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思いつ記

私的関心事の足跡

『アコーディオンの本』とスペースゴースト

2005-08-12 08:19:24 | TMBG
何気なく図書館でこの本を手にとってパラパラ見ていたら、ゼーマイトのことがちょっぴり出ていて驚きました。
ダサい楽器だったアコーディオンを見直し始めたロックミュージシャンの一人、という扱いで、米雑誌『キーボード』に記事が載ったらしい。それによると、アコーディオンを使ったのは偶然ライブの時だったが、キーボードでは難しい音量の調整や表現が蛇腹の収縮で簡単にできてしまうので、以来すっかり気に入ってしまった、とのこと。アコーディオンは移民の国アメリカ音楽の底辺を流れるものなので、これからも意識的に使っていく・・・とかなんとか。記述はこれだけだったので借りませんでしたが、アコーディオンは世界の民族音楽に深く根ざした、歴史のある楽器なんですね。(本はアコーディオンの歴史や仕組みの紹介メイン)
私はアコーディオンというと、小学校で弾いた思い出があるばかりです。肩にかけるので重くて、鍵盤ハーモニカの係りになればヨカッタ、と思ってましたが、大人が持てば重くないのかも。キーボードと違い、ライブで動き回れるのもアコーディオンの魅力なんだそうです。

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最近こんなエントリばっかなので、TMBGのカテゴリを設けることを考えましたが、私の音楽カテゴリには現在E6とTMBGが占めてるので、やる意味が無いような気が。もっと増えたら作ろうかな。

そういや、CNのアダルトスイム枠の番組『Cartoon Planet』で、TMBGの「The End Of The Tour」がいっときエンディングに、「No one knows my plan」がオープニングに使われていたらしいです。ふむふむ。
しかも『Space Ghost Coast to Coast』に出演してる・・・。あぁ、すっごく見たい。

あらら

2005-08-05 15:08:29 | TMBG
『Spine』の歌詞が面白いのでじっくり読んでいたら、歌っている方と食い違ってる箇所がちらほら。一行まるごと入れ替えられていたり、細かく語句が違ってたり。ここで確認すると、録音バージョンが正しいみたい。
そこで何故違っているのか仮説を立ててみました(ひま人)。
①デモバージョンは歌詞に沿っていたが、録音してる間に気が変わった。
②印刷所が間違えた。
③サンダーバードから指令が下った。
④ゴロがいい方で歌ってるだけなので、Linnellさん的には正直どっちでもいい。

…真相は④かな。④だな。

They Might Be Giants/They Might Be Giants

2005-08-04 13:58:39 | TMBG
1986年のTMBGデビューアルバム。既に持ってる「Dial A Song」と19曲中6曲被ってるとか、実は初期作品をまとめた2枚組アルバム「Then」買った方がおサイフに優しいとか、色々あって悩んだのですが、店頭にあったので購入してしまいました。だって・・・だってデビューアルバムだし、アルバム一枚を通しで聴きたかったので。きっと持っててもソンじゃないヨ!ジャケがロドニーなのもこれだけサ!

内容はというと、80'sを思わせる音がちょっと多め。そんなイントロに懐かしさを感じます。予想の付かない音がピヨーンと出てくるのは、この頃からだったんですね。デビュー時独特の「可能性」をひしひし感じられて気持ちがいいです。ジャンルに囚われない、何でもありの19曲。カラフルで短い曲ばかりなので、あっという間です。
これがデビューアルバムからだったのかと驚いたのは「Don't Let's Start」。もっと最近作だと思ってました。
ほろ苦い「The Spine」と並行して聴いてるので、こっちが余計フレッシュな感じがします。Flansさんの声が心なしか若々しい・・・。Linnellさんの方は大して変わってない気が。みてくれも(笑)


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・MTVこのアルバムに収録されている「Put Your Hand Inside The Puppet Head」のヴィデオ一部視聴可能。笑顔でコーヒーこぼしてます。

No!/They Might Be Giants

2005-07-13 09:23:52 | TMBG
『ABC's』に味をしめて購入してしまいました。2002年発売の「キッズ向け」アルバム第一弾。子供向けと称して、作りたいもの作ってます。ちょっとシュール。

女性ボーカルで軽快な『In the Middle, In the Middle, In the Middle』は、「道路は青信号で渡ろうね」という交通安全ソング。「ミッキーマウスクラブ」にありそうな曲だなぁ、と思っていたら、60年代オンエアの「アダムス・ファミリー」で使用されていた曲のカバーでした。どっからこんなの見つけてくるんでしょ。

パソコンで再生すると、イカレた、じゃなかったイカしたアニメーション・ビデオがついてきます。ジャケともどもデザインを手がけたのはこちらのプロダクション→『The Chopping Block』。TMBG公式サイトのデザインもここです。カートゥーン関係で言うと、 Nickのオンラインゲームや、Boomerang(CN)のウェブデザインなども。
TMBGは『Chopping Block』のテーマも作ったみたいですね。右上の『Testimonial』をクリック!
・旧サイト『Orange Farmaers』
※いきなりTMBGによるオレンジのテーマ(声付き)が流れます。

公式サイト;Giantkid.netで一部ビデオが見られます。『Clap your hands』がおすすめ。動きがちょっとグロい・・・『ABC's』ボーナスバージョンの可愛いヒヨコの面影がみじんも感じられません(笑)そういえばこれ、Gap Kidsのコマーシャルソングだったらしいですね。

おまけ:Brooklyn CHildren's Museum公式サイト
(このアルバムにも収録されている『Wake Up Call』が使われています。オウムが可愛ゆい。)

The Spine /They Might Be Giants

2005-07-08 09:00:57 | TMBG
最近のエントリ見るとハマって行く過程がが如実に現れてますね。でも飽きないんだなこれが。

去年発売・10枚目のアルバム。
ジャケットがなにやら不穏な気配を醸し出してますが、内容もこんな感じです。
聞いた途端、「ぐぁぁ、またやられた!」というくらいに曲が魅力的。
5トラック目の『Prevenge』って、辞書に無い言葉ですが「Pre-Revenge」を足した造語?「前もって行なう復讐」くらいの意味なんでしょうか。よくわからないけど、TMBGの歌詞については20年の昔からアメリカ人も煙に巻かれているようなので、気にしない気にしない。
のほほんとしたLinnellさんのヴォーカルや、独特の節回しも健在。切なくなるようなFlansさんリードの『Memo to Human Resources』もよいです。
シングルカットできそうな個性の強い曲が並びますが、短い曲(でも表題曲)を上手いこと挟んで、アルバムを通して楽しめるようになっています。特に1~7、11~16の流れがシビレます。あ、それってアルバムほとんどか。

曲名↓
1 Experimental Film
2 Spine
3 Memo to Human Resources
4 Wearing a Raincoat
5 Prevenge
6 Thunderbird
7 Bastard Wants to Hit Me
8 The World Before Later On
9 Museum of Idiots
10 It's Kickin' In
11 Spines
12 Au Contraire
13 Damn Good Time
14 Broke in Two
15 Stalk of Wheat
16 I Can't Hide from My Mind

・アマゾンジャパン

Here Come the Abc's /They Might be Giants

2005-07-06 09:30:21 | TMBG
They Might Be Giantsがディズニーとコラボして出したキッズ向けDVD。パペットのジョン二人を案内役に、ABCをテーマにした一分~二分くらいの短い曲がてんこ盛り。
(どこかのサイトにあったけど)They Might be Giantsの曲には「当たり前のことを歌詞にする面白さ」みたいなものがあって、今回はそれがすごく生きています。よくもまぁ思いつくものです。
キッズ向け、ということでちょっと心配してたんだけど、大人が見てもじゅうぶん楽しいです。買ってよかった。
曲も勿論いいですが、映像もバラエティに富んでいてかわいいです。アニメーションだけではなく、パペット(これがまたユルくていい)、実写TMBGが歌っているパートもあります。中でも「QU」のアホ度は格別かと。

↑「Alphabet Lost and Found」から。このアニメーションを制作したDivya Srinivasanさんのサイトはここ。他にTMBGの「Damn Good Times」のビデオも制作しています。彼女が作った映画『Waking Life』(予告編観れます)も面白そう。

ところで、「Letter/Not a Letter」の声やってるHenry Linnnellって、John Linnellの息子さん?(こんな名字、なかなかいなそうなんですが…)
(↑追記:やっぱり息子さんだったようです。今6歳くらいか。) 

・公式サイト試聴とビデオが一部観られます。
・リージョン違うくせに日本のアマゾンで購入可能です。 
米アマゾンで買うと付いてくるはずのボーナストラック(TMBG自ら宣伝している)が無かったけどねー…。よく見て買わなかった私が悪いんだけど。ぐぐぐ。

ビデオざくざく

2005-06-29 16:16:02 | TMBG
TMBGネタが続きますが。
They Might Be Giantsはあっちこっちに出没(活躍ともいう)しているようで、探してみたらウェブ上で歌ってる姿がけっこう拝めたりしました。知れば知るほど好感もてるバンドなので見つかると嬉しかったです。

plexifilm
ドキュメンタリー映画『Gigantic』のコマーシャルがあります。1987年のパフォーマンスも。おぉ、なんだか二人が若いぞ!ええと、26、7歳?
『Gigantic』、数々のフィルムフェスティバルで上映されてたりして、意外と評価高いです。ちょっと欲しい様な、でも買うと一線を越えてしまうような(なんだそりゃ)
(追記)↑でも時間の問題でしょう。きっと。

G4
歌一曲プラスDial-A-Songやウェブの紹介をするパート1、「Another First Kiss」含め二曲歌ってくれるパート2のビデオが観られます。割と長いです。

Walt disney Records
『Here Come The ABCs』のライブ映像あり。ディズニーさん的にもこのCDはプッシュしてますね。MGMのプレイハウスディズニー関連の店に、TMBGのコーナーないかな。

TMBG、加速中

2005-06-10 08:47:41 | TMBG
(あくまでも自分の中でだけ)TMBG株上昇中です。

ミュージックビデオ見ました。・・・・・・変!さすがです。振り付けが意味不明すぎ。カートゥーンと相性いいいのわかる気がする。
クリップ見て、ようやく二人の区別がつくようになりました。歌ってるとこを見たことがなかったので、どっちがリードボーカルをやってるか、CDじゃ分からなかったのです。二人ともファーストネームはJohnなので、「ヤァ、僕はTMBGのジョンだよ(Hi, this is John from They Might Be Giants)」と言ってから歌う曲もあったのですが、内心どっちのジョンなんだよ、と思ってました。疑問が解けてすっきり。
『Dr.Worm』のリードがLinnellさん(右)で、『Boss of Me』のリードがFlansburghさん(左)だったらしいです。ついでにいうと、あの名物CM、『DeeDee and Dexter』(デクスターを60年代風アニメにしたやつ)もTMBGの手によるもの。巨大ロボットが二人のジョンを表わしていたらしい。(情報元;歌詞も分かります)うわ~、くっだらねぇぇぇ。
ついていきます、TMBGさん(笑)

『Boss of Me』のクリップがなかなか良かったです。『KABLAM!』で取り上げられていただけありますね。『アクションリーグ』並にジョン(メガネの方)が人形になって腕がモゲたりしてます。
  ♪Life is unfair~



Apollo 18 /They Might Be Giants

2005-05-23 12:57:23 | TMBG
肩透かしをくらったような歌詞(もしくはアレンジ)が魅力の当バンド、They Might Be Giantsのアルバム。歌詞が意味なさ過ぎるんだかあり過ぎるんだか。5トラック目の「Mammal」とか、本当に哺乳類について歌ってるし(意訳↓)
 ♪Mammal Mammal 親戚は単孔目(カモノハシ類)~ 温血が4つの心臓の部屋を流れる~
辞書引いて脱力。しかも生物の授業思い出した・・・。
でもこんなの作ってるThey Might Be Giantsの二人って頭良さそうです。写真→
82年結成というから、息の長いバンドといえますね。現在もディズニーとコラボしたDVDを出すなどして活躍中。去年はミュージカルもやってたそうな。また再演するといってるから、好評だったのかな?


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日本版の邦題もすごいな「Narrow Your Eyes」が「君の細くてカワイイ目」になってる・・・。「目を細めろ=(目をこらせ)」って意味かと思ってたけど、ホントはそっちの意味なの?

・ミュージカル『People Are Wrong!』かっこいい「Dimension 6 Rock」、コマーシャルソング(?)「At The Agway」などなど、試聴&ダウンロード可。CD化したら欲しい。
・本当の「Mammal」の歌詞はこちらです

Dial-A-Song/They Might Be Giants

2005-05-06 15:10:52 | TMBG
NYを拠点にする二人組バンド、They Might Be Giants の82年からの20年間の音楽活動をまとめたベスト版。2枚組みで、全52曲。解説・歌詞・彼らのエッセイ付き。『DIAL-A-SONG』というのはThey Might Be Giantsの試聴サービス(Always busy,Always Broken:718-387-6962でNYからかけるとなんとタダ!)の名前。もともとは電話サービスだけだったそうですが、現在はインターネットでも利用できます。
聴く曲聴く曲、どれもヘビーローテしたくなるような曲ばかりなので、消化するのが大変。というかまだ全部聴いてない(笑)それならレビュー書くな、といわれそうだけど、この聴いてる真っ最中のワクワク感がたまらなくて書いてしまいました。「次はどんなのだろう?」という期待に必ず応えてくれるのがすごい。
グラミー賞を取った「Boss of Me」や『オースティンパワーズ』に提供した曲が入っていたり、かと思えば一分足らずの実験的な曲も入っていて、密度が濃いのはお墨付き。『KABLAM!』『タイニートゥーンズ』で使用された曲も入っているのでそちらも満足いく感じ。
当初、「このベスト版一つでThey Might Be Giantsはもう買わなくていいだろう」と購入したのですが、これが面白すぎて他のも集めたくなりました。そんな訳で、ただ今必死でこれと『Apollo 18』とを消化中。『Apollo 18』はぜひ全部聴いてから書こうっと。

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・『Dial-A-Song』公式ページをブックマークに貼り付けておきました。