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思いつ記

私的関心事の足跡

Mink Car/They Might Be Giants

2006-01-12 15:34:29 | TMBG
 2001年に出した8枚目のアルバム。日本版が出たのはこれが最後なのかな。
ジャケもかわいいし好きな曲も多い「John Henry」あたりをちまちま買っていこうと思っていた矢先、CD屋で試聴できる機械があったので、試しに「They Might Be Giants」で検索。聴けるものは限られていたので「Mink Car」を決定。
 「Mr. Xcitement」を聞いた瞬間、ヤラれてしまいました。楽しい!体温上がって手提げを持つ手が汗ばんでしまったのは、単に店内でマフラーを取らなかったからだけじゃないっ。全部聴きたくてたまらなくなって、できるだけ早くお買い上げ(店頭にないのでアマゾンで)最近こればっか聴いてます。
 「Hovering Sombrero」は「Birdhouse In Your Soul」に通じる畳み掛けるような美しいメロディで、ずっと終わって欲しくないと思うし、イケイケな「Yeh Yeh」は一度聴いたらやみつきです。この2曲だけで買った甲斐があったというもの。どの曲もとにかくキャッチ―で、短い曲でも必ずどこか一回か二回か三回はひねったポイントがあるのにはつくづく感心します。


 アルバムの装丁も期待通り凝ってます。(デザインは"The Chopping Block"
 図面をよおっく見ると「Flansy」印のソーダが。細かい。


・アマゾンジャパン
  US版
  日本版こちらはボーナストラック付き。

Venue Songs

2006-01-03 14:16:33 | TMBG
 こないだ発売されたばかりのDVD+CDセット。収録されている曲は、2004のツアーでそれぞれの開催地にちなんで曲を作り、そこのライブにて発表していったものだそうです。そのせいか、1分くらいの短い曲が占めてます。しっとりあり、シャウトあり、ヘンテコありで多彩な芸風をいかんなく発揮しています。色んなパロディも入ってるみたいだけど、音楽の知識がないので元ネタが判らないのが悔しいな。

 CDの方は1~11トラックが「Venue Songs」の中から更にピックアップしてスタジオで再録音したもの、12~16トラックがボーナストラック、残り17~46トラックがライヴ録音です。
ボーナスのひとつ、「Taste the Fame」はホムビ出演の時の曲ですが、クレジット見たらTMBGとBrendon Small (ホムビのスタッフでブランドンの声の人)の合作でした。いい曲なのが逆に気が抜けてよいです。番組で歌ってる時はへタれた感じでしたが、アルバムではうまく歌ってます。(あれは演技なのね!)

 DVDの方は、“Deranged Millionaire”による進行で「Venue songs」からミュージック・ビデオが11本。ボーナスでJLの作ったフラッシュアニメや、「Bastard Wants to Hit Me」なども。DVDはプレステ2で問題なく再生できたし、特に記述もないので、リージョンフリーだと思います。
 
 ところで、05年の秋のニュースレターによると、
“we are busy at work writing and recording our 12th album”で “along with various other long-term projects ”とのことだったので、今年も面白いことが待っていそうで楽しみです。


・TMBGカタログ
・公式ページでも内容の半分以上(!)を宣伝公開中。少しずつビデオが増えてるんで、ゆくゆくは全部公開してくれるのかも…。

(蛇足)
・「Venue Songs」のボーナストラック、「Bloodmobile」のビデオ
ファンが作ったビデオだけどかっこいい!これをDVDに入れて~。

A User's Guide to They Might Be Giants /TMBG

2005-12-25 10:08:43 | TMBG
 ベスト版ということで、新旧合わせて29曲が収録されてます。最初にベスト2枚組の『Dial A Song』を買ってしまった身としては、目新しいものはほとんどない訳ですが(Why does the sun shine?のバージョンが違うくらい)聴いてみたらこう来たか!といった組み合わせでくるので楽しかったです。『Dial A Song』よりコンパクトな分、こっちの方が聴くかもしれません。

 特筆すべきは、アルバム自体の作り。デザインが凝っていて、例えばジャケットのボーダー模様は、裏に回るとなんとバーコード兼演奏時間を表わす棒グラフになります。セットでネット注文しちゃったけど、ぜひ店頭で買って、レジで「ピッ」とバーコードが使われるところを見てみたかったな。棒グラフの方はよく見ると山形に並んでいるので、短い曲からだんだん長い曲になり、まただんだん短い曲を配置して終わっていることが分かります。(まさか気づいてほしくてわざわざ棒グラフにしたんじゃ・・・)
 厚めのブックレットも、中を開けば歌詞ではなくTMBGが今まで行なったライブの会場と日時がぎっしり。キレイに一本通ったラインはよく見ると収録曲にちなんだ年表になってます。
  "『Malcolm In The Middle』がFoxでプレミア。2000"
はいいとして、
  ”Wormが進化。700,000,000 B.C.”
なんていうのも。
 あとは、タイトルによく使われる人称代名詞の頻度とか、歌詞に出てくる飲み物の登場回数とかがマジメに美しくグラフになっています。正に『User's Guide』の名に恥じない内容。それグラフにして意味あるの?とかつっ込んではいけない(笑)最初に見た時はびっくりしたけど。人をくってます。くえないTMBG。



・アマゾンジャパン

Holiday Land/They Might Be Giants

2005-12-24 12:56:44 | TMBG
コンピアルバム。クリスマスにちなんだ5トラックが収録されています。パッケージに 『~へ。 ~とTMBGより』という書き込めるシールがくっついてるので、プレゼントにぴったりですね。
最後のトラックは「O Christmas Tree」のドイツ語版です。(もしや定番?)ドイツ語全然わからないけど、発音はうまい・・・ように聞こえます。


・アマゾンジャパン
・TMBGカタログ

気がつかなかったけど

2005-12-19 10:37:43 | TMBG
アニー賞のBest Animated Television Commercial部門にThey Might Be Giantsのビデオクリップ『Bastard Wants to Hit Me』がノミネートされてました。やっぱり面白かったもんね!これでめでたく受賞すれば、知名度は上がらないかもしれないけど、映画公開の景気付けになってくれるのではないでしょうか。(でも何故TVコマーシャル部門?)
対抗馬は同じLAIKAで作ってるコークのCMとか、Acme FilmworksのUnited Airlinesとか。

あと、他の部門で言えば、フォスターとかティーンロボットとかに健闘してほしいなぁ。とっても。

・アニー賞ノミネート一覧
・LAIKA/house
Aaron Sorenson氏が同じく監督している「The Chuck Jones Show」のイントロも見所。ディズニークラシック短編集のイントロもこんな風だったらいいのに。
(コークのCMも見られます。ちょっぴり大人向け・・・笑)

Bastard Wants to Hit Meのビデオ

2005-12-10 15:03:46 | TMBG
TMBG、Podcastも始めたとな。

アルバム『Spine』に入ってた物騒な歌、『Bastard Wants to Hit Me』のビデオも公式で見られました。よく動くアニメーションで、主人公の顔がちょっと「笑うセールスマ○」みたいです。そして主人公が出会う「彼」の言動があんまりアブナイんで主人公に同情したくなります。やっぱりこんなイメージだったのかこれ・・・。

それはそうと、好きな歌に映像がつくっていいものですね。

今日はシーのミニーちゃん。

Venue Songsとホムビのクリップ

2005-11-27 15:44:40 | TMBG
公式でVenue Songsのクリップがすこうしだけ見られるようになっていました。

進行役の「Deranged Millionaire」はウソくさいですが、ツアーの先々で、ライブ会場にちなんだ曲を書いていった、という件は、たぶんホント。
今のところ、『Dallas』(『花と木』の悪夢みたい)と『 Los Angeles』、それにホムビのクリップが見られる模様。
このあいだまで見れたタマゴのクリップがなくなってしまったようで残念。アンニュイな映像にも関わらず、歌詞の方は「♪タマゴにはカドがない~」とかだったような気がしてもう一度見たかったのですが。
(追記;私の勘違いだったらしく、見られます)
ホムビの方は日本未放送エピソード。いつかやるかなぁ。いつかなぁ。

TMBG Clock Radio

2005-11-06 14:59:47 | TMBG
こんな面白いモノを今まで逃していたとは。タダでダウンロードできます。(公式

アルバムからの曲が聞けるAM、ライブ曲なんかが入ってるFMの二つから選べて、一曲まるまる聴けます。放っておくと次々聞けるのでいちいち的を撃たなきゃならないDial A Songページよりもはるかに楽。Dial A Songサイトの曲も手作り感があって別の意味でいいんだけど。(留守電に録音しているのを見てからその篭った音響が愛しくなった)
ファンサイトに曲リストが載ってます。AMだけで250トラックくらいあります。調べた人えらい。
TMBGとして出してない、Linnellさんのソロアルバムからの曲やMonoPuff、アルバムに入ってない曲も流れているようです。よく見たら「DeeDee and Dexter」(日本の60年代アニメをパロったCM)もリストに入ってるので、気長に待ってれば聴けるのでしょう。それにしても日本語喋ってるのはどっちのジョンなんでしょうか。たどたどしいながら、かなり早口で健闘してます。↓

 ”カートゥーンネットワークが自信をもってお届けする、スーパーアジアネーション!(?)
 でくすたーは奇想天外少年科学者、いっぽ(う)でぃーでぃーはやんちゃな女の子!
 けんかバッカリのこの二人、じ・つ・は・姉弟なのです!”

ううむ、一応番組の設定と合ってる。けど、やっぱり変。とどめが

 ”でぃーでぃーアン(ド)でくすたー。ハイ!!”

このクリップ大好きだったのですが、CNの公式が模様替えするのに伴って無くなってしまいました。(音楽だけならここで
今からでも遅くないから日本でも流せばいいのに。
(追記:ビデオも見られることが判明。私のパソコンが悪かったみたいです)


TMBGの策略にまんまとひっかかってる気がするけど、聴いてるうちにCD欲しくなっちゃったよチクショー。

Gigantic (A Tale of Two Johns)

2005-10-11 16:59:35 | TMBG
They Might Be Giantsのドキュメンタリー映画。2人が知り合ってから、現在に至るまでの経過をインタビューなどを交えて振り返るとともに、その独特な音楽世界にも踏み込んでいく。 大げさで、ユーモアたっぷりで、まるでTMBGの歌のようなドキュメンタリーでした。

おなじみのナンバーがドキュメンタリーの至る所に散りばめられているのもファンにはうれしいところです。『Subliminal』(※潜在意識の意)から始まって『She's An Angel』で終わり、『The Guiter』でエンドクレジットとかね。それぞれのシーンを象徴しているので、曲の意味を深読みしながら見るのも楽しい。

これ、もし日本語字幕がついてたら無理やり知人に見せてこのバンドのファン増やすんだけどなぁ…!英語字幕もないなんて辛い(私が)。

・DVDはアマゾンジャパンでも取り扱ってます
(リージョンフリーでお得な気分)コーヒー片手に観ましょう。

Coraline

2005-08-24 13:14:17 | TMBG
ちょっと古いTMBGニュースから。They Might Be Giantsが、摩訶不思議な雰囲気ただようCG作品『Coraline』の音楽を担当している、という話。一説には今年の秋公開、とか言われてたのですが、いつになるのやら。監督のHenry Selick氏は『ナイトメア~』とか『ジャイアントピーチ』にいた人なので、期待してます。
・原作(アマゾン)
・『Coraline』はこんな作品。残念ながら、流れてる音楽はTMBGではないけど。

↓TMBGニュースの原文
COMING IN A WHILE:TMBG is contributing a song to CG feature Coraline and A Day for Wilbur Robinson, as well as the soundtrack for an animated short entitled Moongirl.


ってことは、TMBGは『Coraline』の他、2作品に顔を出しているってこと・・・かな。間違ってたらごめんなさい。
・『Moongirl』はこちらでトレーラー見られました。監督は同じくHenry Selickさん。サイトに飛んですぐの鉛筆のコンセプト画(?)にかなり惹かれます。クセがあるけれども、この作風は嫌いじゃないです。もっと見たい。

・『A Day for Wilbur Robinson』は2006年公開のディズニーのCG作品。主題歌歌ってくれないかな。ドキドキ。
 ちなみに原作はこちら(アマゾン)

ついでに画像検索してみたら、これから公開のディズニーCG作品が色々ここで見られました。ダンディな『American Dog』とか、おめめキラキラ『Rapunzel』とか、ぜひイイ線いってほしいものです。『チキンリトル』に一抹の不安を抱いていたから、ちょっとホッとしたりして。