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思いつ記

私的関心事の足跡

『ミッキーマウスクラブハウス』の印象

2006-05-04 13:42:27 | TMBG
ひょっとすると番宣に力が入っているのかもしれない新番組『ミッキーマウスクラブハウス』。純粋な幼児番組のため、『ハウスオブマウス』以上に大人一人で見るのがためらわれますが、先行放送をばっちり見ました。以下感想。

ミッキーの声が相変わらずで嬉しいよ~。かれこれ20年以上のキャリアがある方なのですが、いつまでもこの人にミッキーをやっていて欲しいです。
始まるときの合言葉が照れますね。言わなきゃならない気がして。
後ろ向きに上る滑り台とか、すごいぞクラブハウス。そもそも合言葉がないと地上に出てこないし。

個人的には、2Dだったらもっとよかったんだけどな。


しかし、なんといっても見所は音楽です。のっけからTMBGのオープニング!アコーディオンも入ってしっかりTMBGしてます。『ヒグリータウン』の時のような正統派さわやか路線にまとまってました。い、意外と馴染んでる?

…と思ったら、エンディングテーマでずっと「ホットドッグ♪ホットドッグ♪」と連呼してました。
ミッキーたちの意味不明ダンスと相まって、なんだか一瞬どうしていいか解らなくなるほどインパクトが…。いや、「ホットドッグ!」はミッキーの口癖だし間違ってないんだけど。

グッジョブ、ゼイマイトビージャイアンツ☆
(いつの日かアルバムのおまけにでも入れてくれないかなぁ。記念に。)



・公式ページ(米)
クリップが見られるのでアメリカのをリンク。歌も見られます。

Use it, or Loose it

2006-04-18 16:14:29 | TMBG
こないだ更新されたポッドキャスト6Bの頭に入っていた『Contrecoup』という曲が面白かったのでメモ。

John Linnell氏がラジオ番組に出演したとき、同じく出演者で辞書の編集者の方が「今は辞書から外されている、ほとんどの人が意味を知らない言葉」3つを番組中に発表するので、次回までにその言葉を歌詞に組み込んだ曲を作ってくるというチャレンジをした時の曲だそうです。
その三つの言葉が、『contrecoup』、『craniosophic』、『limerent』で、最初の『Contrecoup』は「対側衝撃:頭部に衝撃を受けた時、衝撃と反対側の脳の部位にできる損傷」のこと。
・参考

他の二つの意味がなかなか分からず(手持ちの辞書にも、図書館の辞書にも載っていなかった)…と思ってたら、言葉の意味を解説している記事がありました→
えーと、それによると、
『craniosophic;頭に通じること』、『limerent;ロマンチックに浸っている、または誰かに夢中になっている状態』だそうです(私の訳があっていれば)。特に『craniosophic』に関しては、1819年に骨相学で一回使われたきりらしい。

なんてったってメインテーマが「対側衝撃」なのでイタそうですが、そこはリネルさんらしくのびのびしたいい曲に仕上がってました。

ラジオの模様はこちら。
・一回目(あっ、この回で言葉の意味を解説してた…)
・二回目(歌が出てくるのはこちら)
編集者の人も言ってましたが、ぜひ毎回やってほしいものです。

・『Contrecoup』の歌詞はこちら

どひゃ

2006-04-12 14:58:31 | TMBG
wikiニュースで知ったんですが、今度プレイハウスディズニーで世界同時に始まる『Mickey Mouse Clubhouse』のコマーシャルにTMBGが使われているというお話にびっくり。ひょっとして音楽担当してるんでしょうか。『ヒグリータウン』でも主題歌歌ってましたのでありえない話じゃないのですが、ミッキーとTMBGの組み合わせってなんだか不思議…。
『クラブハウス』はもともとミッキー目当てで見てみようと思ってましたが、別の意味で5/7が楽しみになってきました…。ミッキーがTMBG節の歌を歌うことになったりするのかな。うーん、楽しみ半分、恐いの半分。(でもこんなに期待させといて、TMBG無関係だったりして。)

Then: The Earlier Years/TMBG

2006-03-27 14:41:16 | TMBG
TMBGのファーストとセカンドアルバムをカップリング。さらに未発表曲なども追加して計72トラックも入った超お買い得CD2枚組。
国内盤を購入したらセルフ・ライナーノーツと歌詞の対訳も挟まってました(辞書引かずに済んでラッキー)。
いやぁ、初期の頃って曲がトンガってるんですね。前衛的というべきなんだろうか、ぎょっとするくらい素っ頓狂な曲もちらほら…。コンセプトは練りに練った感じなのに音はとっても手作りで薄っぺらくて、お金はないけどいいモノつくるぜ!的意気込みが感じられます。「Ana Ng」の台詞部分はやっぱり留守電使ってたんだ。


今回のジャケはTony Millionaireという新聞漫画家の方。宇宙で大王イカとクジラが闘ってる構図の『Apollo 18』のときも同じ人でした。
・Tony MillionaireのHP
TMBGのドキュメンタリーでコーヒーを飲んでいたトリ↓は彼のオリジナルキャラだったんですねぇ。



・アマゾンジャパン


そうそう、ポッドキャストがまたまた更新してました。今度は「5B」だそうです。2A、3A、4A、5Aときてなぜ5B…。いきなり外国語レッスンがはじまるので油断できません。でも何語?例文の内容が聞き捨てなりません(笑)

The Spine Surfs Alone/TMBG

2006-03-24 14:07:59 | TMBG
年末には届いてて、よっぽどの頻度で聴いていたにも関わらず感想をのびのびにしていたんで書きます。
セットでお得な"Hpliday Bundles"を買うときにこれか『Indestructible Object』のどっちか一つEPが選べたのですが、アマゾンで扱ってないこっちにしました。
名前からしてアルバム『The Spine』の弟分みたいです。たぶん発売されたのも同時期だったはず。一見シリアスに見えて不真面目なコンセプト満載。最初のトラック名からして「The Spine Surfs Alone 」だし。
私は短いメロディの繰り返しから、声がどんどんノイズになって壊れていく「Skullivan」が好きでした。
おまけはJLによる「I'm All You Can Think About 」の自作フラッシュアニメ。知らないでパソコンでCDを再生したら問答無用でこんなのが↓画面いっぱいに始まったので、新手のウィルスかと思いました(笑)

えー、煙がクルクルしてますね。全体を通して輪郭線が繋がってないor線がはみ出していることすら「味」であるのかもしれません。でもプロがヘタレ風に作った「Experimental Film」のビデオと並ぶと違和感ないです。むしろ私は手作りフラッシュの方が曲のイメージに忠実で好感がもてます。見れば見るほど「うまいじゃないか」と思えてきました。(自分はフラッシュ作れないので、作れる人はエライと思う)
・TMBGカタログ
・『I'm All You Can Think About』のビデオはただ今公式HPトップにて公開中。でもこんなにDVDの中身を惜しげもなく見せちゃって、売る気あるんでしょうか。

いもむし博士の補足

2006-03-20 22:13:00 | TMBG
Dr.WormとTMBGについての自分へのメモ。
『カブラーム!』のクリエイターであるMark Marekは『(She Was A) Hotel Detective 』EPのジャケットを担当し、『Istanbul (Not Constantinople)』のビデオではストップモーション部分を作っていた人なので、そこらへんのつながりからカブラームの時オファーがあったのかなと勝手な想像。


左がEPのジャケット、右が『カブラーム!』のヘンリーとジューンなんですが、確かに同じ人の絵だ…。
『Dr.Worm』の公式ビデオはここにあるので、カブラーム版を知っている人は見比べてみるのも面白い(かも)。
 (カブラーム版)
(追記:ビデオがYouTubeにありましたので→キョーミのある方はどうぞ)
  
(公式版)

 ・Mark MarekのHP
  『イスタンブール』のビデオはこちら→ 
J.Otto Seiboldが2Dを、Mark Marekがストップモーション部分を担当しています。

J.Ottoはアメリカ西海岸の新進気鋭のイラストレーター。
なんだかものすごくかわいい絵を書く人です。


『不思議の国のアリス』のポップアップ絵本、欲しいかも。

・J.OttoのHP 
 
そうそう、いつのまにか新しくなってたポッドキャスト5AではJohn L(『Dr.Worm』のボーカリスト)が一人で男女二役こなして新曲の解説をしているそうで、知らなかったのでもう一度聴いてみたら確かに本人でびっくりしました。ホントだ…。っていうかまんまだ。レコーディング風景を想像して聞くとかなり笑えます。
新しいアルバム、期待してますよ。

Podcast4A

2006-03-04 18:43:39 | TMBG
またゼイマイトビージャイアンツのことですいません。
さっき届いたことに気が付いたニュースレターによると、新しいエピソード配信!しかも今回はカートゥーンネットワーク用に作ったデクスターとカーレッジくんの曲入り。どちらもCD化されてないだけに貴重ではないかと思われます。タダで登録してダウンロードできるので、今までゼイマイトに興味なかった方もぜひこの機会に聞いてみては。あとは年末にやったライブとか、TMBG ringtones (HPにて一曲単位で売ってる携帯用の着信ソング…かな?)とかが入っているそうです。「そうです」って私はまだ時間がなくて聴いてないですが(涙)
TMBG的には2007年までにポッドキャスト加入者ミリオン達成を目指しているそうです。ガンバレー。

(追記)やっと聴けましたー。いきなりカーレッジ君だ!着メロはホントに「リンリン」と歌っており、くだらなくていいです(でもちょっと欲しい)。ライブの方もタダでこんなに流していいのかなと思うほど次から次へと歌がっっ。おいしいなぁPodcast4A。

Podcast3A

2006-02-11 19:43:53 | TMBG
They Might Be Giantsで新しいエピソード配信!(久々なんでちょっとうれしい)
バレンタインの歌が入ってます。他新曲やホストのセシルさんと「Venue Songs」で司会をしていたミリオネアとのズレたのインタビューとかも入ってて濃い気がします。長いのでまだ全部ちゃんときいてないのですが、これから聴きます。

公式で配ってる新しい無料のMP3もバレンタイン曲になってるそうです。

英文(というほどでもないけど)読んでる場合じゃないのに届いたTMBG Newsをじっくり読んでしまった…。ああもう、時間がないのにぃぃ。


TMBG概要

2006-01-24 10:51:34 | TMBG
 自分なりにまとめてみました。 

 They Might Be GiantsはJohn Flansburg(以下JF)とJoln Linnell(以下JL)から成るポップ・デュオ。JFは主にボーカルとギター、JLはボーカル、キーボードとアコーディオンを担当。
 
 マサチューセッツ州リンカーンで育った二人は学校も一緒で仲良くなり、学生時代から機会を見つけては曲を作っていた。実際にTMBGとして活動するのは81年にそろってブルックリンへ引っ越してからで、二人でパフォーマンスしたのは翌年の82年。昼間は仕事、夜はリハをしながら少しずつライブの回数を増やしていった。

 初期のTMBGはどちらかというとアート寄りで、生音をレコーディングするよりも、いかに加工して前代未聞のサウンドを作るかに力を入れていた。録音はドラム・マシーンを用いて宅録。ライブでもドラムの代わりにリズムセクションを録音したテープを持ち込み、バックで流してパフォーマンスしていた。

 ある時、JFのアパートが空き巣に入られて機材を失い、一方JLはメッセンジャーの仕事中に事故で腕を骨折したため、活動を休止せざるをえなくなった。そこで留守電のテープに曲を吹き込んで発表の場に使うことを思いつき、かくして電話サービス『Dial A Song』が開通。他のメディアで取り上げられて話題となる。

 週に一度はライブできるようになった頃、会場で売っていたカセットの一本を「ピープル」誌が取り上げてレビューを書いたことがBar/None Recordsの目にとまり、86年にファーストアルバム「They Might Be Giants」をリリース。3枚目のアルバム「Flood」以降はElektra Recordsから出している。TVアニメ『Tiny Toon Adventures』でミュージッククリップが作られたのもこの頃。

 五枚目のアルバム「John Henry」からバンドの生の音から曲を作るようになり、ライブもカセットテープ+二人から、バンド構成で行うようになった。この変化についてファンと批評家からは賛否両論あった模様。六枚目のアルバム「Factory Showroom」をあまり宣伝してくれなかったことなどから、結局Elektra Recordsを去る。
(日本ツアーでElektraがライブを追加してきたのを、東京見物に行きたいからやりたくないとTMBGが断ったことも関係がこじれた原因だとかドキュメンタリーで言っていたと思うのですが、リスニングに自信がないので断言できません…。)
 
 いくつかのテレビ番組に曲を提供し、2002年にはFoxのドラマ「Malcolm In The Middle」のテーマ「Boss of Me」でグラミー賞を受賞。本人達はまさか受賞すると思ってなかったらしく、会場の席で「ノミネートされてここにいるのも何かの間違いだね」等と喋っていたら自分たちの名前が呼ばれてしまってビックリしたとか。同年に子ども向けアルバム「No!」をリリース。昨年はディズニーとコラボし、DVDとCD「Here Come the ABC's!」が発売された。Idlewildという自家レーベルも立ち上げている。
 
今までに出したアルバムは11枚、EPとシングルは25枚にも及び、結成から24年経った現在も二人三脚で活動中。
  
 

関連と参考ページ(公式以外)
・はてなダイアリー
  短くまとめられた「They Might be Giants」のページ。
・Wiki
  やっぱり“好き”が書き込んでいるので詳しい。
・This Might Be A Wiki
  こちらはTMBG専門のウィキ。ニュースの更新も頻繁。

Podcast2A

2006-01-19 17:12:48 | TMBG
TMBGのpodcastが新しいエピソードを配信!ひげの歌(謎)や、「Fingertips」のライブとか入って22:27のランニングタイム。一旦終わったかと思えばまだ入ってる!

今回のピンは、Podcastのホスト(とても怖い声の人)に敬意を表して、タワーオブテラーで。