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野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

城島の危機(13日)

2008-07-14 20:12:42 | Seattle Mairners
 今日(13日)前半戦の最後の試合だったのに、城島健司(シアトル・マリナーズ)に出番は無く……シーズン途中に新たに3年契約を結んだのに、その後のGM(ビル・バヴェシ)交代、監督(ジョン・マクラーレン)の解任で事態は一変! 若手育成の名目でルーキー(2年目)のジェフ・クレメントがスタメン起用され、城島はベンチ(ダッグアウト)あるいは(まさかの)指名打者(DH)での出場。

 スタメンで起用されるのは、比較的「相性」が良い左腕のジャロッド・ウォッシュバーンが先発(スターター)する日だけ。移籍のカルロス・シルヴァ、左腕エリック・ベダードの日はマスクを被らせてもらえないし、ナックルボーラーのR.A.デッキーの球は、城島が捕球に苦戦している。DL(故障者リスト)入りしていた“KING”フェリックス・ヘルナンデスには(一昨年から)露骨にサインに首を振られまくり、相性の悪さを露呈。

 結局、今シーズンは自慢の(アテネ五輪の4番!!)バッティングが不振(打率.213)で、スタメン落ちの口実を首脳陣に与えてしまっているが、それよりも何よりもスターター(先発投手陣)との相性、呼吸が合わない難点が、城島を「正捕手」の領域から遠ざけている、のだろう。
 スターターではないが、≪守護神≫(クローザー)J.J.プッツとの相性は抜群。プッツを一本立ちさせたのは、城島の功績だが、このプッツがDLから戻ってくれば、プッツ専用のキャッチャーとして、終盤に必ず起用されることなるかもしれない。復帰したプッツにそれだけの影響力、発言力があるかどうか、不明だが……

 いずれにしても、シアトルの方針は「正捕手」クレメント。今日(13日)も【7回表】に5号2ランホームランを放っている。バッティングが持ち味。後はキャッチングとリード面を試合に出場させることで「経験」を学ばせたいと考えているシアトル首脳陣。城島にとって不利な状況は(延々と)続く。
 恐らくシーズンオフにはトレードに出されることになるだろう(?)。早くて今月31日が<デッドライン>の“フラッグ・ディール・トレード”で放出か? そうなると、イチローの(唯一の!?)話し相手がいなくなるが……この際、イチロー派を一掃して、イチロー自身もトレードに出すかもしれない。トレードがメジャーリーグ「一」下手なシアトルのことだ。(血迷って)何をするか判らない。

城島も選択肢に マリナーズで次に放出されるのは? (MAJOR.jp)

マスクごしに見たメジャー―城島健司大リーグ挑戦日記