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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-005「クローゼット」(韓国)

2021年01月07日 23時00分55秒 | 韓国映画
「神と共に」を観ましたか?
 最愛の妻を突然の事故で失い、悲しみから立ち直れずにいるサンウォン。心を閉ざしてしまった一人娘イナとの関係もギクシャクしてしまっていた。
 そこで心機一転を期して新居へ引っ越すことに。すると、イナは少しずつ明るさを取り戻していくが、時を同じくしてサンウォンは、イナの部屋のクローゼットから聞こえる奇妙な声に悩まされるようになる。
 そしてある日、イナが忽然と姿を消してしまう。
 手掛かりもないままに1ヵ月が経ち、すっかり憔悴したサンウォンの前に、ギョンフンと名乗る怪しげな男が現れ、イナの行方を知っている、すべての秘密はクローゼットの中に隠されていると語るのだったが。(「allcinema」より)


 妻を亡くし、心を閉ざしてしまった幼い娘、イナと二人で郊外の屋敷に引っ越してきたサンウォン。

 しかし、娘が急に行方をくらまし、必死でその行方を追う。

 そこへ退魔師とだと名乗る男、ギョンフンがやって来て、イナは悪霊に連れていかれたと言う。

 にわかに信じ難いサンウォンであったが、やがてクローゼットの奥に隠された恐怖を目の当たりにすることになる。


 クローゼットというのは、恐怖の対象としてはよく取り上げられるものだな。
 単純にホラーのみならず、何かがそこに潜んでいるかもしれないという恐怖がある。

 本作でも何か音がするクローゼットに近付ていくと、異形のモノが飛び出してくるという恐怖シーンがあったりして驚かされる。

 サンウォンの妻が亡くなったのは、交通事故によるものであり、運転していたサンウォンはパニック障害を患っている模様。
 それもあって、娘の行方不明はサンウォンが犯人ではないかと世間に疑われる。

 そんな中、事情を知っていると言う退魔師のギョンフンがやって来る。

 いわゆる悪魔祓いだと思うのだが、ギョンフンはやたらと軽い感じ。
 ここはいかにも韓国映画らしいキャラだなという感じ。

 クローゼットの奥に潜んでいた恐怖。
 そこには悲しい理由があるというのも、いかにも韓国、否アジアらしい話であったな。

 イナを助け出すために、最後にサンウォンが取った行動は、ちょっと「インシディアス」を思い出させる展開だったな。

 今年初のホラー鑑賞であったが、恐怖と面白さのある作品であった。

/5

監督:キム・グァンビン
出演:ハ・ジョンウ、キム・ナムギル、ホ・ユル、キム・シア
   シン・ヒョンビン、キム・スジン、パク・ソンウン、パク・チア
於:シネマート新宿


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