CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-223「エル・マリアッチ」(アメリカ)

2024年07月28日 21時35分57秒 | アメリカ映画

今や最高に美しい生物はカメだ

 メキシコの小さな田舎町、アクーナに黒いギター・ケースを抱えたマリアッチ・ミュージシャンが、仕事を探してやってきた。

 同じ頃刑務所を脱獄したアズールが、盗んだ金をひとり占めした昔の仲間、モーリシオの配下を皆殺しにしていた。アズールはマリアッチと同じような黒いギター・ケースにマシンガンを入れ、同じような黒い衣装に身を包んでいた。手下を殺されたことに激怒したモーリシオは、アズールの行方を追い、町中に黒いギター・ケースを持った黒服の男を探し出すよう指令を出す。

 一方、何も知らぬマリアッチはホテルにチェックイン、フロントがモーリシオに知らせたために殺し屋たちがホテルに急行する。(「作品資料」より)


 1992年製作、日本では1994年に公開されたバイオレンス・アクション。

 初公開時は未鑑賞であったが、リバイバル公開時に鑑賞したな。

 今回〝カリコレ2024〟にてリバイバル公開されたものを鑑賞。

 ロバート・ロドリゲスの初監督作品である。

 ある町に流れ着いたマリアッチが殺し屋と間違われ、命を狙われる騒動を描いている。

 刑務所にいたアズールが、かつての仲間であるモーリシオから殺し屋を差し向けられる。

 返り討ちにしたアズールは脱獄し、モーリシオの元に向かおうとする。

 モーリシオは更なる手下たちを送り込むが、アズールの写真などを渡すでもなく、いつも黒い服を着て、武器を入れたギターケースを持っているとだけ伝える。

 こうして同じ頃に町にやって来たマリアッチは、黒い服を着て、ギターケースを持っているがため殺し屋たちに狙われることになる。

 しかし、殺し屋に追われたマリアッチは、何とか機転を利かし、殺し屋たちを倒していく。

 果たして、マリアッチはこの危機から生き延びられるのか。

 アズールとモーリシオの対決の行方は。

 お約束のように、ふとしたことから2人のギターケースが入れ替わり、それが故お互い危機を乗り越えることができたりする。

 マリアッチは強いわけではなく、ほぼ偶然とラッキーで殺し屋たちを倒していく。

 ことの成り行きが興味深く、面白いバイオレンス・アクションであった。

 ラストは大団円というわけにはいかなかったな。

/5

監督:ロバート・ロドリゲス

出演:カルロス・ガラルド、コンスエロ・ゴメス、ヤイミ・デ・オヨス、ピーター・マルカルド、レイノル・マーティネス

於:新宿シネマカリテ


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