親父記者の育児日誌

2人の子どもをもつ新聞記者の育児日誌

まもなくクリスマス

2004-12-20 11:31:55 | Weblog
 クリスマスイブは今年も仕事になりそうだ。そういえば結婚してから休日にだったことはなかったな。まあ夜のイベントだからそれでもいいんだけど、毎年、ケーキを買い忘れて走り回ることになるから、今年こそはちゃんと予約しておこう。娘はケーキが本当に楽しみで、ケーキ屋さんでもらったパンフレット(4店分ぐらいある)を眺めては、「これがいいかな、でもいちごがあった方がいいか」と飽きずに眺めている。忘れでもしようものなら、大泣きすることは必定なので、これだけは忘れられない。プレゼントも早々に買って押し入れにしまってある。先日、仕事の途中でトイザらスが寄ったら、もうすごい人。みんな、大型のカートにおもちゃを山積みにしている。スーパーで食材を買うように、そう迷うこともなく、ぽんぽんとおもちゃをカートに入れていく姿はどこか日本というよりアメリカのようだ。まあトイザらスもアメリカからの輸入店なので、そういう意味で定着してきているのかもしれない。うちもそうだが、あれだけ大きなおもちゃを買ったら家の中はおもちゃだらけだろう。うちの押し入れにも何十匹ものぬいぐるみやおもちゃが大きなビニール袋に詰め込まれて眠っている。いつか処分することになるんだろうが、子どもって、いつ何時、あのおもちゃはどうしたっけ?と質問してくるから、油断もできない。
 プレゼントはもらうより、買う方が楽しい。買い物は好きだが、何がほしいと聞かれると、どうも口ごもってしまう。高いものは言えないし、着る物は趣味があるから自分で選んだ方がいい。一緒に買いにいくのはどうにも恥ずかしいので、いつも決められない。子どものころから、正月より断然クリスマスの方が心が弾んだのはなんでだろう?正月の方がお年玉をもらえて実入りは多いはずなのに、やっぱりクリスマスの思い出の方が心に残っている。うちはばあさまがクリスチャンだったので、クリスマスには親戚中が集まって盛大なクリスマスパーティーを開いていた。会場は親戚が持ち回りで、30人ぐらい集まった。背丈より大きいツリーを飾り、プレゼントがその下にたくさん置かれている。最後に子供たちはばあさまからひとりずつ呼ばれてプレゼントをもらう瞬間はワクワクして、包装紙をやぶる瞬間のドキドキを今でもはっきり覚えている。そんな思い出を自分の子供たちにも残せたらと思う。物は消えてしまうけど、記憶はしっかり残るので、何か考えておこう。

長いすべり台

2004-12-20 00:13:18 | Weblog
 今日は8回目の結婚記念日(入籍記念日)と、以前に飼っていた犬(ロッキー)の12回目の命日だった。嫁さんの体調が悪いため、ここ数日は子供2人と3人で寝ている。3枚布団が敷いてあるのに両脇の2人がどんどん寄ってきて、朝になることには布団1枚半ぐらいのスペースにくっつくようにして寝ている。しかも夜中に娘がトイレに1、2回、息子が夜泣きで1、2回は必ず起きる。20キロを超えた娘を抱きかかえて2階から1階のトイレに連れていくのは結構大変だ。寝ぼけているので腕の支えがなく油断しているとずるずる滑り落としてしまいそうになる。そんなこんなの夜を過ごして、今朝もやっぱり早起きの息子の6時半に起こされた。1人隣で熟睡している娘が腹立たしいので、息子を使って攻撃を繰り返し、15分後に3人でそろって朝食をテーブルに座った。パンと野菜ジュースとオムレツとミートボールとヨーグルト。大声を上げながら30分で食事を済ませ、遊びに出動した。ユニクロのゆったりカバンにオムツ、おやつ、着替え、水筒などを詰め込み、目的地を決めるため、とりあえず近くの本屋へ。立ち読みで目的地を鞆方面のファミリーランドに決めて再度出発した。風が冷たく、子供がいなかったら間違ってもこの寒い中に公園なんて行かない。しかも見ているだけでは済まないから、一緒に狭い遊具の中を歩き回らなければいけない。ファミリーランドには50メートルぐらいありそうなローラータイプのすべり台や幅広のステンレスすべり台などを核とした大型遊具施設と砂場、数十匹の鹿が歩き回っている飼育山などがある無料の公園。この寒いのに、小さな子供を連れた家族連れがたくさんいた。どの家族も子供の盛り上がりに比べると、親たちは見た目にもはっきりと盛り下がっている。さっさと遊んで早く帰ろうという態度が見え見え。そういう自分もまったくそんな気持ちだったんだが、娘は長いすべり台に興奮し、以前なら怖がって1回もやれば満足だったのに、階段を1人で駆け上がっては、何回も繰り返し滑り降りてくる。1歳の息子も体をよじって、目から「やらせろ」光線を出しているので、仕方なく足の上にのせて、最長すべり台を滑り降りた。前から思っているのだが、どうして最近の長いすべり台はみんなローラー式なんだろう。振動がすごく、お尻がむずむず痛くて仕方ない。ブレーキをかけないととんでもないスピードに加速してしまうし、ゴールに到着するころには力を入れていた腕と足がしびれてしまっていた。今度はちゃんと尻の下に敷く段ボールをもってこよう。1時間半ぐらい遊んで、まだ帰りたがらない娘を何とか説得して車にのせた。ぶーぶー文句を言っていた娘だが、やっぱり疲れたのか、ちょっと走っただけで寝息を立て始めた。息子もチャイルドシートにうずくまるように寝てしまった。