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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

25-128「白雪姫」(アメリカ)

2025年04月16日 00時20分13秒 | アメリカ映画

一番美しいのは、あなたではありません

 かつて優しさと光であふれていた王国は、現在は邪悪な女王によって闇に支配されていた。雪のように純粋な心を持つ白雪姫は、人々が幸せに暮らす王国を取り戻したいと願うが、外見の美しさと権力に執着する女王の嫉妬を買ってしまう。

 女王に命を狙われた白雪姫は、不思議な森で暮らす7人のこびとや、ジョナサンという青年に助けられる。(「作品資料」より)

 

 ディズニー初の長編作品で、世界初のカラー長編アニメを実写映画化した作品。

 もちろん白雪姫の名は知っているが、ストーリーははっきりとは憶えていなかったかな。

 他の童話とごちゃ混ぜになってしまっていたよう。

 アニメも未見であった。

 思いやりに溢れていた王国に生まれた白雪姫。

 幸せな日々を送っていたが、母女王が亡くなり、新たな女王を父王が迎えたことで状況は一変。

 悪の女王は、富や食糧を独り占めし、王国の民は飢えて、国は荒んでくる。

 召使いのように働かされていた白雪姫は、女王の指示により殺されかけるが、森の中に逃げ込み、7人の小人やジョナサンを頭とする盗賊たちに助けられ、やがて王国を悪の女王より取り返すため立ちあがろうとする。

 ディズニーらしい歌が散りばめられたミュージカルになっている。

 7人の小人の登場では、しっかり〝ハイホー、ハイホー〟と歌われる。

 悪の女王が問いかける魔法の鏡は、やたらと内面の美しさを強調していたな。

 邪魔な悪の女王は、自ら老婆に姿を変え、毒林檎を白雪姫に食べさせる。

 毒林檎は悪の女王が自ら秘薬をもって作り出すのだが、わざわざ呪いが解けるものを作るのは、情けをかけたのか、その方法しかなかったのか。

 そして、呪いを解く〝愛する者とのキス〟の相手が王子でないというのも多少の驚き。

 予定調和で終わる話だと判ってはいるが、そこまでの展開は興味深く、白雪姫がどのように悪の女王を倒すのかも気になる展開であった。

 ディズニーらしい華やかさもあり、そんなに残酷シーンもなく、楽しめる1本だった。

/5

監督:マーク・ウェブ

出演:レイチェル・ゼグラー、ガル・ギャドット、アンドリュー・バーナップ、パトリック・ペイジ

於:グランドシネマサンシャイン池袋



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