CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-263「アクション・ミュタンテ」(スペイン・フランス)

2024年09月02日 00時03分54秒 | スペイン映画

今ポニーが欲しいぞ

 美しさが優先され、美しい者だけが権力を握る近未来。醜悪な容貌や障がいゆえに迫害され、虐待を受けてきた7人からなるテロリスト集団「アクション・ミュタンテ」は、社会に復讐を誓い、誘拐や略奪、殺人を繰り返していた。

 ある時、大富豪オルホの娘パトリシアの誘拐を企てた彼らは、パトリシアの結婚パーティに潜入し、居合わせた客を皆殺しにしてパトリシアを宇宙船へ拉致。

 身代金の引き換え場所である惑星に向かうのだが。(「作品資料」より)

 

 1993年製作、日本では1994年に公開されたSFアクション。

 日本初公開時の邦題は違うものだったらしいが、今回4K版にてまた違う邦題でリバイバル公開され、そちらで初鑑賞。

 フリーク集団のテロリスト、アクション・ミュタンテがある富豪の娘を結婚式の最中に誘拐、その場にいた者たちを惨殺する。

 そして誘拐したパトリシアの身代金を手に入れるため、ある惑星のバーに向かうアクション・ミュタンテの一団。

 しかし、その途中で思わぬ事態が巻き起こる。

 テロリスト集団ということであるが、その犯行の様子は間が抜けていて、笑いを誘うもの。

 リーダーが刑務所から出所すると、大富豪オルホの娘を結婚式で拉致することを計画、実行する。

 そして身代金の受け渡しのため、ある惑星のバーを指定し、そこへ向かうが、リーダーはある計画を立てており、更に誘拐されたパトリシアも思わぬ感情を持つようになる。

 一つの誘拐を巡って、その顛末のドタバタを描いた作品。

 結構バイオレンス描写もあり、痛々しいシーンもあったりする。

 リーダーとパトリシア、そしてちょっと狂気を見せるオルへ、更に地元民も絡んでのクライマックスの戦闘。

 笑いを誘うようなシーンもあったが、全体的には今ひとつ入り込みにくい作品だったかな。

/5

監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア

出演:アントニオ・レシネス、フェルナンド・ギーエン、フレデリケ・フェデール、アレックス・アングロ、フアン・ヴィアダス、サテュリアーノ・ガルシア、カラ・エレハルデ

於:新宿シネマカリテ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 24-262「デッドストリーム」... | トップ | 24-264「エア・ロック 海底... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スペイン映画」カテゴリの最新記事