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野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

「メッツ、城島獲得を断念か」(18日・ニューヨーク)

2005-11-18 20:35:11 | Seattle Mairners
 これで城島健司(29)のシアトル・マリナーズ入りが濃厚になったと見るべきか。予定を変更して急遽、19日に日本に帰国予定。ニューヨークで城島の到着を待っていたニューヨーク・メッツの関係者は、3年前の中村紀洋≪ショック≫の“悪夢”が蘇ったことだろう。あれで日本人選手獲得に懲り懲りになればいいのに、その後も松井稼頭央を「高額」で買い、大損をしている。
 メッツには中南米ラインが確立しているだけに、ベンジー・モリーナ(プエルトリコ)やラモン・ヘルナンデス(ヴェネズエラ)獲得が妥当だろう。何よりも「エース」ペドロ・マルティネス(ドミニカ)がそれを望んでいるだろう。

 城島がマリナーズに入れば嬉しいが、しかしイチローと入れ違いにならなければいいが……その「発言」(チーム批判)が全米中に物議を醸しているようだが、いい方向に収まってくれれば、と思う。要するにマイク・ハーグローヴ監督と合わないのだろう。
 今シーズンをブッ契りで最下位に沈んだのだから、本来は監督か(あるいはGM)が責任を執るべきなのに、誰も責任を執らないから、火種がブスブス燻って、こんな形で飛び火してきた。しかし、クラブハウスとフィールドに「城島」という味方(相棒)が加われば、少しはイチローの立場も好転するだろう。現在は孤高の存在、か……。
MAJOR.JP

城島、マリナーズと接触(11日)

2005-11-13 13:04:44 | Seattle Mairners
 シアトルの地元紙は「2年800万ドル(約9億2000万円)」で合意すると報道。城島健司(29=ソフトバンクからFA)が3年契約に拘らなければ、シアトル・マリナーズに決まりそうだ。
 最大のライヴァルと見なされるニューヨーク・メッツは、ドミニカ共和国出身のオマー・ミナヤGMの「線」で(同じラテン系の)ベンジー・モリーナ(プエルトリコ)、ラモン・ヘルナンデス(ヴェネズエラ)獲得を最優先にしているから、城島はこの両者が獲れなかったときの「保険」としか見なしていないだろう。

 それに較べて、シアトルは城島の獲得しか考えていない。城島が獲得できなければ、当座を(今シーズン途中、サンフランシスコから獲得した)ヨービット・トレアルバ捕手(27)で凌ぎ、今年の6月のドラフト1巡目で指名した<プロスペクト>ジェフ・クレメント捕手(南カリフォルニア大学)の育成を急がせる方針だろう。

 城島は迷うことなく、真っ直ぐシアトルに進むべきだと思う。自分を一番必要としてくれているチームに行くべきだ。マネーゲームの荒波に漕ぎ出すべきではない。2年前、マネーゲームの荒波に分け入り、3年契約2000万ドル(約21億8000万円)でニューヨーク・メッツと契約し、レギュラーポジションも確保できず、苦しんでいる男がいる。
 ショートストップには、ホゼ・レイエスという<プロスペクト>がいたにも拘らず、レイエスをセカンドにコンヴァートするから、という甘言に乗せられ、結局ショート失格の烙印を押され、逆にセカンドにコンヴァートさせられ、屈辱を舐めている男……その男と同じ轍を踏んではいけない。
Seattle Mariners

イチローがヤンキースに移籍?(11日)

2005-11-12 20:26:39 | Seattle Mairners
 イチロー(シアトル・マリナーズ)のニューヨーク・ヤンキース移籍が実現すれば、ヤンキースの長年の悩みであるリードオフ(1番打者)の不在が解消される。現在は便宜的にデレック・ジーターが務めているが、本来はジーターは「2番」。ジーター1番なら、2番にA-RODや松井秀喜までもが担ぎ出され、「2番」の不在状況が続いた。
 イチローが1番ライトに座れば、懸案のセンターに松井を回し、右中間を日本人コンビで固めることが出来る。日本人ファンにとっては夢の布陣、試合を中継するNHKの衛星放送も1日1試合で済む。

 背番号「51」のバーニー・ウィリアムスも抜けたし、「51」番を背負える。シアトルではチーム内で浮いた存在になっているようだし、本当にイチローはチームを「出たい」と思っているのだろう。
 しかし、チームを離れれば、長年応援してくれたシアトルのファンが悲しむし、セーフコ・フィールドに帰ってくれば、A-RODのように<ブーイング>を覚悟しなければならない。それはイチローにとって「辛いこと」。それに耐えられるか? このオフ、自問自答の日々なのかも知れない。
MAJOR.JP

城島、夢のメジャーリーグへ(31日)

2005-11-01 14:14:24 | Seattle Mairners
 城島健司(福岡ソフトバンク・ホークス)は、メジャーリーグ移籍の条件に「正捕手」確約を挙げていたが、決して高いハードルではない。シアトル・マリナーズは「正捕手」ダン・ウイルソンも引退し、完全なる「正捕手」不在の状況。咽喉から手が出るほど欲しいだろう。城島獲得に失敗したら、スカウトの責任問題に発展するかもしれない。

 ニューヨーク・メッツも一応の「正捕手」だったマイク・ピアッツアとの長期契約が切れ、本人も来シーズンはDHのあるアメリカン・リーグでプレーしたがっている。恐らくロサンジェルス・ドジャース時代の恩師(?)マイク・ソーシア監督の元でプレーしたがっているのだろう。メッツも有力な候補だ。

 3番目に名前が挙がっているロサンジェルス・ドジャースは、今シーズン「正捕手」にニューヨーク・ヤンキースの<プロスペクト>だったディオナー・ナヴァーロを据え、来シーズンもレギュラー確実。城島獲得には乗り出さないだろうし、乗り出すべきではないし、城島も行くべきではない。
 しかし、GMポール・デポデスタも解任され、トミー・ラソーダ氏(オーナー特別顧問)の「線」から、ボビー・ヴァレンタイン監督「招聘」に動く可能性がある。そうなると、劇的にチーム状況は変わるが……

 選択肢がたくさんあって、迷うところだが、ここは迷うことなく、「一番」城島を必要としてくれているチームに行くべきだと思う。それはやはり、マリナーズ。チーム再建を目指すチームに力を貸して欲しい、と思う。そしてチームの不振に影響され、悩めるイチローを救って欲しい、と思う。悩める、という意味では、メッツの松井稼頭央も「悩める」男だが……どちらを救いに行くか? 
Major.jp

イチロー、5打数3安打の後先(17日・アメリクエストフィールド)

2005-09-19 14:03:42 | Seattle Mairners
 前日(16日)右足くるぶしにヒット・バイ・ピッチ(デッドボール)を食らって、17日の出場が危ぶまれたが、1番DH(指名打者)で元気に出場したイチロー(シアトル・マリナーズ)。第1打席でライト前ヒットで出塁し、初回の先制3点を演出した。そして第2打席では、あろうことか、セーフティーバント! 
 右足の負傷で逆に無警戒だったバッテリーをあざ笑うかのような、絶妙な転がし。第3打席でも右中間を突破するトリプル(3塁打)を放ち、3塁までランニング。右足は大丈夫そうだ。「超」全力では走れないのだろうが。

 バッティングでも(下半身に)余計な力が抜けて、スムースにバットが出たのかもしれない。一時期の松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)と同じで、これをきっかけにスランプから抜け出せるかも知れない。そう思っていたら、今日(18日)は「5打数1安打」。チームも「6対8」で敗れ、これでテキサス・レンジャーズに4ゲーム・スウィープを食らった。
 せっかくロスアンジェルス・エンジェルス(オブ・アナハイム)にHOMEで3タテを食らわして、波に乗ってきたと思ったのに、これでまた“お通夜のような”クラブハウス(?)。イチローの精神にも影響を及ぼすだろう。球審の判定に珍しく怒りを顕わにして、ダッグアウトから怒鳴っていたイチロー。こんなイチローを誰が救えるのか? 
Seattle Mariners

フランクリン、遠い7勝目…(13日・セーフコ・フィールド)

2005-09-15 22:10:08 | Seattle Mairners
 先発(スターター)のライアン・フランクリンが【7回表】2アウトまでロスアンジェルス・エンジェルス(オブ・アナハイム)を「0」に抑えていながら、4番ヴラディミール・ゲレーロ、5番ダリン・アースタッドに連打を浴び、1,3塁。ここで踏ん張れるか? 踏ん張れないだろうな、と思っていたら、打たれ出したら止まらないフランクリン。6番ベンジー・モリーナに詰まりながらもライト前に持っていかれ、「1対1」の同点に追いつかれた。

 6勝14敗のフランクリン。前半戦は序盤で試合を壊すパターンが続いたが、ここ最近は何故か安定して、クオリティー・スタートを続けているが、打線の援護が無く、勝ち星も増えなければ、負け星も増えない。そんな状態、連鎖が続いてたが、この日もそこから抜け出せなかった。【9回表】のマウンドにも上がったが、連打を浴び、ノーアウト満塁のピンチを残したまま「無念…」の降板。せめてもの慰めは、地元セーフコ・フィールドの観客から貰った盛大なスタンディング・オヴェーションだったか……

 その絶体絶命のピンチを2番手の左腕ジョージ・シェリル、3番手の速球派J.J.プッツが奇跡的に凌ぎ、そして迎えた【9回裏】。2アウトながら、2,3塁のチャンスを掴み、6番DH(指名打者)で起用され続けている若手のグレッグ・ドッブスが期待に応え、センター前にクリーンヒットを放ち、「2対1」サヨナラ(ウォーク・オフ)勝ち。歓喜のシアトル・ナイン。こういう若手が育ってくれて、来シーズンに戦える戦力になればいいのだが……。

 シアトルは今日(14日)もエンジェルスに「10対9」で競り勝ち、これでスウィープ(3連勝)。アメリカン・リーグ西地区、あるいはワイルドカード争いの「混線」に大きく関与する連勝を挙げた。残念なのは、イチローが目立たないことだが……セーフティー・バントでしかヒットを打てないのか? この3連戦は「1日1本」に終始した。
Seattle Mariners

さらば、ダン・ウイルソン(12日・シアトル)

2005-09-14 13:47:31 | Seattle Mairners
 今シーズンは5月に右膝靭帯断裂の手術をしたため、プレーを見られることはないと覚悟していたが、まさか現役引退してしまうとは……ダン・ウイルソン36歳。まだまだ若い。来シーズンは城島健司(現・福岡ソフトバンクホークス)の教育係として(勝手に)期待していたのだが……ダンがいなくなったら、城島の教育係(MLB版・若菜嘉晴)は誰が務めるんだ? (まだ言ってる)

 2000年の佐々木主浩のシアトル・マリナーズ入団から始まった日本のMLBファンのシアトルへの注目は、2001年のイチローの加入でさらに拍車が掛かり、当時から正捕手のウイルソンは日本のファンにもお馴染みのキャッチャーだった。主に8,9番を打って、1番イチローに繋げる大事な役目を果していた。ウイルソンが欠場しだしてから、シアトルの転落は早まった。イチローが言うように重要なチームリーダー、だったのだろう。
 クラブハウス・リーダーだったマーク・マクレモア(引退)、マイク・キャメロン(ニューヨーク・メッツ)が抜け、「若きエース」フレディ・ガルシア(シカゴ・ホワイトソックス)も抜け、エドガー・マルティネス(引退)、ブレッド・ブーン(ミネソタ・ツインズ)も去り、チームはガタガタ、だ。これを建て直すには……相当な時間がかかりそうだ。クリーヴランド・インディアンスのような、何か年計画が必要になる。
Seattle Mariners

フランクリン14敗目…(29日・シアトル)

2005-09-02 22:10:28 | Seattle Mairners
 先発(スターター)ライアン・フランクリンが【5回表】まで2失点に抑えながら、【6回裏】に代わった2番手。左腕マット・ソーントンが、5番「絶好調」ジェイソン・ジオンビーにこの日2本目、2試合連続となる逆転3ランホームランを浴び、「5対4」。
 せっかく初回にイチローのリードオフ(先頭打者)ホームラン(14号)で先制し、「5対2」とリードしながら、結局「7対4」で逆転負け。A-ROD(アレックス・ロドリゲス)にブーイングして頑張っていた、シアトル・セーフコ・フィールドのお客さんも(さぞ)ガッカリしたことだろう。

 フランクリンはこれで14敗目(6勝)。いつもは立ち上がりで試合を壊すフランクリンが、ニューヨーク・ヤンキースの2番・松井秀喜からファストボール(148㎞)で空振り三振を奪うなど「快調」に飛ばしていたのに、この結果。来シーズンは先発ローテーションに名前が残っているのか? 
 薬物検査で引っ掛かり、出場停止も食らった。“大魔神”佐々木主浩(横浜ベイスターズ引退)と仲が良かった。ベイスターズの外国人候補にも名前が挙がった。来シーズンは案外、日本のプロ野球で投げているかもしれない。あのファストボールなら、日本ではスタンドへは飛ばされない(だろう)。それとも(やはり)薬物の「キャリア」は敬遠されるか? 
Seattle Mariners

震度6弱の地震と19歳のフェリックス・ヘルナンデス(15日・シアトル)

2005-08-17 13:39:00 | Seattle Mairners
 19歳のフェリックス・ヘルナンデス(シアトル・マリナーズ)、日本(NHK-BS1)初登場。大いに注目していたのだが、初回(カンザスシティー・ロイヤルズの)先頭打者(デヴィット・デヘースス)にいきなりアウトサイド低目の速球でストライク! スピード表示こそ出なかったものの、その球威に唖然……この1球で魅了された。背番号「59」。まさに「剛球」。
 2球目(96MPH)(155㎞/h)でファウル。3球目(97MPH)(157㎞/h)高めの速球でファウル。ファウルするのが精一杯、だ! 4球目カーヴ(83MPH)(134㎞/h)でタイミングを狂わせ、ファウル。5球目(97MPH)(156㎞/h)アウトサイド低目のボール球(ツーシーム)を振らせて、空振り三振! 見事なピッチング! デヘーススも風船を膨らませて引き下がるしかない。

 2番チップ・アンブレスにも初球と2球目(97MPH)(156㎞/h)ストライク奪取。コントロールも抜群に「いい」。こんないいピッチャー、久しぶりに見た。3球目(98MPH)(158㎞/h)はインサイドに低く外れて、4球目のカーヴ(84MPH)(134㎞/h)で見逃し三振! 3番「主砲」マイク・スウィーニーには初球カーヴ(83MPH)(134㎞/h)でストライク。2球目(158㎞/h)アウトサイド低目を打たせて、セカンドゴロ。「19歳」とは思えない≪貫禄≫でダッグアウトに引き揚げる。

【2回表】4番エミル・ブラウンにも「1-2」に(96MPH)(156㎞/h)で見逃し三振! 5番テレンス・ロングは初球を打たせて、セカンドゴロ。セカンド、キューバ人のユニスキー・ベタンコートの好守に助けられる。6番エンジェル・ベロアには初球をレフト前に持って行かれるが、7番マーク・ティーエンをセンターフライに討ち取って、難なく3アウト。ユニフォームの上着を出して、みっともないが、それが彼のスタイルか?

【2回裏】シアトルが7番マイク・モースの先制2ランで「2対0」。その後、11時46分頃の震度6弱(宮城県南部)の地震で地震速報に切り替わり、MLB中継も中断。ヘルナンデスの快投も「中断」。中断中の【5回裏】にシアトルが4連打で2点を追加して、「5対0」。「15連敗」中のカンザスシティー相手に「4連敗」中のシアトルが「光明」を見出す。
【8回裏】にはイチローの2ラン(11号)で「10対1」。ヘルナンデスは8イニングスを投げて、3安打11三振を奪う快投。素晴らしかった。【9回裏】にベテラン、ジェフ・ネルソンが2失点していたのには呆れたが。世代交代を感じさせるマウンド。「13対3」でシアトル圧勝! 
Seattle Mariners

フェリックス・ヘルナンデス初白星!(9日・シアトル)

2005-08-11 11:47:40 | Seattle Mairners
 19歳のフェリックス・ヘルナンデス(シアトル・マリナーズ)が、メジャーリーグ初勝利! イチローが「ワクワクするピッチャー」って、どんなピッチャーなのだろう? 昨日の試合はまたしてもTV中継がなく(NHK-HVでは生中継)、シアトルの<トップ・プロスペクト>(有望株)のピッチングを見ることが出来なかった。
 イチローが「松坂大輔(西武ライオンズ)」の名前を出して絶賛するピッチャー。早く見てみたい! シアトルの“救世主”になれるか? ラファエル・ソリアーノ(25歳)がDL(60日間)から戻ってくれば、この二人でシアトルの未来は切り開ける!!
Seattle Mariners