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野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

ロサンジェルス・ドジャース【2006】戦力分析

2006-02-05 21:35:57 | Los-Angeles Dodgers
【スターター】デレック・ロウ ブラッド・ペニー
オダリス・ペレス ブレット・トムコ ジェイ・セオ
【セットアッパー】イェンシー・ブラゾバン ダニス・バエス
ランス・カーター D.J.ホールトン 斎藤隆(予定)
【クローザー】エリック・ガニエ

 一応の「エース」だったジェフ・ウィーヴァーが抜け、その代わりにサンフランシスコ・ジャイアンツからトムコ、ニューヨーク・メッツから韓国人のセオが加入。手堅い補強だと思う。ドジャーブルーが似合わない、ペニーとロウを軸に【スターター】は安定。
【セットアッパー】には、タンパベイ・デヴィルレイズのクローザー、バエスを獲得。これで【クローザー】ガニエに繋ぐ重要な戦力を手にした、と慶賀すべきか、それともガニエ放出のお膳立てが整った、と解釈すべきか?
 前・横浜ベイスターズの斎藤隆がマイナー契約を結ぶ予定で、そうなるとガニエ放出の際は【セットアッパー】として期待されるだろう。斎藤はドジャーブルーが似合うだろう。日本人は似合うに決まっている!?

1番ショート ラファエル・ファーカル (シーサー・イズタリス)
2番センター ケニー・ロフトン (リッキー・レディ)
3番ファースト ノーマ・ガルシアパーラ
4番セカンド ジェフ・ケント
5番ライト J.D.ドリュー (ホセ・クルーズ)
6番レフト ジェイソン・ワース (ジェイソン・レプコ)
7番キャッチャー デオナー・ナヴァーロ (サンディー・アロマー)
8番サード ビル・ミラー (オスカー・ロブレス)

 新加入のガルシーアパーラが(全盛期のように)打ちまくって、3番に定着すれば、いい打線になるが……本来クラッチヒッターで、昨シーズン29本塁打のケントが「4番」を打たざるを得ない苦しさ……究極のピストル打線という気がする。今流行の“スモール・ベースボール”を敷衍させることができれば、チームの浮上も望める、が。
 それにしても、サードはロートル(ベテラン)ミラーか……中村紀洋(現オリックス・バファローズ)がもう少し辛抱して、メジャーリーグにアジャストを試みれば、今シーズン、ポジションが手に入ったかもしれない。残念、だと思いたい。そういえば、中村ノリはドジャーブルーが似合っていたとは言い難かった……

斎藤隆がドジャース入りへ マイナー契約との見通し(MAJOR.jp)

ガルシアパーラ、ドジャースへ(18日・ロサンゼルス)

2005-12-19 14:02:41 | Los-Angeles Dodgers
 1999年と2000年に首位打者(リーディング・ヒッター)になったノーマ・ガルシアパーラ(シカゴ・カブス)。当時はデレック・ジーター(ニューヨーク・ヤンキース)、アレックス・ロドリゲス(当時テキサス・レンジャーズ)と、ショート・ストップの“三羽烏”的存在で、これにミゲル・テハーダ(当時オークランド・アスレティックス)を加えて、アメリカン・リーグのショート・ストップは群雄割拠、オールスターゲームの選出に難儀した。

 そのガルシアパーラが「名門」ロスアンジェルス・ドジャースへ。しかし、ショート・ストップにはFAで獲得したばかりのラファエル・ファーカル(前アトランタ・ブレーヴス)がいるから、ファースト(1塁手)にコンヴァートされるらしい。日本の阪神タイガースのアンディー・シーツと同じ趣旨か?
 そして、DL入りしているショートのシーザー・イズタリスが、来シーズン途中に復帰すれば、イズタリスをセカンドにコンヴァートして、ジェフ・ケントをファーストへ。ガルシアパーラを今度は外野へコンヴァートするらしい。手の込んだ獲得劇、だ。

 しかし、そうなると、今シーズン途中にショート・ストップのレギュラーに定着したオスカー・ロブレスはどうなる? メキシコ出身の29歳、背番号「13」。今シーズンようやくメジャーリーグにデビューして、DL入りしたイズタリスに代わり、レギュラーに定着していたのだが……
 GMが交代すれば、こういう混乱が起きる。監督もフレデイ・リトル(前ボストン・レッドソックス)に代わり、来シーズンのドジャースはどうなる? 前GMのポール・ディポデスタがチームをメチャクチャにして、去って行った。この収拾をどう図るか?

ガルシアパーラはドジャースへ 1年契約に合意(MAJOR.JP)

トレーシー解任(3日・ロスアンジェルス)

2005-10-05 21:10:58 | Los-Angeles Dodgers
 ロスアンジェルス・ドジャースのジム・トレーシー監督(49歳)が「解任」されてしまった。予想されたことだが、しかし、今シーズンは主力選手に故障者が続出。クローザーのエリック・ガニエに筆頭に、1番シーサー・イズタリス、2番ジェイソン・ワース、3番J・D・ドリュー、5番ミルトン・ブラッドリー、6番ホゼ・ヴァレンティン等が入れ替わり立ち代わり、故障に見舞われ、戦線離脱。これでは戦えない。

 昨シーズン、ディヴィビジョン(地区)優勝したが、今シーズンは71勝91敗で西地区4位。とても、トレーシー監督に責任があるとは思えないが、そこはシビアー。誰かが責任を取らなければならない。本来はこの戦力をお膳立てして、チームを作り変えようとして、見事に失敗した、GMポール・デポデスタ氏が負うべき責任だと思うが……。
 しかし、日本人メジャーリーガーも去り、ドジャースは日本人からも愛されなくなっただろう。このまま「遠い」チームに成り果てるだけか……。
LA Dodgers