CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-145「No.10」(オランダ・ベルギー)

2024年05月11日 00時56分43秒 | オランダ映画

パパは空想している

 幼少時に記憶をなくし、森に捨てられた末に里親のもとで育てられた男性ギュンターは、大人になると役者として舞台に立つようになった。

 しかし、共演者と不倫をしたり、ひとり娘が肺をひとつしか持たない状態で生まれてくるなど、その人生は波乱含みだった。

 やがて役者仲間に裏切られて残酷な仕打ちを受けたギュンターは復讐を決意するが、その先には想像を絶する事実が待ち受けていた。(「作品資料」より)

 

 役者として生計を立てているギュンター。

 同じ舞台に立つ女優のイサベルと不倫している。

 イサベルの夫は演出家であるが、やがてその事実を知り、ギュンターの役柄を追いやっていく。

 しかし、話はその不倫関係からどうなるのかというわけでもなかった。

 ギュンターの家を何者かが監視して、彼の生活をモニタリングしている模様。

 更に娘も彼の部屋に隠しカメラを設置し、撮影している。

 やがてギュンターに近づく謎の人物。

 ギュンターは舞台で脇に追いやられた怨みから、本番で思いも寄らぬ行動を見せる。

 それでも警察が追うということにはならず、再び謎の人物が近づき、彼に思いも寄らぬ真実を語る。

 それは事実なのか、ギュンターを貶めるためか、あるいは何か別の目的があってのことか判らない。

 クライマックスからラストに起こる出来事は現実なんだろうな。

 何とも言えぬ余韻があったが、正直理解するのが難しい作品だった。

/5

監督:アレックス・ファン・ヴァーメルダム

出演:トム・デュイスペレール、フリーダ・バーンハード、ハンス・ケスティング、アニエック・フェイファー、ダーク・ベーリング、マンデラ・ウィーウィー、リチャード・ゴンラーグ、ジーン・ベルヴォーツ、ピエール・ボクマ

於:新宿シネマカリテ


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