ニューヨーク・ヤンキースのスターター(先発)は、セントルイス・カーディナルスをリリース(解雇)されたシドニー・ポンソン。1番イチローをフォアボール(ウォーク)で歩かせ、マウンド上で緊張感が窺える。1-OUT後、3番ホゼ・ロペスも歩かせ、息をフウ~と吐くポンソン。移籍「初登板」初先発がヤンキースタジアムのマウンド、というのは相当なプレッシャー、だろう。ボルチモア・オリオールズ時代はマウンド上で「王」の如く君臨していた男だったが……
4番「最も怖い」ラウル・イバニェスを155㎞のファストボールでファーストファウルフライに打ち取り、ホッとしたのか、5番リッチー・セクソンへの初球=スライダーが(滅多に当らない)セクソンのバットに当たってしまい、レフトスタンドへ(第18号)3ランホームラン!
その裏ヤンキースも1点を返す。1-OUT1,2塁でシアトルの先発ジョエル・ピニェイロがワイルドピッチ! 【NHK】解説の長谷川滋利氏はキャッチャーの城島健司が体で止めにいこうとしなかったミスを指摘していた。この辺がキャッチャー城島への評価が意外に低い所以だろう。1-OUT2,3塁になって、4番ジェイソン・ジアンビーのセカンドゴロで「3対1」。
【2回裏】には先頭のアンディー・フィリップスへの初球、先発ピニェイロがすう~とストライクを取りにきた148㎞が真ん中高めに来て、これをレフトスタンドに放り込まれた。キャッチャーの城島はアウトサイドに構えていたのだが……この1球に関してはピニェイロのミス。「3対2」1点差に詰め寄る、4連勝中のヤンキース。
【5回表】先頭のユニエスキー・ベタンコートが三遊間を破って出塁。あまつさえ盗塁して、9番アダム・ジョーンズの進塁打(セカンドゴロ)で1-OUT3塁。ここで今シーズン得点圏打率の低い1番イチロー。前日(17日)も【9回表】1-OUT1,3塁でタイムリーが打てなかったイチローだが、ここは「1-2」に追い込まれながら、ボール2球を見極めて、難しい球をファウル2球で逃げて、8球目のインサイド高目の速球(151㎞)に詰まりながらも、センターの前に落として、貴重な追加点「4対2」とリードを2点差に拡げたのだが……
【9回裏】シアトルは予定通り“守護神”クローザーのJ.J.プッツを投入したが、先頭のフィリップスにライト線にダブル(2塁打)を浴びる。それにしても、若いフィリップスはよくやっている。ジアンビーをDHに専念させているのは見事な貢献、だ。
8番メルキー・カブレラは145㎞のフォーク(スプリッター)で空振り三振に仕留めたが、代打アーロン・ガイエルが150㎞をライト前に弾き返して、「4対3」1点差!
激しい雨が降り続く中、ホルヘ・ポサダの打席で(雨で滑ったか?)プッツがワイルドピッチ! ポサダは1,2塁間へヒット性の打球、セカンドのロペスが追いついて、雨で滑りながら、1塁へ送球! タイミングは「OUT」に見えたが、1塁塁審の判定は「セーフ」。VTRで見れば明らかな「OUT」だった。完全な誤審。これで抗議したマイク・ハーグローヴ監督は退場になり、1-OUT1,3塁で試合再開。ここで1番ジョニー・デーモンがセンターに犠牲フライを打ち上げて、「4対4」同点!! 塁審の誤審さえ無ければ、1点差でシアトルが逃げ切れていた試合だったのに……!!
雨による中断(2時間!)を挟み再開された試合は延長【11回裏】伏兵カブレラの第4号ウォークオフ(サヨナラ)ホームランでヤンキースの勝利。シアトルにとっては盗まれた勝利。ヤンキースにとっても思いがけず塁審からプレゼントされた勝利。これで5連勝! シアトルは4連敗! 2001年に116勝もして、勝ち過ぎたチームはその後、些細な「運」からも見放されてしまうものなのか?
イチロー適時打、マリナーズ雨中の激戦落とす (MAJOR.jp)
4番「最も怖い」ラウル・イバニェスを155㎞のファストボールでファーストファウルフライに打ち取り、ホッとしたのか、5番リッチー・セクソンへの初球=スライダーが(滅多に当らない)セクソンのバットに当たってしまい、レフトスタンドへ(第18号)3ランホームラン!
その裏ヤンキースも1点を返す。1-OUT1,2塁でシアトルの先発ジョエル・ピニェイロがワイルドピッチ! 【NHK】解説の長谷川滋利氏はキャッチャーの城島健司が体で止めにいこうとしなかったミスを指摘していた。この辺がキャッチャー城島への評価が意外に低い所以だろう。1-OUT2,3塁になって、4番ジェイソン・ジアンビーのセカンドゴロで「3対1」。
【2回裏】には先頭のアンディー・フィリップスへの初球、先発ピニェイロがすう~とストライクを取りにきた148㎞が真ん中高めに来て、これをレフトスタンドに放り込まれた。キャッチャーの城島はアウトサイドに構えていたのだが……この1球に関してはピニェイロのミス。「3対2」1点差に詰め寄る、4連勝中のヤンキース。
【5回表】先頭のユニエスキー・ベタンコートが三遊間を破って出塁。あまつさえ盗塁して、9番アダム・ジョーンズの進塁打(セカンドゴロ)で1-OUT3塁。ここで今シーズン得点圏打率の低い1番イチロー。前日(17日)も【9回表】1-OUT1,3塁でタイムリーが打てなかったイチローだが、ここは「1-2」に追い込まれながら、ボール2球を見極めて、難しい球をファウル2球で逃げて、8球目のインサイド高目の速球(151㎞)に詰まりながらも、センターの前に落として、貴重な追加点「4対2」とリードを2点差に拡げたのだが……
【9回裏】シアトルは予定通り“守護神”クローザーのJ.J.プッツを投入したが、先頭のフィリップスにライト線にダブル(2塁打)を浴びる。それにしても、若いフィリップスはよくやっている。ジアンビーをDHに専念させているのは見事な貢献、だ。
8番メルキー・カブレラは145㎞のフォーク(スプリッター)で空振り三振に仕留めたが、代打アーロン・ガイエルが150㎞をライト前に弾き返して、「4対3」1点差!
激しい雨が降り続く中、ホルヘ・ポサダの打席で(雨で滑ったか?)プッツがワイルドピッチ! ポサダは1,2塁間へヒット性の打球、セカンドのロペスが追いついて、雨で滑りながら、1塁へ送球! タイミングは「OUT」に見えたが、1塁塁審の判定は「セーフ」。VTRで見れば明らかな「OUT」だった。完全な誤審。これで抗議したマイク・ハーグローヴ監督は退場になり、1-OUT1,3塁で試合再開。ここで1番ジョニー・デーモンがセンターに犠牲フライを打ち上げて、「4対4」同点!! 塁審の誤審さえ無ければ、1点差でシアトルが逃げ切れていた試合だったのに……!!
雨による中断(2時間!)を挟み再開された試合は延長【11回裏】伏兵カブレラの第4号ウォークオフ(サヨナラ)ホームランでヤンキースの勝利。シアトルにとっては盗まれた勝利。ヤンキースにとっても思いがけず塁審からプレゼントされた勝利。これで5連勝! シアトルは4連敗! 2001年に116勝もして、勝ち過ぎたチームはその後、些細な「運」からも見放されてしまうものなのか?
イチロー適時打、マリナーズ雨中の激戦落とす (MAJOR.jp)
(4日・スカパー!ch.186)