料」より)

 

 高校の新聞部が、学園の闇を暴き、スクープしようとする様を描いた青春エンターテインメント。

 名門、櫻葉学園に入学した所結衣はひょんなことから学園非公認の新聞部に入部することになる。

 学園に在籍するという憧れの作家、緑町このはを見つけるため、文芸部の部長、西園寺茉莉から依頼されたため。

 こうして結衣は新聞部部長、杉原かさねに付いて、スクープをものにするための取材に同行する。

 かさねから〝トロッ子〟と呼ばれるようになった結衣は、やがて学園の闇を知ることになる。

 今はあまり使われていないらしいが、新聞業界では、記者と汽車をかけ、半人前の記者をトロッコと呼んだらしい。

 そんなトロッ子が、かさねに触発され、正義心を目覚めさせ、学園の闇を世に暴き出そうとする。

 学園は大きな力を持ち、新聞部の活動は難しくなってしまうが、それでもトロッ子は立ち向かおうとする。

 舞台は学園だが、ジャーナリストの正義を描いた話でもあるな。

 単なる青春ストーリーだけではなく、犯罪を暴くという展開が面白い作品だった。

 学園の闇たる存在があからさまで判りやすいものではあったが。

/5

監督:小林啓一

出演:藤吉夏鈴、高石あかり、久間田琳加、中井友望、綱啓永、外原寧々、ゆうたろう、八木響生、筧美和子、石倉三郎、高嶋政宏

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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