CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-221「鎮魂歌 たましずめのうた」(日本)

2024年07月27日 10時58分31秒 | 日本映画

顔洗ってこなきゃ

 都内に暮らす上原梨華という女性がこつ然と姿を消し、母親である上原鞠子から捜索の依頼を受けた探偵の大友諒人は、梨華の行方を追っていた。

 しかし捜索を続けるうちに、梨華を中心に結ばれた、いびつな交友関係が浮かび上がり、やがて梨華に関係する人々が次々と謎の失踪や死を遂げていく。

 正体不明の何者かに襲撃されながらも捜索を続ける諒人は、血塗られた真実とおぞましい恐怖にたどり着く。(「作品資料」より)


 〝劇場版 現代怪奇百物語〟の第5弾となるホラー・サスペンス。

 第4弾までは未見であったな。

 上原梨華という女性が行方不明となり、母親は探偵事務所に捜索を依頼する。

 探偵の大友が梨華の行方を追い、関係者にあたっていくが、なかなか手掛かりが掴めない。

 そんな中、恋人であったと言われる男が大友の目の前で怪死を遂げ、大友自身も何者かに襲われる。

 目を覚ました大友は、何故か梨華が通っていた学校にいる。

 そこで梨華に関係する人物と顔を合わせることになる。

 ホラー・テイストであるが、サスペンス性の方が高かったな。

 怪死を遂げる人物の様子や時折見える人影はホラー、解離性同一障害も絡んでおり、サスペンス性も高い。

 梨華の母親もどこかその態度に怪しいものを感じたな。

 果たして梨華はどこにいるのか、あるいはもう死んでいるのか。

 梨華の妹も登場するが、何かを知っている様子。

 また連続する怪死はどのように関係しているのか。

 クライマックスの展開と怪死の要因など判りづらかったかな。

 怖さは少なかったが、梨華の姿は怖かったな。

 最後には思わぬことが明らかになる。

 恐怖よりことの真相が興味深い作品だった。

/5

監督:松本了

出演:日向野祥、大滝紗緒里、黒木文貴、梅原サエリ、間瀬翔太、渡部大稀、日和ゆず、柏木椎名、長谷川千紗、大山大、脇田唯、荒岡龍星、高橋舞夏、福田雄介、大迫茂生、森羅万象

於:池袋HUMAX CINEMAS


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