今度はちゃんとバトンを渡したよ
高校時代、陸上部のメンバーの良きライバルとして競い合っていた大和、瑛次郎、賢、陸、勇吾、譲司。高校卒業後、それぞれの道を歩んでいた6人のもとへ、賞金総額1億円超えをうたった「逃走中」への招待メールが届く。
さまざまな思いや野望を抱える彼らはゲームへの参加を決め、6人は久しぶりの再会を果たす。
かつてのように6人協力してゲームに臨むかに思えたが、それぞれの事情から、高校時代の絆はすっかり失われていた。(「作品資料」より)
人気バラエティ番組をモチーフとしたサバイバル・スリラー。
東京を舞台とした〝逃走中〟に応募し、当選した高校時代の陸上部の仲間たち。
それぞれの想いを抱えての参加。
元陸上部という設定がゲームには活かされるのかな。
最初は普通に楽しんでいた参加者たちであったが、途中で運営が何者かに乗っ取られる。
そして、怪物のようなハンターに捕まると消滅してしまう。
これは、死ということか。
しかし、1人生き残った者には賞金100億が与えられる。
そんな中、陸上部の仲間であった大和たちはゲームを終わらせようと奮闘する。
正直、ゲームを乗っ取った者の目的が判りづらかった。
ハンターである怪物のようなモノはどうやって生み出されたのか。
消滅=死だとは思うが、その恐怖への緊張感も足りなかったな。
そんな中で、卒業後はばらばらになっていた大和たちが絆を取り戻していく様が描かれる。
その友情の部分を表すシーンが多く、それが故、緊張感が足りなかったのかなという印象だった。
最後は、2つのボタンがあり、片方を押せば賞金獲得、もう片方を押せば全てリセットされる。
果たして大和たちは、全てを取り戻すことが出来るのか。
最後にこの人物がボタンを押すことになるとは思わなかったな。
これは面白かったが、判断できるのかな。
本編前の〝映画泥棒〟がいつもと違ったが、これが本編にも使われていたな。
/5
監督:西浦正記
出演:川西拓実、中島颯太、木全翔也、金城碧海、瀬口黎弥、佐藤大樹、田鍋梨々花、川原瑛都、内田慈、笠原秀幸、長井短、本多力
於:グランドシネマサンシャイン池袋
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます