岩淸水

心を潤す

「ロシア空爆の標的は反体制派」 シリア反体制派・報道官証言

2015年11月12日 03時55分06秒 | 保管記事


 

  記事の紹介です。

 


「ロシア空爆の標的は反体制派」 シリア反体制派・報道官証言
 
       20151111日 朝刊

 

         写真

 

 【イスタンブール=中村禎一郎】シリア内戦の反体制派の中で有力となってきている武装勢力「イスラム軍」の報道官イスラム・アルーシュ氏=写真、中村禎一郎撮影=が、トルコの最大都市イスタンブールで本紙の取材に応じた。過激派組織「イスラム国」(IS)が標的と説明されているロシアのシリア空爆について、「90%は反体制派と民間人への攻撃」と述べた。

 

 ロシアは友好関係にあるアサド政権を支援するため空爆を開始。ISよりも、政権と敵対関係にある反体制派への空爆に力点を置いていると指摘される。アルーシュ氏の発言も、この指摘と合致している。

 

 アルーシュ氏は「ロシア軍は、高性能の戦闘機や爆弾を使用しているだけでなく、政権軍に比べてパイロットの能力がはるかに高い」と指摘。「ロシア介入で反体制派に動揺が広がっていることもあり、政権軍は勢いを増した」と説明した。また、エジプトではIS系組織がロシア機を墜落させたとの見方が強まっている状況だが、「シリアではロシア軍の攻撃に変化はない」という。

 

 地上戦では、アサド政権の後ろ盾となっているイランの革命防衛隊やイスラム教シーア派組織ヒズボラが政権軍に加勢していると証言。ロシア人の義勇兵がシリアで地上戦に加わっていることも確認したとした上で、「あくまで個人の意思で参戦しているのではないか」との見解を話した。

 

 シリア内戦は反体制派とアサド政権、ISが三つどもえで戦う構図。反体制派はイスラム軍を含む多くの武装勢力が含まれるが、「主導権争い」もあり、一枚岩ではない。政権支持のロシア、イランに対し、米国やサウジアラビアなどは反体制派の一部を援助している。

 

 アルーシュ氏は「国際社会は内戦終息を望んでいない」と述べ、シリア内戦終結に向けて実効性のある手を打てない国際社会への不満も口にした。

 

<イスラム軍> シリア内戦で、アサド政権、ISと対立する反体制派勢力の一つ。湾岸諸国の賛同者から資金援助を受けているとみられている。同じ反体制派の国際テロ組織アルカイダ系に比べてイスラム色の強くない数十の部隊で構成され、戦闘員は数万人。現在、多くの反体制派の中でも有力な勢力となっている。首都ダマスカス近郊で最も活発に活動しているとされる。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201511/CK2015111102000135.html 

   記事の紹介終わりです。

 シリア情勢へ シリア 各国情報 

 

 

 

 ■ Site Information

■ 2009年7月9日
  「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
  本稿はその保管用記事です。

■ 2010年3月2日
人気ブログランキングへ   人気blogランキング(政治)にエントリーしました。 => ランキングを見る 

 

 

 

 

 

わたしの里 美術館「索引」 我が郷は足日木の垂水のほとり【HOME】 岩水
わたしの里 美術館       わが郷 HOME

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

   

 

 

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 民主党、高木氏追及役が蓮舫... | トップ | もんじゅの新たな運営主体特定を »
最新の画像もっと見る

保管記事」カテゴリの最新記事