יְרִיחוֹ、Jericho
エリコ(イェリコ、ジェリコ、アラビア語ではアリーハー、アラビア語: أريحا、ヘブライ語: יְרִיחוֹ、Jericho)は、パレスチナ東部のエリコ県の県都。 2014年の人口は2万2000人[1]。 前3300年頃には周壁を備えた都市が形成される。前2300年頃に異民族の来襲によるものと思われる火災にあい、しばらく空白期間となる。
前1900年頃に再び町が建設され、町の領域は初期の壁の外にも拡大し、さらに外側により高い周壁が建設された。前1560年頃にヒクソスの侵入にあい、大火災に見舞われて廃墟となった。『旧約聖書』に記されたヨシュアによる破壊が史実に基づくものならば、この頃の話ではないかという推測もある。
前1550年頃~前1150年頃には、古代エジプトの圧迫を受けた。
『旧約聖書』では、預言者ヨシュアが人々に命じて一斉に吹かせたラッパの音により、エリコの城壁が崩れ落ちたと伝えられている。
ヘレニズム時代から『新約聖書』の時代になると、トゥルール・アブー・エル・アラーイクに町が形成された。
(wikipedia)