ファンタジー世界での飲み会ってこんな感じなのでしょう…戦いですね(笑)
「レッドド゛ラゴン・イン」のご紹介です。
原題: The Red Dragon Inn
日本語タイトル: レッドドラゴン・イン(日本語版ライセンス:アークライト)
デザイナー: Geoff Bottone,Colleen Skadl,Cliff Bohm
発売: 2007(米)
可能人数: 2~4人
プレイ時間: 45分程度
ボックスサイズ: 265×265×55(mm)
カードサイズ: 88×63(mm)
「大宴会」「ハンドマネジメント」「酒豪は冒険者の必須項目」

2007年に発売されてから現在までに続編というか追加キャラクターセットみたいなものとかが4作追加されたという結構なシリーズもの。
何処かの雑誌でチラッと見た気がしなくもない(笑)…あまり覚えてないけど。いや、あれは別のゲームだったかな…
ゲームの舞台となるのはファンタジー世界の酒場。
冒険を成功させてある程度のまとまった金を得ることが出来た冒険者一行がプレイヤー達の分身ですね…なお、元が米国のRPGを元にしているのでハクスラ(ハック&スラッシュ:ダンジョンに潜って住んでいるだけのモンスターをぶち殺し、貯めこまれた宝物を強奪していくスタイル)がデフォルトです。
無事に拠点に帰り着いた冒険者達は当然の如く大宴会を始めます。酒を飲み、ギャンブルに熱くなっていきます。
…このゲームはその宴会で「一番最後まで立っていたキャラ」が勝つというお話。
酒やギャンブルが絡みますからね…「酔い潰れる」とか「素寒貧になる」と脱落です。

2人対戦だとすぐ終わると思いますが…まぁそこはそれ。
セットアップはこんな感じ。
○自分のキャラクターを決めて専用のデックをシャッフルして自分ボードの上に山札として置く。
○飲み物デックをシャッフルして中央へ山札として積む。
○ボードにマーカーをセット。
○ある程度の金を持つ。
○キャラデックから7枚の山札を引く。
さ、宴会の始まりです。

ゲームは手番制で誰かが敗北条件を満たすまで続きます…全員で仲良く宴会という発想はないようですね(笑)
手番になったら4つのフェイズを順番にこなしていきます。
1:手札調整
2:アクション
3:注文
4:飲酒
→ 
まずは「1:手札調整」から。要らないカードを捨てたり、その分カードを引いたりします。
これは捨てるカード多少考えますが、あまり悩まないで大丈夫でしょう。
手番のメインとなるのは「2:アクション」からが本番です。
手札から行動カードを出してそのカードを実行します。
相手は「対応」カードを出して行動カードの効果を妨害したり無効化したり…まぁそんな感じの応酬が行われます。
なお、後述する「賭博」も行動カードの一種です。

例えばこんな行動カード…みんなから金貨1枚ずつ貰えるというカード。
カードの種類はカード名の下に書かれている他、カード名左下にある玉の色で判別できます。

アクションが終わったら「3:注文」へ。
中央に置いた「飲み物デック」から1枚を「誰かの飲み物デック置き場」へカードを見ずに置きます。2人用だとほぼ相手側に置くことになります。
…このゲームでは自分に酒を注いでもデメリットしかありません。
何故かというと…この宴会の代金とか、自分の宿屋の代金を相手の分け前をちょろまかして払わせるのが目的なんですからね。同じパーティの仲間だからこそ、酔い潰してナンボですよ。

で、自分の「飲み物カード置き場」にカードがある場合、このタイミングで一番上の1枚を公開し、処理を行います。基本はカードに描かれている酩酊度だけマーカーを上げていくだけです。

ただし、飲み物カードには普通の飲み物の他にもイベントカードが混ざってたりします。このカードだと面倒なことに飲み物デックから直接カードを公開してそれを全員が飲むというもの。

あと、左のカードのように「+」のアイコンが出ている場合、追加で1枚公開してその分も一緒に酩酊度が上昇です。
流石にいきなり酩酊度+5は痛いので…

この女戦士、酒で装備を磨き始めます(笑)
このカードは飲み物の効果1つを無視と書かれていますが、上の飲み物カードは「+」アイコンがある為全てまとめて1枚と考えますので酩酊度は上がりません。
ついでに言うと、カードには「無効」と「無視」の2つがあります。無効はカードの効果自体を無かったことにするのに対し、無視はカードの効果は発揮するけど自分だけは効果を受けないという感じです。
……全体に迷惑が及ぶカードが出た際に全員が助かるのが「無効」、自分だけ助かるのが「無視」って覚え方でほぼ間違ってません。

ゲームの脱落条件は2つ。まず1つは酩酊マーカー(透明)の位置が耐久度マーカー(赤)を超えてしまう事。酔いつぶれたことになります(笑)

…もう1つはちょっと解りにくいけど「金が尽きる」…この場合は宿から叩き出されます。金の無いヤツを泊めてやることこの世界の宿屋は甘くないのです…どーせ宴会の金も払えないだろうし(笑)
まぁそんな感じで脱落者を出していって…残ってたプレイヤーが勝者となります。

後は「ギャンブル」ですかね。
行動カードとして配られる個人デックの中には結構な枚数「賭博」カードが混ざってます。
→ 
賭博カードをアクションとして出した場合、即座に賭博が始まります。全員が賭博カードもしくは賭博に使える対応カードを出していき…

「賭博が終了する」効果が出されたり、1人を除いて全員が賭博から降りると賭博は終了となります。
なお、最後のカードの効果は「賭博を終了させる、掛け金は給仕がチップと間違えて回収しちゃったからもうない」(笑)…まぁ、よくあることです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
モチーフとされているのはD&D世界ですかね?
小説「ドラゴンランス戦記」や、かなり前ですが「シャドー・オーバー・ミスタラ」というアーケードゲーム(PS3で発売されたこともある)の背景世界としても使われている世界でTRPGのD&Dの世界でもあります。
今回収録されているのは4人分のデックですが、冒頭でも紹介しましたが米国ではシリーズ化されていてもっとたくさんのキャラクターがいる模様。
…この基本セットが売れれば続編としてその辺も出るんですかねぇ。
…アークライトってこういった軽めのタイトルでの続編つーか追加セットにはあまり頓着しないって印象があるんですよね…なんかあったかな…
なお、まだ未プレイです。やりたいんだけどゲーム会の予定がない(笑)
「レッドド゛ラゴン・イン」のご紹介です。
原題: The Red Dragon Inn
日本語タイトル: レッドドラゴン・イン(日本語版ライセンス:アークライト)
デザイナー: Geoff Bottone,Colleen Skadl,Cliff Bohm
発売: 2007(米)
可能人数: 2~4人
プレイ時間: 45分程度
ボックスサイズ: 265×265×55(mm)
カードサイズ: 88×63(mm)
「大宴会」「ハンドマネジメント」「酒豪は冒険者の必須項目」

2007年に発売されてから現在までに続編というか追加キャラクターセットみたいなものとかが4作追加されたという結構なシリーズもの。
何処かの雑誌でチラッと見た気がしなくもない(笑)…あまり覚えてないけど。いや、あれは別のゲームだったかな…
ゲームの舞台となるのはファンタジー世界の酒場。
冒険を成功させてある程度のまとまった金を得ることが出来た冒険者一行がプレイヤー達の分身ですね…なお、元が米国のRPGを元にしているのでハクスラ(ハック&スラッシュ:ダンジョンに潜って住んでいるだけのモンスターをぶち殺し、貯めこまれた宝物を強奪していくスタイル)がデフォルトです。
無事に拠点に帰り着いた冒険者達は当然の如く大宴会を始めます。酒を飲み、ギャンブルに熱くなっていきます。
…このゲームはその宴会で「一番最後まで立っていたキャラ」が勝つというお話。
酒やギャンブルが絡みますからね…「酔い潰れる」とか「素寒貧になる」と脱落です。

2人対戦だとすぐ終わると思いますが…まぁそこはそれ。
セットアップはこんな感じ。
○自分のキャラクターを決めて専用のデックをシャッフルして自分ボードの上に山札として置く。
○飲み物デックをシャッフルして中央へ山札として積む。
○ボードにマーカーをセット。
○ある程度の金を持つ。
○キャラデックから7枚の山札を引く。
さ、宴会の始まりです。

ゲームは手番制で誰かが敗北条件を満たすまで続きます…全員で仲良く宴会という発想はないようですね(笑)
手番になったら4つのフェイズを順番にこなしていきます。
1:手札調整
2:アクション
3:注文
4:飲酒


まずは「1:手札調整」から。要らないカードを捨てたり、その分カードを引いたりします。
これは捨てるカード多少考えますが、あまり悩まないで大丈夫でしょう。
手番のメインとなるのは「2:アクション」からが本番です。
手札から行動カードを出してそのカードを実行します。
相手は「対応」カードを出して行動カードの効果を妨害したり無効化したり…まぁそんな感じの応酬が行われます。
なお、後述する「賭博」も行動カードの一種です。

例えばこんな行動カード…みんなから金貨1枚ずつ貰えるというカード。
カードの種類はカード名の下に書かれている他、カード名左下にある玉の色で判別できます。

アクションが終わったら「3:注文」へ。
中央に置いた「飲み物デック」から1枚を「誰かの飲み物デック置き場」へカードを見ずに置きます。2人用だとほぼ相手側に置くことになります。
…このゲームでは自分に酒を注いでもデメリットしかありません。
何故かというと…この宴会の代金とか、自分の宿屋の代金を相手の分け前をちょろまかして払わせるのが目的なんですからね。同じパーティの仲間だからこそ、酔い潰してナンボですよ。

で、自分の「飲み物カード置き場」にカードがある場合、このタイミングで一番上の1枚を公開し、処理を行います。基本はカードに描かれている酩酊度だけマーカーを上げていくだけです。

ただし、飲み物カードには普通の飲み物の他にもイベントカードが混ざってたりします。このカードだと面倒なことに飲み物デックから直接カードを公開してそれを全員が飲むというもの。

あと、左のカードのように「+」のアイコンが出ている場合、追加で1枚公開してその分も一緒に酩酊度が上昇です。
流石にいきなり酩酊度+5は痛いので…

この女戦士、酒で装備を磨き始めます(笑)
このカードは飲み物の効果1つを無視と書かれていますが、上の飲み物カードは「+」アイコンがある為全てまとめて1枚と考えますので酩酊度は上がりません。
ついでに言うと、カードには「無効」と「無視」の2つがあります。無効はカードの効果自体を無かったことにするのに対し、無視はカードの効果は発揮するけど自分だけは効果を受けないという感じです。
……全体に迷惑が及ぶカードが出た際に全員が助かるのが「無効」、自分だけ助かるのが「無視」って覚え方でほぼ間違ってません。

ゲームの脱落条件は2つ。まず1つは酩酊マーカー(透明)の位置が耐久度マーカー(赤)を超えてしまう事。酔いつぶれたことになります(笑)

…もう1つはちょっと解りにくいけど「金が尽きる」…この場合は宿から叩き出されます。金の無いヤツを泊めてやることこの世界の宿屋は甘くないのです…どーせ宴会の金も払えないだろうし(笑)
まぁそんな感じで脱落者を出していって…残ってたプレイヤーが勝者となります。

後は「ギャンブル」ですかね。
行動カードとして配られる個人デックの中には結構な枚数「賭博」カードが混ざってます。


賭博カードをアクションとして出した場合、即座に賭博が始まります。全員が賭博カードもしくは賭博に使える対応カードを出していき…

「賭博が終了する」効果が出されたり、1人を除いて全員が賭博から降りると賭博は終了となります。
なお、最後のカードの効果は「賭博を終了させる、掛け金は給仕がチップと間違えて回収しちゃったからもうない」(笑)…まぁ、よくあることです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
モチーフとされているのはD&D世界ですかね?
小説「ドラゴンランス戦記」や、かなり前ですが「シャドー・オーバー・ミスタラ」というアーケードゲーム(PS3で発売されたこともある)の背景世界としても使われている世界でTRPGのD&Dの世界でもあります。
今回収録されているのは4人分のデックですが、冒頭でも紹介しましたが米国ではシリーズ化されていてもっとたくさんのキャラクターがいる模様。
…この基本セットが売れれば続編としてその辺も出るんですかねぇ。
…アークライトってこういった軽めのタイトルでの続編つーか追加セットにはあまり頓着しないって印象があるんですよね…なんかあったかな…
なお、まだ未プレイです。やりたいんだけどゲーム会の予定がない(笑)
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