CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-261「モンキーマン」(アメリカ・カナダ・シンガポール・インド)

2024年08月31日 17時47分37秒 | アメリカ映画

痛みは教訓を伝えれば去る

 幼い頃に故郷の村を焼かれ、母も殺されて孤児となったキッド。どん底の人生を歩んできた彼は、現在は闇のファイトクラブで猿のマスクを被って「モンキーマン」と名乗り、殴られ屋として生計を立てていた。

 そんなある日、キッドはかつて自分から全てを奪った者たちのアジトに潜入する方法を見つける。

 長年にわたって押し殺してきた怒りをついに爆発させた彼は、復讐の化身「モンキーマン」となって壮絶な戦いに身を投じていく。(「作品資料」より)

 

 1人の男の復讐を描いたアクション。

 夜な夜な開催されるファイトクラブで猿のマスクを被り、殴られ屋をしているキッド。

 子供の頃、故郷の村が焼かれ、母親も殺され、どん底の生活を送っている。

 ある日、村を焼いた張本人に近づく方法を見つけ、復讐の炎を燃やすキッド。

 そして、そのチャンスが訪れるが。

 舞台としてはインドのある街ということらしいが、英語での会話が主流であったな。

 母を助けられなかったという想いが心の重荷となっているキッド。

 村を焼いたタイガーという警察署長への復讐心を燃やすが、その裏には更なる凶悪な人物が存在する。

 激しいアクションが繰り広げられる1本。

 一度は失敗し、瀕死の重症を負うキッドであるが、寺院の住人に助けられ、更に神に対する思いや、過去の重荷を解き放つことを教えられる。

 果たしてキッドは復讐を果たすことができるのか。

 クライマックス、1人で敵のさ中に乗り込んでいくキッドは、多勢を相手にアクションを繰り広げる。

 そこに思わぬ援軍。

 復讐の鬼と化したモンキーマンの戦いに惹き込まれる1本であった。

/5

監督:デヴ・パテル

出演:デヴ・パテル、シャルト・コプリー、ピトバッシュ、ビピン・シャルマ、シカンダル・ケール、アディティ・カルクンテ

於:TOHOシネマズ池袋


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