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野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

黒田~斎藤で初の日本人リレー!(21日・ドジャースタジアム)

2008-05-23 20:56:34 | Los-Angeles Dodgers
 先発(スターター)の黒田博樹(ロサンジェルス・ドジャース)が【8回表】まで(5安打)2失点に抑えて、【9回表】から「即」斎藤隆への日本人リレー。成功すれば、これが史上初になるらしい。しかし、今まで2度も黒田の勝ち星を消してきた斎藤。気合が入っただろうし、プレッシャーもあっただろう。
 今まで2度の失敗も、その気合とプレッシャーが邪魔をして、セーヴに失敗してきたのだろう。果たして今度はどうか? しかし今回は「5対2」3点のリード。斎藤にとっては≪平常心≫が割って入れるマウンドになった、だろう。

 先頭のケン・グリフィーJR.をインサイドの速球で詰まらせて、サードファウルフライ! 4番ブランドン・フィリップスには全て速球(ファストボール)勝負で「2-2」まで追い込み、1球フォークがすっぽ抜けた後、ど真ん中の速球(93mPH)で空振り三振! これぞ男の本懐!! 
 打たせて取るピッチングの黒田にはなかなか、こういう斎藤のような≪痛快さ≫(爽快感)はないのだが……だからチョッと地味。出自が、広島東洋カープだから、仕方がないか……打線の援護がなかなか貰えないのも、それが原因とは思いたくないが。
 5番「一発屋」アダム・ダンにも速球勝負! 2球には(慎重に)スライダーを配して、最後は速球(93MPH)で詰まらせて、ボテボテのサードゴロ。斎藤のガッツポーズと笑顔が久々に弾けた。
 横浜ベイスターズと広島カープ。同じセントラル・リーグという以外、二人に然(さ)したる接点はなかったはずだが、メジャーリーグの大舞台で「縁(えにし)」が結ばれた。

黒田お待たせ2勝目、斎藤との勝利リレーもついに実現 (MAJOR.jp)

自己再生―36歳オールドルーキー、ゼロからの挑戦

黒田も衝撃のデビュー!(4日・ペトコパーク)

2008-04-05 20:26:43 | Los-Angeles Dodgers
 遂にこの日が来た、黒田博樹(ロサンジェルス・ドジャース)メジャーリーグ初登板(初先発)の日。【3回裏】2-OUTまでパーフェクトに抑えて、ひょっとしたら、ノーヒッターもあるか? それくらい完璧なピッチングだったが、9番ピッチャー(ジャステイン・ジャマーノ)にライト前ヒットを打たれ、≪夢≫潰えた。

 味方打線がなかなか追加点を取ってくれなくて、【6回裏】にブライアン・ジャイルズに≪メジャーの洗礼≫ライトスタンドに叩き込まれて、「1対1」同点に追いつかれた。せっかく、ここまで好投を続けてきたのに、勝利投手すら逃してしまうのか? と危惧したが、【7回表】打線が爆発して、一挙6点を奪って、「7対1」! 

「1対0」で推移している時には、沈黙した打線が(黒田が)同点に追いつかれた途端、猛攻に転じた。黒田が(もはや)LAの新しい「エース」? チーム全体で、そう感じたのかもしれない。そう思わせるだけの、黒田の鉄壁のピッチングだった。
 結局7イニングスを投げ切って、球数「77」。シュートを駆使して、打たせて取るピッチングが冴えまくった。メジャー初登板(初先発)で初勝利! 先日(31日)の福留孝介(シカゴ・カブス)に続く“ジャパニーズ・センセーション”≪衝撃≫を全米に与えただろう。 

黒田、メジャー初登板で初勝利! 7回1失点 (MAJOR.jp)

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黒田、無難な全米デビュー!(29日・キシミー)

2008-03-02 23:01:55 | Los-Angeles Dodgers
 黒田博樹(ロサンジェルス・ドジャース)のオープン戦(スプリング・トレーニング)初登板の試合が【NHK】(衛星)で中継されているのを知らなくて(土曜日の午前11時~12時)すっかり見逃してしまった。結果は2回(1安打)零封。相手が「あの」アトランタ・ブレーヴスで、しかも「あの」チッパー・ジョーンズとも対戦したらしい。チッパーもレフトフライに討ち取って、全米(@ESPN)デビュー完了。少なからぬ≪衝撃≫を与えているらしい。

 そういえば昨日(現地29日)は日本人投手が続々登板して、ほぼ全員。2年目の松坂大輔岡島秀樹(ボストン・レッドソックス)は「順調」で、≪復活≫した野茂英雄(カンザスシティー・ロイヤルズ)は井口資仁(サンディエゴ・パドレス)と対戦(センターフライ)。
 藪恵壹(サンフランシスコ・ジャイアンツ)も福留孝介(シカゴ・カブス)をセンターフライに打ち取って、ルーキーの小林雅英(クリーヴランド・インディアンス)も(何とか)無失点デビュー。上々の滑り出しだったが、(同じく)元阪神タイガースの「エース」井川慶(ニューヨーク・ヤンキース)は大学生(南フロリダ大)に満塁弾を浴びて(4失点)、高津臣吾(シカゴ・カブス)も1被弾……明暗を分けた。(総浚い)

黒田の初登板に称賛相次ぐ トーリ監督は緩急に注目 (MAJOR.jp)

確信

黒田、3年40億円でドジャース!(16日・ロサンゼルス)

2007-12-17 13:09:28 | Los-Angeles Dodgers
 遂にこの日が来てしまった。黒田博樹(広島東洋カープFA)、ロサンジェルス・ドジャースと正式契約(3年約40億円)。背番号は「18」。成田空港から飛び立つ直前まで言葉を濁していたので、「ひょっとしたら?」があるのかな、と思っていたが、一切無かった。だったら、言葉を濁す必要はなかった、と思うのだが。
 黒田の獲得を(来シーズンの)補強の“切り札”に考えていた、シアトル・マリナーズは「再考」を余儀なくされている。これから、どうするのだろう? 

 スターター(先発)ヘルナンデス(14勝)、バティスタ(16勝)、左腕ウォッシュバーン(10勝)の3人は決定。後2人が足りないのだが、ここはまず今シーズン、ルーキーで中継ぎ(セットアッパー)エースの重責を担った、ブランドン・モロー(60試合登板)を本人の希望通り先発に回して、5人目を韓国人の白嗟承(4勝)か若手左腕3人衆のオフラハティ(7勝)とフィーラベンド(1勝)とローランド・スミス(1勝)の成長に期待するしかないだろう。

ドジャース入り黒田、「胸熱くなった」=3年40億円、背番号18-米大リーグ (MAJOR.jp)

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A・ジョーンズ、ドジャースへ(6日)

2007-12-07 19:19:40 | Los-Angeles Dodgers
 ウソみたいなホントの話だが、今シーズンのアトランタ・ブレーヴスには、A、B、C・ジョーンズが揃っていた。しかし今回「A」アンドリュー・ジョーンズがFA(フリーエージェント)で、ロサンジェルス・ドジャースに去って、せっかくのトリオも1年で解体……何とも残念な話だ(?)。まさかシアトル・マリナーズの<トップ・プロスペクト>アダム・ジョーンズを引っ張って来て、トリオ再結成を狙っているハズも無いだろうが……!? 

 ドジャースは(外野手の)センターのホアン・ピエールの肩の≪弱さ≫が「難点」の一つだったが、これで解消。アンドリューの肩の≪強さ≫は筋金入り(『ゴールドグラヴ賞』10回!!)。これでピエールをレフトに回せて、ライトは若手のアンドレ・イーシアマット・ケンプに競わせるのだろう(?)。
 ドジャースは良い補強をした。ベテランの“ゴンゾー”ルイス・ゴンザレスが去った代わりに、アンドリューがセンターに入った。これで攻撃陣の補強は≪完璧≫(終了?)。次は、投手陣。日本人の黒田博樹(広島東洋カープFA)は何が何でも欲しいのだろうが……(シアトルに譲れヨ!!)

Aジョーンズ、2年40億円でドジャースへ (MAJOR.jp)

自己再生―36歳オールドルーキー、ゼロからの挑戦

トーリ監督、ドジャースに電撃移籍?(30日・ニューヨーク)

2007-11-01 13:14:04 | Los-Angeles Dodgers
 “A-ROD”アレックス・ロドリゲスが「そこまで」ジョー・トーリ監督を慕っているとは思わなかった。トーリ監督のロサンジェルス・ドジャース移籍が有力になった今、A-RODもLAへの移籍を決意? 「あそこ」には親友のノーマ・ガルシアパーラがいるし、本来の付けたい背番号「3」は「空いている」し、これで「決まり」だな(?)。

 難点を言えば、ポジションのサード(3塁手)には、その親友のガルシアパーラがいるから、それは問題。今シーズン、若手のジェイムス・ロニーの急成長で、本来のファースト(一塁手)のポジションを譲ったガルシアパーラ。またファーストに戻って、若手(ロニー)に外野手に戻ってもらうか? 
 それとも、A-RODが本来のショートストップに戻るか? あるいはA-ROD同様に元々はショートストップのガルシアパーラが戻るか? (そのショートには、ラファエル・ファーカルがいるが)

ヤンキース前監督が電撃移籍へ! 「ドジャースと合意」と米紙 (MAJOR.jp)

井口の一発で斎藤に34セーヴ!(23日・シチズンズバンク・パーク

2007-08-24 21:53:34 | Los-Angeles Dodgers
【NHK】(BS-1)が珍しく「ロサンジェルス・ドジャース@フィラデルフィア・フィリーズ」(3連戦)を22日から3日間(連続)放送していた。初日こそ松坂大輔(ボストン・レッドソックス)先発試合と重なり、深夜(録画)枠に追いやられたが、昨日(23日)今日(24日)と中継。本当は、シアトル・マリナーズの対テキサス・レンジャーズ(前日30得点!!)初戦を中継して欲しかったのだが、しかし井口資仁(フィリーズ)がホームランを放ち、斎藤隆(ドジャース)が登板し、溜飲は下がった。 

「1対1」の投手戦の展開から【7回表】にドジャースが1点を勝ち越して、【8回表】にも3点を加点して、「5対1」。こうなると<セーヴ・シチュエーション>ではなくなり、斎藤が登板しなくても……という展開になりかけたが、そんな状況を救ったのが、【8回裏】の井口の一発! ドジャースの2番手「エース」セットアッパー、ジョナサン・ブロックストンの速球をライトスタンド(ポール際)に弾き返して、第2号(今シーズン通算8号)ソロホームラン! これで「5対2」3点差になって、<セーヴ・シチュエーション>復活! そして【9回裏】のマウンドへ斎藤が上がる。 

 先頭の4番「本塁打王」ライアン・ハワードに初球ズバッと速球でストライク! 2球目カーヴで意表を突いて、2ストライク! 「1-2」になった5球目に≪伝家の宝刀≫スライダーを縦に揺らして落として、空振り三振! 
 5番(元シカゴ・ホワイトソックス)アーロン・ロワンド(オールスター初出場)には高めの速球(釣り球)を3回振らせて、空振り三振! そして最後の打者は6番グレッグ・ドブス(元マリナーズ)。彼は要注意な左打者、だ。彼がいる為に、セカンドに(レギュラー)チェース・アトリーが(DLから)戻ってきた後の井口のサードへのコンヴァート案が一笑に付される。 
 今シーズンようやくにして、レギュラーを獲った彼が、サードベースに自分の足を縫い付けているから、井口は手出しを許されない。井口は暫くしたら(アトリー復帰後は)スタメンから名前が消えることになるのだろう(?)。 
 そのドブス。日本人・斎藤に「1-2」に追い込まれるが、4球目の速球を弾き返して、強烈なピッチャーゴロ! 斎藤がグラヴで弾き落として、1塁に送球して、ゲームセット! 見事な体捌き、グラヴ捌きだった。アメリカや中南米の投手なら、身体(脚)で打球を止めようとするが、さすがは元内野手の斎藤。【NHK】の解説者(村上雅則氏)は反応していなかったが、「通」を唸らせるプレーだった。 

井口が移籍後2本目のアーチ、斎藤34セーブ目 (MAJOR.jp)


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斎藤、LA対決を制して、19セーヴ!(15日・ドジャースタジアム)

2007-06-28 13:21:37 | Los-Angeles Dodgers
 サンディエゴ・パドレス戦(5日~7日)に3連敗、<インターリーグ>のトロント・ブルージェイズ戦(8日~10日)に2連敗した後、ニューヨーク・メッツ戦(11日~13日)には3連勝して、浮き沈みの激しいロサンジェルス・ドジャース。15日からは<インターリーグ>同じロサンジェルスのエンジェルスとの<ハイウェイ・シリーズ>3連戦。

 その初戦(15日)ドジャースのデレック・ロウとエンジェルスのアーヴィン・サンタナの投げ合いで【6回表】まで「0対0」。【6回裏】ドジャースは先頭のラファエル・ファーカルがショート前へのドラッグバントで出塁して、2番ホアン・ピエールも三遊間を抜いて、1-OUT後、5番「ベテラン」ルイス・ゴンザレスがセンター前に落として、先制点! (「2対0」) 

【7回表】エンジェルスも『オールスターゲーム2008』ファン投票(中間発表)外野手部門1位、ヴラジミール・ゲレーロがライトフェンスを越える、グラウンドルール・ダブル(エンタイトル・ツーベース)を放って、1-OUT後、5番ケーシー・コッチマンがセンター前に運んで、「2対1」1点差に迫る。

 ドジャースは【8回表】を「エース」セットアッパー、ジョナサン・ブロックストンに繋いで、【9回表】は1点差の痺れる場面で“守護神”(クローザー)斎藤隆の投入。エンジェルスは2番オルランド・カブレラからの(願ってもない)好打順。斎藤は「2-2」に追い込みながら、巧打者カブレラにファウルで粘られるが、内角低めに速球(95MPH)をズバッと決めて、見逃し三振! 

 そして3番ゲレーロとの対決……一発のあるゲレーロに初球=スライダーで空振り! 2球目は同じ球を見送られたが、3球目の速球(95MPH)で「1-2」に追い込んで、最後はスライダーを打たせて、センターフライ! “怪物くん”に完勝!
 4番ゲーリー・マシューズJRにも初球=スライダーと速球(93MPH)で「0-2」に追い込むが、3球勝負に行った(?)速球(94MPH)を叩きつけられ、ピッチャー斎藤の頭上を越す(セカンド)内野安打!

 同点のランナーを許し、一打逆転の場面で【7回表】にタイムリーヒットを放った5番コッチマン。斎藤は1球、さらには2球ピックオフ(牽制球)を投じて、間を置き、帽子を取って汗を拭う。緊張の場面……初球=「ボール}(95MPH)の後、キャッチャーがマウンドに行き、さらに間を置くバッテリー。斎藤は大きく息を吐く。
 2球目(93MPH)3球目(93MPH)ファウルで「1-2」追い込んで、最後も速球(93MPH)勝負でピッチャーゴロ、しかし、これを斎藤がグラヴに当てて、キャッチできずに内野安打! 1-OUT_1,2塁になって、ピンチは継続する。

 ここでピッチングコーチがマウンドに上がり、斎藤にアドヴァイス。バッターは6番に下がっているが、かつての4番バッター、ギャレット・アンダーソン。初球=カーヴで入って、目先を変えた斎藤。ピッチングコーチのアドヴァイスの効用か。2球目の速球(92MPH)を打たせて、セカンドゴロ! ベースカヴァーに走った斎藤のガッツポーズが炸裂して、試合終了! 
 斎藤の19セーヴ目を喜びつつ、しかし往年のアンダーソンの≪凄さ≫を知っているだけに、寂しさを感じさせた、この打席。

斎藤が19セーブ目 ピンチ招くも切り抜ける (MAJOR.jp)

斎藤隆、復活の17セーヴ!(11日・ドジャースタジアム)

2007-06-15 22:14:31 | Los-Angeles Dodgers
 首位転落のロサンジェルス・ドジャース。「ライヴァル」サンディエゴ・パドレスに「まさか」の<スウィープ>(3タテ)を喫し(5日~7日)、<インターリーグ>トロント・ブルージェイズ戦(8日~10日)も「HOME」で「1勝2敗」で負け越し。すっかり意気消沈したチームを盛り上げたのは、「侍コスプレ」をした斎藤隆だったらしい。その効果が出るか? ニューヨーク・メッツ3連戦(10日~13日)その初戦。

 しかし初回いきなりメッツに2点を先制される苦しいスタート。そしてメッツのスターター(先発)は、防御率(ERA)1.94の“エル・デュケ”(皇帝)オーランド・ヘルナンデス
【4回表】にも1点を追加され、GAME(試合)を支配している≪王者≫メッツ。≪侍≫の出番は今日はないように思えたが、【4回裏】一挙3点を奪ったドジャース打線! 「3対3」のタイ・スコアで試合は進行する。

 均衡を破ったのは、ドジャース【6回裏】先頭の「ベテラン」ルイス・ゴンザレスが右中間を破って(1-OUT後)7番ジェームス・ローニーが左中間フェンスにぶつけて、「4対3」勝ち越し! 
 8番トニー・アブレイユのスクイズは見破られるが、キャッチャーのポール・ロデューカの1塁への送球が反れて、2-OUT_3塁。ここで代打ウィルソン・ベテミットがセンター前へ(ポテン)ヒットを放って、「5対3」! 

 こうなったら、ドジャースの<勝利の方程式>。【7回表】をチャド・ビリングスリーが担当して、【8回表】はジョナサン・ブロックストン。速球派の若手二人が繋いで、最後は≪侍≫=守護神(クローザー)斎藤の出番。ここまで24試合に登板して、1勝0敗16セーヴ、防御率(ERA)1.80。

【9回表】先頭のホゼ・ヴァレンティンが初球(スライダー)を打ってくれて、セカンドゴロ。続く代打ルーベン・ゴータイには「94MPH」「90MPH」「94MPH」3球続けて、ファストボールを投げて、スライダー狙いのゴータイの裏を掻いて、3球(見逃し)三振! お見事!! 
 最後の打者、代打リッキー・レディにはスライダーを混ぜて、「2-1」になるが、速球(94MPH)でファウルを打たせて、「2-2」に追い込んで、スライダーを挟んで(ファウル)最後は渾身のストレート(92MPH)で空振り三振! 右手を高々と上げて、10日ぶりのセーヴを挙げた。

斎藤、1イニング2K! リベンジ果たす17セーブ目 (MAJOR.jp)

斎藤隆、仁王のガッツポーズで13セーヴ!(16日・ドジャースタジアム)

2007-05-19 21:04:00 | Los-Angeles Dodgers
 セントルイス・カーディナルスの「3対2」1点リードで迎えた【5回裏】2-OUT_1,3塁で、代打ウィルソン・ベテミットがセンターバックスクリーンに3ランホームランを叩き込んで、「5対3」ロサンジェルス・ドジャースが逆転に成功! 【7回表】セントルイスも1点を返して「5対4」1点差で迎えた【9回表】ドジャースのマウンドには守護神(クローザー)斎藤隆が上がった。

 先頭のホアン・エンカルナシオンをスライダーを引っ掛けさせて、ショートゴロに打ち取ったが、ショートストップのラファエル・ファカールの送球が高く浮いて(内野安打)0-OUT_1塁。
 そして迎えるは3番「主砲」アルバート・プホルス。一発が出れば逆転の痺れる場面だが、斎藤は強気にストレート勝負で忽ち「0-2」に追い込み、3球目もストレートを投げ込むが、直前に長い間合を嫌ったプホルスが「タイム」を要請して、ノーカウント。球審が無視していれば、3球三振だった。仕切り直し後は意表を突く(?)スライダーの連投で見逃し三振! 翻弄されたプホルス……1-OUT。

 5番「一発のある」スコット・ローレンにも速球の連投で忽ち「0-2」に追い込んで、3球目のスライダーを引っ掛けさせて、ボテボテのショートゴロ! 2塁は封殺、1塁は「セーフ」になって、2-OUT_1塁。
 最後のバッター、“赤髭”スコット・スピージオには「2-0」「3-1」とボール先行するが、いずれもど真ん中に速球を投げ込んで、「3-2」にして、最後も速球(94MPH)を詰まらせて、サードへのファウルフライ! 
 その瞬間、斎藤、両手を掲げて、渾身のガッツポーズ! いかに厳しい場面だったか、その動作に表れている。初めて見せる“仁王”のようなガッツポーズ! 正(まさ)に“守護神”。試合後、本人は照れて「恰好が悪かった」と述懐しているが、地元LAの観客(ファン)はそうは思っていないだろう。これで(23試合連続)13セーヴ!! 

 相手=セントルイスの監督トニー・ラルーサは、今年のオールスターゲーム、ナショナル・リーグの監督。そのセントルイス相手に2試合連続セーヴを挙げて、これ以上ないアピールになっただろう。ここまで18試合に登板して、1勝0敗13S防御率(ERA)1.42。申し分のない数字(成績)だ! 

斎藤、走者許すも無失点で13セーブ目 田口はノーヒット (MAJOR.jp)