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米国人養父がロシア人少女をレイプ? 事件めぐり露政府が米を批判
2011.6.26 18:00
米国人家庭の養子となったロシア人少女が、養父に恒常的にレイプされていたとする事件をめぐり、ロシア政府が米側に激しく抗議している。ソ連崩壊後、経済が混乱したロシアからは数万人の子どもが養子として米国に受け入れられたとみられるが、昨年には7歳のロシア人少年が一人でロシアに送り返される事件が発生するなど、トラブルも絶えない実態が浮かび上がっている。(黒川信雄)
ロシア国営通信などによると、事件は米ジョージア州で発生。米国人養父のマイケル・ギズモア被告は、ロシアから養子として引き取った少女を常態的に強姦していた罪で2010年に現地の警察当局に逮捕された。少女が強姦をされている事実は、少女が通っている学校の教師が少女の異変に気づいたことから発覚したという。捜査の結果、彼女の体からは養父のDNAの痕跡が数多く見つかり、ギズモア被告の逮捕につながった。
ギズモア被告の弁護士は、少女は当時16歳で、養父の行為は違法ではなかったと主張する。ジョージア州の州法では、16歳であれば同意のうえで性行為を行ってよいとされており、両者の関係は法に反していなかったと主張している。
しかし少女の出身地であるロシア・シベリア西部ケメロボ州の連邦移民局は、少女は1994年10月に出生したと指摘。それが事実だとすれば、ギズモア被告と少女が性的関係を持った時点で少女は15歳だったことになる。
ロシア外務省のルカシェビッチ報道官は「われわれは米政府に対し、少女になされた行為に関する包括的かつ綿密な調査を求め、犯罪者に対し判決を下すことを要求する」と強い調子で要求した。また今回の事件は、今年6月に入り米側が少女の出生記録をロシア側に要求したことで初めてロシア政府に事態が伝わったといい、それもロシア側の強い反発を招いている。
米ロ間では昨年にも、米国人夫婦に養子として引き取られた7歳の少年が「暴力的だったから」などという理由でたった1人で飛行機に乗せられ、モスクワまで送り返された事件が起きたばかりで、ロシア側が米側に激しく抗議をしていた。
両国政府は現在、米国で養子となったロシア人の子どもの保護に関する合意に向けた協議を進めているが、まだ結論をみていない。
ソ連崩壊を受け、経済が混乱したロシアでは多くの子供が米国に養子として引き取られた。しかしロシアの人権団体によると、過去15年ほどの間で17人のロシア人養子が虐待などの理由で米国で死亡したという。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110626/amr11062618000005-n1.htm
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