幸村の備忘録(情報は訪問当日の内容です)

じいさんとなりヨロイ兜を脱ぎ捨て温泉三昧。

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切明温泉/秘境の宿 雪あかり(長野県下水内郡栄村)

2012年07月18日 | 長野県の温泉(東信・北信)
秋山郷と言うと「秘境」の代名詞、行政的には長野県だが冬は新潟県からでないと行かれない、中津川の上流の切明は最奥の集落。「秘境の宿 雪あかり」はもっとも奥の宿
入口で除雪車が迎えてくれた、冬の厳しさを物語っているようだ
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内湯の窓から対岸の山肌が見える、カルシウム・ナトリウム塩化物・硫酸塩温泉、源泉54℃、PH7.7、透明で無臭、加水加温循環なしの掛け流し
切明温泉は河原を掘るとマイ露天風呂が作れる事で有名ほど湯量が豊富
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露天は一旦外に出て建物の軒下を10mほど歩くと脱衣場がある
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露天は混浴だが、宿泊の場合は女性専用時間があるようだ
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開放的な露天は気持ちがいい ワイルドだぜぇ~  が出てしまう
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玄関にはアイドル猫(トラ吉営業部長)がいるはずだが、今日は別な場所で昼寝だそうです
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秋山郷は、苗場山、鳥甲山に挟まれた山間地域で日本の秘境100選の1つである
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渓谷がさらに狭くなり 橋を渡る
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今でも道は狭く、車が多い夏のシーズンはすれ違いが大変だ、下が絶壁で除雪のためかガードレールもないところもある、
初めて行った頃、すれ違いのためお互いのサイドミラーをたたむ、窓から手を出してたたんでいたら、対向車が電動で・・・こんなのあるのかと初めて知った、昔のことを思い出した
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昔は交通の便が悪く、冬季には隔絶される事が多く何度も飢餓が発生し、大昔(200年ほど前)には飢饉によって一村8軒が全滅したことがあるそうです

昭和の初めに秋山郷を測量隊が訪れたところ、村人から「源氏はまだ栄えているか?」と尋ねられたという逸話が残る。当地に平家の落人伝説がある、里から隔絶された秘境だった

途中の集落、小赤沢に民家が保存されていた
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長野県側からは奥志賀林道から雑魚川林道に分岐し、切明まで繋がる林道が整備されており
7月下旬なのに残雪が沢沿いに残り、夏に冷蔵庫開けた時のように付近には白い冷気が漂い、天然のクーラー状態となっていた
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この季節なのに、ふきのとうが・・・
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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (achisi)
2012-07-18 23:24:53
何回か行っているのですがお湯につかるチャンスを逃しています。今度行ったら是非入って来たいと思います。
今年は雪が多かったようですね~。端が落ちたってニュースで見ました。
梅雨明けて酷暑だって言うのに、雪とふきのとうとはビックリ。2ヶ月くらい季節が遅れていますね
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Unknown (sattoru)
2012-07-19 02:30:07
切明温泉ですか、憧れです。冬場大活躍の除雪車もさすがにシーズンオフですね。サイドミラーのお話、とてもよくわかります。以前はフェンダーミラーが主流でしたよね。秘境にまつわる逸話、とても興味深かったです。
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Unknown (go)
2012-07-19 10:14:19
切明温泉はまさに秘境の温泉ですね、道も抜けていない最奥部の温泉で湯量も豊富で勿体ないような気がします。
秋山郷と云えば日本一の豪雪地帯で有名になっていますが、雪の多い地方では屋根雪を降ろしますが秋山郷では雪の中から家を掘りだすと聞いています。7月に残雪があるとは驚きました、そんなに海抜が高いわけではないでしょう、2000mも高い海抜なら雪があっても不思議ではないですけれど。小赤沢の民家、昔の風景ですね、「埴生の宿」の世界、こんな所で暮らしてみたいような、でも冬は大変だね、やめとくか。
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Unknown (幸村)
2012-07-19 17:36:08
 achisi さんへ
暑い日が続きますね、涼しい所に行きたいです。ここは河原で自分でスコップで温泉を作る事もできるようです、秋山郷には他にいくつかの特徴ある温泉がありますよ。志賀高原に抜ける林道は秋は紅葉がきれいですよ、こんどどうぞ・・
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Unknown (幸村)
2012-07-19 18:19:55
 sattoruさんへ
ここでは除雪車は無くてはならない存在なんでしょうね、宿の主人のように迎えてくれました(笑)、今は当たり前の電動も、その頃、対向車の「みゅ~うん」ってミラーが閉じた高級車にはびっくりしました。秘境に住まわれている方たちは特に冬は厳しい事でしょうね
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Unknown (幸村)
2012-07-19 18:20:56
 go さんへ
地図を見ると国道405号は津南から秋山郷、このあたりで切れて、そして南の群馬県側は野反湖から国道が続いています、国道を通す計画でもあったんでしょうかね。
冬になる前に高齢者の家庭は里に降りて暮らします、時期になるとニュースでながれます、不便な秘境でもやっぱりふるさとがいいそうです
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Unknown (白色槍騎兵)
2012-07-20 08:01:38
猛暑日が続くなか、ふきのとう!?ですか!!此処の様な山間部の秘境は「日本のチベット」や「日本のアンデス」と山無県(千葉県)在住の私は呼んでおります。(←山に対する憧れの意味です)雄川閣の河原での野天風呂も「ワイルドだぜぇ~」。小赤沢温泉の茶褐色の湯が配管からボコッ!!ボコッ!!と出るのも「(ちょっと)ワイルドだぜぇ~」。
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Unknown (幸村)
2012-07-20 16:53:56
 白色槍騎兵さんへ
津南から秋山郷は、ほんとうにワイルドな温泉がありますね、小赤沢の赤い湯や、鳥甲山の荒々しい岩壁を眺めながら入ったのよさの里の露天風呂もワイルドでした
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Unknown (きつぽん)
2012-07-21 11:50:59
湯量豊富なかけ流しの露天、秘境とあって訪れる人も少ないとあっては寛ぎの温泉場ですね。ダッシュボード左端のカタツムリ、良いですね。こちらもなごみます。
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Unknown (幸村)
2012-07-21 18:21:29
きつぽん さんへ
梅雨が明けて秘境もこれからがいい季節です。若くないので飛ばさないでカタツムリのようにのんびり運転しています
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