鉄道がほとんどないメキシコでは、バスが市民の移動機関。
市内を走るバスは例外なくフロントガラスにヒビが入っており、運転席にはキリストの像がぶらさがってます。(ヒビが入っているのはバスに限ったことではありませんが。)走行中にも関わらず、常に前方のドアが開いているのは何故。
市バスと一味違うのが市と市を結ぶ長距離バス。乗る前に等級が決められるものは、いいクラスに乗るのがおススメ。ちょっとの値段の違いが大違いで、座席はキレイだし、おやつは付くし、テレビ付くし、寄り道しないしで短時間で目的地に着くからです。安全面からも高い席に乗ったほうが置き引きなどの被害に遭わないそう。
メキシコの道は、あちこちに凸形の段が設けられています。ドライバーは段差のために一旦スピードを緩めるので、歩行者の保護につながるという仕組み。しかしそのため揺れが激しく、乗り物に弱い人は車酔い必至。かくいう私も、乗って30分たたない内に気分が悪くなり、楽しげな友人達の中で一人ローテンション。最悪の事態を予想して悶々としてました。車窓からの風景は雄大で、日本人のイメージを裏切らないメキシコっぷりなので見ていたかったんだけど。どうやらこうやら目的地に着いた時には酔いのために千鳥足になっていました。(この間わずか一時間)おそるべし。
市内を走るバスは例外なくフロントガラスにヒビが入っており、運転席にはキリストの像がぶらさがってます。(ヒビが入っているのはバスに限ったことではありませんが。)走行中にも関わらず、常に前方のドアが開いているのは何故。
市バスと一味違うのが市と市を結ぶ長距離バス。乗る前に等級が決められるものは、いいクラスに乗るのがおススメ。ちょっとの値段の違いが大違いで、座席はキレイだし、おやつは付くし、テレビ付くし、寄り道しないしで短時間で目的地に着くからです。安全面からも高い席に乗ったほうが置き引きなどの被害に遭わないそう。
メキシコの道は、あちこちに凸形の段が設けられています。ドライバーは段差のために一旦スピードを緩めるので、歩行者の保護につながるという仕組み。しかしそのため揺れが激しく、乗り物に弱い人は車酔い必至。かくいう私も、乗って30分たたない内に気分が悪くなり、楽しげな友人達の中で一人ローテンション。最悪の事態を予想して悶々としてました。車窓からの風景は雄大で、日本人のイメージを裏切らないメキシコっぷりなので見ていたかったんだけど。どうやらこうやら目的地に着いた時には酔いのために千鳥足になっていました。(この間わずか一時間)おそるべし。
サンミゲルで掃いて捨てるほど売られていた金属製の照明。手のひらサイズから50センチくらいの大きなものまで種類も様々。これがトラック一杯分積まれていたのは壮観でした。もって帰りたかったけど、重いしスーツケースにも入らないので断念。
カリフォルニアのディズニーランドはフロンティアランドのメキシコ料理屋にもこれがあって、夜になるとライトから光が溢れて素敵でした。
カリフォルニアのディズニーランドはフロンティアランドのメキシコ料理屋にもこれがあって、夜になるとライトから光が溢れて素敵でした。
サンミゲルが田舎だったからかもしれませんが、挨拶をよくされました。道ですれ違っただけでも「Hola!」と笑顔。歩道の脇を通り過ぎるタクシーの運ちゃんも「どこいくの?」声かけてきます。(前見なくていいの?)何故か店の入り口に立って外を見ている人が多いので、それでなくても目が合う機会が多いのです。気持ちよく挨拶されるとこちらもうれしい気持ちになります。
挨拶だけかと思いきや、物乞いだったりナンパだったりするので注意が必要だけど。
「誰にでも挨拶するのはアミーゴの国メキシコに来てハイになってるアメリカ人だ」との現地人の指摘もありましたが、日本に比べたらやっぱり多いです。
挨拶だけかと思いきや、物乞いだったりナンパだったりするので注意が必要だけど。
「誰にでも挨拶するのはアミーゴの国メキシコに来てハイになってるアメリカ人だ」との現地人の指摘もありましたが、日本に比べたらやっぱり多いです。
先月の今ごろ、サンミゲルにて開催されたフィエスタ『サンミゲラーダ』について。
『サンミゲラーダ』は街に雄牛11頭が放たれ、市民が素手で牛を追い立てるお祭りです。牛の角はヤスリで丸まっているわけでもなく尖ったままで、市民も特に防具なしで挑むので、危険そのもの。当然希望者のみの参加で、大半は度胸を見せたい若いメキシコ人のにーちゃんたちと観光客です。友達が会場脇のカフェの席を予約してくれたので、私も見物に行ってきました。
朝、会場に近づくにつれてなにやら赤いものが目に付きます。地元民から観光客まで赤いスカーフやTシャツを身に付けていて、始まる前から異様な盛り上がり。牛が走る地区はあらかじめフェンスで囲ってあります。街で一番広い広場とその近所が会場。
牛追いが始まるのは正午からでしたが、その前からパレードが行われていてにぎやかです。幾度となく「牛が来るぞー」と走ってくる人がいましたが、あれはフェイントで、大砲の合図があるまで牛は放たれないそうです。知っている人は動じません。
私たちはカフェでサングリア(ソーダみたいなお酒)飲んで食べて待っていました。サングリアはお代わり自由・それにサラダとパエリヤ、最後にラズベリータルトがついて500ペソ。ごはんおいしいし、座って待ってられるので悪くないかな、という感じ。中には入店するだけでお金を取られる店もあります。大砲を聞いたので、私と友人は二階に移動。狭い窓から見ていたら牛が
わらわらと走ってきたので↓
このくらいにして一階に戻って店の入り口で見物。フェンス一枚隔ててこちら側にいるので安心・・・と思ったら牛が勢い余って私たちのいるフェンスにぶつかってきました。(後で見たら角の跡がついていた)
牛を挑発するにーちゃん。うまくかわすと周囲から賞賛の嵐。彼のような『即席マタドール』があちこちに出現する。
全力で逃げてくる人々。曲がり角の向こうにいる牛が本当にこっちに来るどうかは、走る人の真剣さ具合で分かる。
近くで見るとかなり牛は大きいです。そんな牛に挑戦した無謀な若者が幾人か救急車送りに・・・。店に飛び込んできたある人は、スレスレで牛をかわしたらしくシャツがズタズタになってました。ひええ。
何が起ころうが祭りは進行。「トーロ(牛)!トーロ!」と連呼されます。不思議なことだけどみんな真剣かつ楽しそう。最後にカウボーイたちが牛にロープを投げて捕らえます。この牛たちは農場に返されるそうです。
牛追いが終わってフェンスが片付けられると、会場に残った人々が宴会を始めるので、日が傾く頃には会場が酔っ払いでいっぱいになってました。夜はうろつかないのが賢明かも。
ちなみに親に内緒で牛追いに参加した知人(メキシコ人)は親にバレ、「危ないことして」と怒られたそうな。
『サンミゲラーダ』は街に雄牛11頭が放たれ、市民が素手で牛を追い立てるお祭りです。牛の角はヤスリで丸まっているわけでもなく尖ったままで、市民も特に防具なしで挑むので、危険そのもの。当然希望者のみの参加で、大半は度胸を見せたい若いメキシコ人のにーちゃんたちと観光客です。友達が会場脇のカフェの席を予約してくれたので、私も見物に行ってきました。
朝、会場に近づくにつれてなにやら赤いものが目に付きます。地元民から観光客まで赤いスカーフやTシャツを身に付けていて、始まる前から異様な盛り上がり。牛が走る地区はあらかじめフェンスで囲ってあります。街で一番広い広場とその近所が会場。
牛追いが始まるのは正午からでしたが、その前からパレードが行われていてにぎやかです。幾度となく「牛が来るぞー」と走ってくる人がいましたが、あれはフェイントで、大砲の合図があるまで牛は放たれないそうです。知っている人は動じません。
私たちはカフェでサングリア(ソーダみたいなお酒)飲んで食べて待っていました。サングリアはお代わり自由・それにサラダとパエリヤ、最後にラズベリータルトがついて500ペソ。ごはんおいしいし、座って待ってられるので悪くないかな、という感じ。中には入店するだけでお金を取られる店もあります。大砲を聞いたので、私と友人は二階に移動。狭い窓から見ていたら牛が
わらわらと走ってきたので↓
このくらいにして一階に戻って店の入り口で見物。フェンス一枚隔ててこちら側にいるので安心・・・と思ったら牛が勢い余って私たちのいるフェンスにぶつかってきました。(後で見たら角の跡がついていた)
牛を挑発するにーちゃん。うまくかわすと周囲から賞賛の嵐。彼のような『即席マタドール』があちこちに出現する。
全力で逃げてくる人々。曲がり角の向こうにいる牛が本当にこっちに来るどうかは、走る人の真剣さ具合で分かる。
近くで見るとかなり牛は大きいです。そんな牛に挑戦した無謀な若者が幾人か救急車送りに・・・。店に飛び込んできたある人は、スレスレで牛をかわしたらしくシャツがズタズタになってました。ひええ。
何が起ころうが祭りは進行。「トーロ(牛)!トーロ!」と連呼されます。不思議なことだけどみんな真剣かつ楽しそう。最後にカウボーイたちが牛にロープを投げて捕らえます。この牛たちは農場に返されるそうです。
牛追いが終わってフェンスが片付けられると、会場に残った人々が宴会を始めるので、日が傾く頃には会場が酔っ払いでいっぱいになってました。夜はうろつかないのが賢明かも。
ちなみに親に内緒で牛追いに参加した知人(メキシコ人)は親にバレ、「危ないことして」と怒られたそうな。