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中国の高速鉄道、トラブル続きで競争力低下、航空運賃は上昇2011/07/19 14:47
中国の北京と上海を結ぶ高速鉄道は相次ぐトラブルで競争力が低下している。高速鉄道の完成による値下げ圧力など深刻な影響が出ると予想されていた中国の航空業界だが、高速鉄道完成前に見られた値下げキャンペーンなどは収束し、むしろ航空運賃は上昇傾向にあるという。中国国家ネットテレビ局が伝えた。
中国東部の江蘇省にある常州市は北京-上海高速鉄道の駅の1つ。同鉄道の完成で、常州市から北京までは4時間程度(飛行機では2時間弱)とこれまでの半分の時間しかかからないうえ、料金も飛行機より安い値段に抑えることができるようになった。しかし、高速鉄道の相次ぐトラブルで、乗客は航空機に流れている。
こうしたなか、常州-北京間の最低航空運賃は正規料金の27%程度だったが、64%程度まで急速に回復しているという。
北京-上海高速鉄道は6月末の開業以来、架線や電力供給設備の故障による走行不能などのトラブルが相次いでおり、乗客から不満の声が高まっている。日本の整備新幹線計画にも「関連技術を提供したい」など強気な発言を繰り返した中国鉄道部の王勇報道官は「関係者を代表しておわびしたい」と謝罪、再発防止に向けた取り組みに注力する姿勢を示している。
高速鉄道の相次ぐトラブルが航空運賃をつり上げている格好だが、利用者の信頼を得られなければ、こうした状況はしばらく続きそうだ。
提供:モーニングスター社
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncNo=505101
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