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野球少年は夢を見る…MLB篇

Major League Series 2022

日本、準決勝進出、決まってしまった!(16日・エンジェルスタジアム)

2006-03-17 13:41:38 | WBC
 日本の準決勝進出が決まってしまった! まさかメキシコがアメリカに勝つとは……メキシコにモチヴェーションなど無かった。(1勝2敗で)既に2次リーグ敗退がほぼ決まっている。「強国」アメリカに勝てたらいいな、勝ちたいな、という程度の動機付け。
 それが一気に「勝ちたい!」「絶対に勝つ!!」というヴェクトルに試合の途中で変わってしまった。そう仕向けたのは、この試合で1塁塁審を務めた、あの「疑惑の」審判ボブ・デヴィットソン、だった。

【3回表】明らかなライトポール直撃のホームランを何と「2塁打」にしてしまった塁審。これで怒り心頭に発したメキシコ代表。アメリカ先発のロジャー・クレメンス(前ヒューストン・アストロズ)から2番ホルヘ・カントゥ(タンパベイ・デヴィルレイズ)がセンター前ヒットを浴びせて、1点先取。
【4回裏】に同点に追いつかれたものの、【5回表】にも勝ち越し点を挙げて、そのまま逃げ切った。アメリカ、まさかの2次リーグ敗退! こんなに関係者が「お膳立て」したのに、準決勝に進めなかった、開催国アメリカ。

 3月19日、12時(日本時間)決戦が始まる。韓国に3度も続けて負けられない。しかし、前日(15日)の敗戦のショックが尾を引いているかもしれない。サード岩村明憲(ヤクルトスワローズ)が負傷して、欠場が濃厚。先発の上原浩治(読売ジャイアンツ)が好投したとしても、2番手以降に「不安」が残る。
 しかし、相手の韓国も2次リーグの日本戦に総力戦を仕掛けてきて、先発したパク・チャンホー(サンディエゴ・パドレス)は「中2日」で投げられないハズ。日本にもチャンスは、ある。開催地は、サンディエゴ・ペトコ・パーク。勝手知ったる大塚晶則(テキサス・レンジャーズ)の快投に期待したい。

スポーツナビ|野球|WBC|メキシコvs.米国

日本、韓国に屈辱の連敗!(15日・エンジェルスタジアム)

2006-03-16 19:55:14 | WBC
 今時、サッカーでも日本代表は韓国に連敗などしない。それなのに、歴史が古い野球で、日本代表が韓国に連敗を喫するとは……イチロー(シアトル・マリナーズ)は「野球人生最大の屈辱」と言っていた。「何が足りなかったのか?」と問われて、「何もない」と応えたイチロー。あるとすれば、それはやはり、端的に言えば、メジャーリーガーの人数の差だろう。

 日本は今まで島国根性を剥き出しにして、野球の国際化から最も遠い地点にいた。アメリカに次いで、野球の歴史の古い国でありながら、いつの間にか、お隣の韓国に水を開けられていた。これは何としても、打開しなければならない。投手陣にメジャーリーガーは一人だけ。野手も一人。これでは勝てない。

 それにしても【8回表】のサード今江敏晃(千葉ロッテ・マリーンズ)の落球は痛かった。【2回裏】のホーム突入で岩村明憲(ヤクルト・スワローズ)が足を負傷して、その時点で嫌な予感がしたのだが、これが後々祟ってくるとは……【4回裏】にも(今江は)併殺を打っているし。

 そしてまたしても、最後に打たれたのは、藤川球児(阪神タイガース)。タイガースファンは今シーズンを考えると震撼たらしめていることだろう。しかし、タイガースファンなら、今シーズンの「不調」は予見できている。二段モーションからの変更と昨シーズンからの「疲れ」を引き摺る球児に多くは望めない。

 3番・福留孝介(中日ドラゴンズ)も「不振」も痛かった。彼は松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)の代役。福留が(凡打に)倒れるたびに、松井がいればな、と思ってしまった。
 同じく辞退したアメリカ代表のバリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)が、この『WBC』の想像以上の盛り上がりを見て、急に「出たい」と言い出したり、プレイヤーの心は揺れている。松井もそうだろう? と思う。これが逆に(心理面で)シーズンに影響が出ないといいが、と思う。

日本、韓国に惜敗 準決勝進出に暗雲(MAJOR.jp)

勝ち取った勝利!(14日・エンジェル・スタジアム)

2006-03-15 23:59:46 | WBC
 先発の松坂大輔(西武ライオンズ)が期待通りのピッチングをしてくれて、打線がメキシコのエース、エステヴァン・ロワイザ(オークランド・アスレティックス)を攻略して、「6対1」で完勝! 第1戦のアメリカ戦(12日)で勝利は盗まれたが、今回の第2戦では日本代表が見事に自力で勝ち取って見せた。
 今日は朝9時からの試合だったので、総ての情報を遮断して、家に帰ってから、VTRで最初からLIVE感覚で試合を見たから、結構ハラハラした。一般国民的には「メキシコなら勝てる」と踏んでいただろうが、侮れない、と思っていた。

 今日の試合も先発・松坂の後の2番手、和田毅(福岡ソフトバンク・ホークス)が2イニングスをピシャッと抑えたから、勝利の女神は微笑んだ。あれが第1戦の清水直行(千葉ロッテ・マリーンズ)のように捉まっていれば……このリーグ戦は先発の後の2番手が大事。明日(16日)の韓国戦も渡辺俊介(千葉ロッテ・マリーンズ)の後を投げるピッチャーが鍵を握ってくる。

 明日の韓国は(2戦全勝)ほぼ準決勝進出を決めているようなものだから、前回(アジア・ラウンド)のように「死ぬ気」では来ない、だろう。日本と一緒に準決勝へ行って、日本と雌雄を決する、そういう未来志向(?)でお願いしたいものだ。

日本がメキシコに勝利、準決勝進出に望みつなげる(MAJOR.jp)

盗まれた勝利!(12日・エンジェルスタジアム)

2006-03-13 19:26:28 | WBC
 そこまでして勝ちたいか? と思った。彼の国の特徴なのかもしれない。どんなことをしてでも勝つ。VTRで見ても、3塁のタッチアップは速くなかった。(8回表1アウト満塁)ちゃんとレフトが捕球したと同時にスタートを切っている。何の瑕疵(かし)もない。それを「OUT」にするとは……しかも後から判定を覆すとは! 

 レフトはランディー・ウィン(サンフランシスコ・ジャイアンツ)。昨シーズンまではシアトル・マリナーズだから、イチローの同僚。イチローならウィンの「弱肩」は知り尽くしていたから、あんなに慌てることもなかったのだが、しかしVTRを見れば見るほど、(3塁ランナーの西岡剛は)そんなに慌てている様子もなく、普通のタッチアップ。「誤審」と言うよりも作為的な判定だ。

 最後に打たれたのが、藤川球児(阪神タイガース)というのも「辛い」。今シーズンはこんな感じだろう。タイガースファンは、こんな球児を今シーズンは何度も見ることになるだろう。「覚悟」しなければならない。
 それにしても、2番手の清水直行(千葉ロッテ・マリーンズ)の人選も納得いかない。ここにきて中継ぎで「使えない」ピッチャーが続出しているのが「痛い」。調子の上がらないピッチャーばかりで、これでは2次リーグを勝ち進むのは困難に思える。

日本、判定変更に泣く 「見たことがない」王監督(MAJOR.jp)

大塚、凱旋!(5日・東京ドーム)

2006-03-06 19:50:49 | WBC
【8回表】李承(読売ジャイアンツ)の逆転2ランで「2対3」リードを許した日本代表。【9回表】のマウンドには、クローザー大塚晶文(テキサス・レンジャーズ)が登場。下位打線7番からの攻撃だったが、宝刀スライダーが冴え渡り、3者連続三振! 見事なピッチング、だった。【9回裏】の攻撃に期待を繋いだが、相手の韓国代表もメジャーリーガーの朴賛浩(サンディエゴ・パドレス)をクローザーに投入。3人で打ち取られ、日本は完敗。アジア・ラウンド(1次リーグ)の2位通過が決まった。

 こういう「悔しい」敗戦を目にすると、やはり松井秀喜(ヤンキース)には出て欲しかったな、と思う。同僚のジョニー・デーモンもデレック・ジーターもA-RODも『WBC』に(アメリカ代表で)出るのだから、松井だけ出ないのは(返って)不自然。オープン戦で「3打数3安打」のニュース(5日)を聞いても虚しく聴こえる。

松井秀、3打数3安打 ブルージェイズ戦(MAJOR.jp)