親父記者の育児日誌

2人の子どもをもつ新聞記者の育児日誌

大晦日の夜

2004-12-31 23:45:07 | Weblog
 数日前から風邪をひいてしまい、体の体温が奪われてしまったように、寒い数日間を過ごした。それも今朝あたりから大分調子が戻り、体力も回復してきた。家族は帰省し、勤務も29日から1人勤務なので寂しい毎日。大晦日の31日は、紙面も事前にできあがっているので突発事件を警戒するだけで何もすることがなかった。午前中は家の掃除をし、午後から職場に出て資料を整理した後、暇をもてあまして「エイリアン対プレデター」を見にいった。CMの予告にひかれたのだけど、予想通りというか、あまりに無理のある内容にガクン。大晦日にこんな映画を見る人というのも、ほとんどが1人できている同年代の男性で、映画館から出てくる表情はとても満足しているようなものではなかった。やっぱりトム・ハンクスの「ターミナル」を見るべきだった。まもなく新年。年越しそばも食べたので、これから映画でも見よう。明日はちょっとだけ職場に顔を出してから初詣にでもいこうかな。来年はどんな年になるだろう。よい年になるといいな。

寝正月の予感

2004-12-29 23:34:12 | Weblog
 昨日、嫁さんが帰省したと思ったら、朝ぐらいから寒気がしてどんどん体調が悪くなった。体の芯から寒気がきてストーブの前を離れられない。頭痛もひどいし、今日は会社でもほとんど身動きすることができなかった。もう1人しか出勤がいないので取材はしなければいけないし、困ったなあ。明日ぐらいに治るといいんだけど、どうだろう。風邪薬と健康ドリンクを飲んでこれから熟睡しよう。寝正月は嫌だなあ。

独身生活

2004-12-28 17:53:07 | Weblog
 嫁と息子が広島空港から東京に帰省した。高速道路で30分。広島空港は県のほぼ真ん中にあって、福山からも広島からもけっこう遠い。140キロで飛ばして40分かかった。自宅にかかっている小さな連絡用の黒板には、嫁さんから「不在中にやっておいてほしいこと」がいくつか書かれている。換気扇、ガラス、トイレの清掃……。きれいにできないまでも、せめて汚さないように気をつけないと、休み明けに小言を言われてしまいそうだ。
 明朝はすっかり忘れていた健康診断を受けないといけない。夕方に思い出して電話をしたら、29日が最後の診療日という。「いいですか」と尋ねると、ちょっと聞いてきますとしばらく間があって、まあいいでしょう、とのこと。ちゃんと起きて9時半までに病院にいくことにしよう。今日で役所も仕事納め。明日からは1人勤務だあ。

静かな朝

2004-12-27 18:10:10 | Weblog
 娘が東京へ行ってしまったので家の中が急に静かになってしまった。毎朝、娘をたたき起こしてバタバタと始まる1日も、静かに珈琲を飲んで久しぶりに新聞もゆっくり読めた。声が聞きたくなったので東京に電話してみると、娘は寂しがるどころか元気な声で「東京に1人なのよ。まだ来ないでいいからね。ぱぱ寂しい?もう少しで会えるからね」と慰められてしまった。1歳の息子も大好きなお姉ちゃんがいないため、調子が出ない様子。それでも食パンを切って前におくと、さっさと自分で口に運び、風邪の割には食欲もある。明日から5日間ほど独身生活だあ。
 福山市長が知事に面会するため、9時すぎの新幹線で広島にいった。20分の読書タイム。取材自体はわずか1時間で終わってしまい、駅ビルで広島風のお好み焼きを食べて、1時には福山に戻ってきた。

娘の旅

2004-12-26 18:25:39 | Weblog
 3歳の娘が今日、ひと足先におばあちゃんと一緒に新幹線で東京に行った。親と離れて夜を迎えるのは初めてだ。本人が「ひとりで東京に行きたい」と言い張ったので、夜に寂しくて泣いたりしないか心配だったが、結局、行かせて見ることにした。嫁さんは娘と離れるのが寂しいのか、自宅で娘を見送りながらしょぼんとしている。28日には嫁さんが長男を連れて後追いするので、わずか2日間のことだが、やっぱり手元から離れると寂しいのだろう。一方の娘は元気百倍。少しぐらい寂しがればと思ってしまうほど、てきぱきと用意して、最後にはひとの肩をたたいて「パパ、寂しいだろうけど、あとから来れば会えるからね」などを慰めてくれた。新幹線のホームでもニコニコ顔だったが、最後の最後。新幹線がホームに入ってくると、ちょっと目をうるまして、抱きついてきた。新幹線に乗っても下唇を出してべそをかいている。新幹線は、そんな感傷的な場面など知るよしもなく、時間がくるとさっさと走り出してしまった。到着した楽からは、またも元気いっぱいの声が飛び出してきた。おばあちゃんによると、泣いたのはホームの一瞬だけ。新幹線の中でもうんちをしたり、弁当を食べたりと元気いっぱいだったようだ。誰に似たのか、何とも頼もしい3歳児だ。娘は、今度は一人っきりで行くからね、と言っていたが、来年夏ぐらいになったら、飛行機ぐらいなら本当に1人で東京まで行けそうだ。とにかく人見知りせず、誰とでもおしゃべりできるので親切なスチュワーデスさんがいたら、きっと大丈夫だろうな。我が家の場合、親離れより子離れの方がきっと大変になることだろう。