CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-020「テリファイド」(アルゼンチン)

2019年01月22日 00時47分23秒 | アルゼンチン映画
冷蔵庫ごと運ぶしかないな
 ブエノスアイレスのとある住宅では次々に怪奇現象が起きていた。下水溝から湧き上がる不気味な声、歩く子供の死体、そして、ポルターガイスト現象。
 警察官のマザはパラノーマル現象を研究するチームと力を合わせ、そこで起きている現象の謎を解明しようと乗り込むが、研究チームに殺意に満ちた最恐の悪霊たちが襲い掛かって来た!(「作品資料」より)


 ブエノスアイレスのとある住宅街で起こる様々な超常現象とその恐怖を描いたホラー。


 いきなり、ある主婦が凄惨な状況で殺され、その隣家の住人は日々起こる超常現象に悩まされる。

 そして、自宅前でトラックに轢かれ死亡した少年の死体が家に現れるという事態まで起こる。

 警察官のマザは超常現象を研究するチームの力を借り、超常現象を解明しようとするが、そんな彼らに邪悪な力が襲い掛かる。


 何かが起こっており、それが何なのか、その原因は何か、というようなことを解き明かすような話ではない。

 起こっていることは、誰の目にも明らか。

 それが次々と住人たちに襲い掛かり、超常現象を研究するチームが住宅街を訪れ、解明しようとする。

 ベッドの下に潜む男の姿、そして動く少年の死体など、直截的な映像が多々。

 最初はどこかコミカルな印象も受けるが、クライマックスに襲い来る恐怖は怒涛。

 何故そこに霊が潜んでいるのか。

 超常現象を研究するチームは住宅街にやって来るが、霊を退治しようという感じでもなかったな。

 彼らの目的も図りづらいところがあり、どのような展開になるのか気になるところ。

 潜んでいる恐怖を描いていたが、あからさまな恐怖表現も多く、その殺意が恐ろしいホラーであった。

/5

監督:デミアン・ラグナ
出演:マキシ・ギオーネ、ノルベルト・アマデオ・ゴンサロ
   エルヴィラ・オネット、ジョージ・ルイス、アグスティン・リッタノ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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