何かが入ろうとしてる
1978年、オレゴン州。ベンとジュールズの夫妻は、他界したばかりのベンの母から海岸沿いの廃墟を相続する。
今までその家の存在すら知らなかった夫妻は、戸惑いながらも7歳の娘レイアと愛犬を連れて現地を訪れる。40年間放置されたままだったその家は、入り江をのぞむ美しい景観の中で不気味にそびえ立っていた。
きれいな水を家に供給するため貯水タンクを修理しに向かったベンは、長い間閉ざされていた栓を開けたことで、そこに眠っていた“ある生き物”を解き放ってしまう。(「作品資料」より)
40年間手付かずだった屋敷を訪れた家族が、恐怖に襲われる様を描いたサバイバル・ホラー。
亡くなった母親から、これまで一度も聞いたことのない屋敷を相続することになったベンとジュールズ。
娘のレイアと共にその屋敷を訪れる。
半ば廃墟と化している屋敷ではあったが、入り江とビーチを望む素晴らしい景観があった。
水を使うため、地下に埋まっている貯水タンクの弁を開けるベン。
しかし、それと同時に地下に潜む何かが動き出す。
前半は、動物の唸り声のようなものが聞こえたり、屋敷の周囲を徘徊するような音が聞こえたりして、何かがいるような気配を見せる。
緊張感高まるが、なかなかその姿は見せなかったな。
後半になり、ようやくそのクリーチャーは姿を見せる。
人里離れた親子3人しかいないので、誰が犠牲に、あるいは誰も犠牲にはならないのかなと思っていたが、彼らを訪れる者が現れる。
この人物が犠牲になるんだろうなとはすぐに予想される。
完全にクリーチャーの存在を知り、襲ってくるクリーチャーに対峙しながら何とか逃げ延びようとするジュールズたち。
ペット・ショップを営んでおり、ジュールズは獣医師になるため勉強している。
その知識がクリーチャーとの対決に活きるのかなと思ったのだが。
クリーチャーはCGではなく、中に人が入っているような感じのものだったな。
楽しめる1本であった。
/5
監督:スコット・ウォーカー
出演:ルシアン・ブキャナン、マット・ウィーラン、サラ・ナウスバウム、レジーナ・ヘゲマン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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