とうとう、車が納車されました。
現物を見てから、一ヶ月・・・ようやく手元に車が届きました。
かなりの改造車であった為、その調整と修理にかなり手間取ってしまい、納車に至るまでかなりの時間を要してしまいました。
が、とうとう手元に車がやって来ました。
感動の一瞬です。
・・・が、しかーし!!難題が、私達の前に立ちはだかったのです。
それは「ツインプレートのクラッチ」が入っているという事です。
車音痴の方も「強化クラッチ」という言葉は、一度くらいは耳にした事があると思います。パワーのある車はすぐにクラッチが滑ってしまうので「強化」されたモノを付けるのですが、それがなかなかの曲者。まず、発進する時にクラッチ合わせがうまくいなかいとエンストしてしまいます。
・・・そう、私達は車屋から道路に出るまでに3回もエンスト!!そして、家に帰ってから車庫入れするだけで、なんと6回(もっとかな??!)もエンストさせてしまったのです!!(←発進よりもバックさせるのが、こりゃまた難儀するんだな~)
「これじゃ、ガソリンかぶっちゃうよー!!(大泣)」
―――初めて車屋で現車を見た時も、そんな感じでした。ばらつきすぎるアイドリング。ギアも入れてないのに、すぐにエンジンストール。これはあまりにもおかしい!!あまりにもエンストしてしまい過ぎる!!という事で、「これは一度○○○○(←チューニングショップの名前)へ持って行って調整してもらいます」という事で、例の帝国ホテルクラスのチューニングショップへ持っていって、エアフロ取ってエフコンつけて・・・と、色々調整してもらったのです。
納車の日、さすが○○○○だね~!!という位の仕上がりでした。アイドリングも安定してるし、あのエンストしまくりのアイドリングのばらつきは、完全になくなってました。
・・・という事は、このエンストしまくりの状態は、私達の腕が悪いっっ!!って事ですよね(汗)
だって、あのショップがチューンニングしたんですよ?これは、もう私達が悪いでしょう!!(って言うか、それ以外ないでしょ~!!だって強化クラッチだもん♪)という事で、私達は(死に物狂いで、そして安全の為高速を使って)家に帰り、色々悩みました。
とりあえず、クラッチには慣れるまで頑張るしかない・・・とにかく、買ってきた部品をつけちゃいましょ~という事で、色々オートバックスで仕入れてきた物を(旦那が)つける事になりました。
―――そんな時、旦那がある事に気付きました。
「・・・アクセルペダルって、何でこんなグラグラしてるんだろ??」
私はその時爆睡してて知らなかったんですが、どうやらアクセルペダルに遊びがあったようです。なにやらバネのようなモノが仕込んであり、ペダルが妙にグラグラしているとの事。そこで、旦那は結束帯でペダルを固定してみました。
「これで、アクセルペダルの動きがダイレクトに伝わるはず!!」
次の日、早速私は試してみました。
すると、何という事でしょう!!
エンストせずに発進するではありませんか!!バックもスムーズに行くではありませんか!
アクセルペダルに遊びがなくなった為、回転数を一定にさせる為のアクセルワークがし易くなり、クラッチも繋げ易くなったのです!!
今までは、アクセルを吹かしながら回転数を一定に保たせる事が難しく、焦ってクラッチを繋げようとすると、ガクッガクッ!!ピー(エンストの合図音)・・・ってな具合でした・・・・。ですが、アクセルを固定してもらってからは、一体どういう事でしょうー??ってなくらい、エンストしないんです。目からウロコでした~。感動しました~!!さすが旦那っっ!!
さ、早速試乗に行こう!!
・・・と思ったのですが、まだデフロスター付近のダッシュボードの浮きの修理中。あと1日は、重りの鉄アレイは動かせないでしょうね・・・。
ちなみに、強化クラッチだと発進する時、大体2000回転くらいにまでアクセルを踏んでから、クラッチを繋げます。それは、上げすぎても急発進するし、低くてもエンストするので、アクセルの合わせ方が大切なんですね。よく、レースとかで発進する前、ボ、ボ、ボ、ボボーッッ!!って煽ってますよね。あれは、クラッチを繋げる為に重要な動作なんです。それをしないと、エンストするんです。別に、ヤンキーが前に走る車を煽ってる為にやってる訳ではないので、あしからず。
お陰で、両足ふくらはぎが筋肉痛です。ツインプレートは、やっぱり重いです・・・。
私達のチェイサーとの戦いは、まだまだ続きます・・・。