日光江戸村…1回しか行ったことないなぁ。なんかメッチャ入場料高かった記憶しかないんだけど(笑)
「IKI : A Game of EDO Artisans」のご紹介です。
原題:IKI : A Game of EDO Artisans
日本語タイトル: 同上
デザイナー: 山田 空太
発売: 2015(日)
可能人数: 2~4人
プレイ時間: 90分程度
ボックスサイズ: 307×220×59(mm)
カードサイズ: 87×56(mm)
「周回すごろく」「セットコレクション」
元々は同人で出した「江戸職人物語」というタイトルが元になっているのでリメイクというか、第2版というものに当たります。
…確かその当時にも紹介を見かけて「欲しいなぁ…」とか思ってたわけなんですが、手に入らなかったんですよね。今回は入手出来て良かった、うん。
このゲームの目的は「江戸一番の粋な男になる事」です。粋は点数で表されます…ぶっちゃけ勝利点です。
粋な男になる為に煙管にお金をかけたり、初物の魚を食べたり、町人たちと交流を深めるといった事をしていきます。
プレイヤーに渡されれるのは色毎の町人コマと米俵コマ(黄色いやつ)、あとは草履トークンとお金が8文です。
江戸時代での貨幣価値らしく、金の貨幣は4文として扱われています。
ボードにはプレイヤーが街を歩き回る「親方コマ」をスタート位置に置いて、得点トラックと火消しゲージにディスク、そして「生き様トラック」というものの初期位置に円柱コマを配置、後は最初に手に入れた町人カードをどこかの長屋(ボードの4か所にある結構広めのスペース、写真参照)に1人1枚配置すればOK。
あとは盤外にトークンを準備したり、春の町人カードを4枚並べます。
ゲームはラウンドで進み、13ラウンド経過でゲーム終了。
1ラウンドは2つのフェイズで進みます。
---
1/生き様決定
ラウンド開始時に行われるのはそのラウンドの手番順などを決定するフェイズ。
スタートプレイヤーから順に「生き様トラック」のマスに円柱コマを配置していきます。
後半フェイズの手番は画面から見て左から順に発生しますし、マスに入っている矢印の数だけ親方コマが後ほど移動します。同じマスに2つ以上のコマを配置出来ないので早い者勝ちです。
全員が生き様トラックにコマを置いたらこのフェイズは終了です。
2-1/雇用するのか金を得るのか
ここからは生き様フェイズで決めた順に行っていきます。
まずは2つから行動を1つ選びます。
1つ目は4文をもらうだけ。
→
2つ目は場に公開されている町人カードから1枚を選んで「雇用」します。
カードに記載のコスト(お金)を支払い、雇用した町人カードを長屋の空いている場所に配置します。長屋はボードで広いスペースを取っている4つですね。1つの長屋は4部屋あるので最大16人がここに住みます。部屋が部屋が空いてないと雇用できません。
また、カードを配置すると同時に自分の町人カードを雇用した町人の1段階目のマスに置きます。たまに1レベル目が無いカードがあるので、その時は2段階目に。
…町人コマが無いとやっぱり雇用できないので注意が必要です。
「段階」については後述。
2-2/親方コマの移動と取引
続けて親方コマの移動を行います。生き様トラックで決めた歩数分親方コマを矢印に沿って移動させます。スタートしたコマが再びスタート位置に戻ることはありません。
そして手番の以後に取引が行われます。
取引が出来るのは自分の親方コマが現在締まっているマスの通り沿いにある商店と、その後ろにある長屋の住民2人のどちらかにそれぞれ取引を求めることが出来ます。
長屋の住人と取引をする場合、イラスト下の欄に書かれたアイコンの効果を得ます。
例えばこの赤の親方が通り沿いの草履屋と取引をするならば…
2文を払って草履トークンを2つ入手しますし…
→
煙管屋に立ち寄れば用意されているうちの一番上にあるトークンをどちらか1つ買うことが出来ます。「煙管」と「煙草入れ」の2種類あります。最終得点計算に関係します。
なお、赤の町人がここにいるとして黄色の親方が…というか、黄色に限らず赤以外の親方が取引を行った場合には。
取引が行われた後、町人の段階が上昇します。先程も書きましたが町人は3段階まであり、決算フェイズで貰えるものが豪華になっていきます。また、3段階に到達している時にさらに段階が上がるとその町人は長屋を出て引退します。長屋を出ての行先は雇っていたプレイヤーの場です(笑)枠の色毎に並べておくと管理が楽です。
まぁ取引は任意なので片方だけを行うとか、まったくしないのでも良いわけですが、取引と言いつつただ親方が貰うだけというのも結構あるのでもらえるものは貰っておくと良いでしょう(笑)
これらの取引が終わりましたら手番終了になりますので、生き様トラックの自分の園中コマを待機場所に戻して手番終了を確認し…次のプレイヤーの手番に移ります。
これを全員行ったらラウンド終了処理を行います。
…まぁ次のラウンドに向けての準備だったり、たまに火事があったりします。
ただ、決算は少し紹介を。
まず決算のはじめに、長屋に自分の雇ったの町人がいるならば、その町人から何かが貰えます。もらえるものは町人の段かいで決まりまして、上の写真のように2段階目だと3文が貰えます。
また、引退して自分の場にいる町人カードからは常に3段階目の褒賞が貰えます。
次に人情長屋ボーナスというものがあるのですが…これはスルーします。まぁ、同じ長屋に同じ色枠のカードが集まっていると粋点(勝利点)が貰える仕組みなのです。
最後に配置している町人に対して米俵を支給する必要があります。足りないと町人が夜逃げします(笑)
ここまでのを1ラウンドとして12ラウンドを行い、最後に13ラウンド目として正月を行うとゲーム終了です。
最後に獲得したトークン等や雇った町人等でで粋点が加算されますけど、それを加味したうえで一番粋点が高いプレイヤーが勝者となります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ルール自体はそんなに込み入っている訳ではないので1ラウンドを最初に解説を交えながらやってみれば後は「火事」「決算」を追加するだけでゲームは出来ます。
人づてに前作の評判話聞いていたところでは尖った印象があったらしいんですが、そういうのはあまり感じませんでした。大味なのはありますが(笑)
何より好きなのはイラストです。どうやら当時に描かれたものを素材にしてボードが描かれていたりするらしく、町人カードを眺めているだけで楽しいです…いやホント。
「IKI : A Game of EDO Artisans」のご紹介です。
原題:IKI : A Game of EDO Artisans
日本語タイトル: 同上
デザイナー: 山田 空太
発売: 2015(日)
可能人数: 2~4人
プレイ時間: 90分程度
ボックスサイズ: 307×220×59(mm)
カードサイズ: 87×56(mm)
「周回すごろく」「セットコレクション」
元々は同人で出した「江戸職人物語」というタイトルが元になっているのでリメイクというか、第2版というものに当たります。
…確かその当時にも紹介を見かけて「欲しいなぁ…」とか思ってたわけなんですが、手に入らなかったんですよね。今回は入手出来て良かった、うん。
このゲームの目的は「江戸一番の粋な男になる事」です。粋は点数で表されます…ぶっちゃけ勝利点です。
粋な男になる為に煙管にお金をかけたり、初物の魚を食べたり、町人たちと交流を深めるといった事をしていきます。
プレイヤーに渡されれるのは色毎の町人コマと米俵コマ(黄色いやつ)、あとは草履トークンとお金が8文です。
江戸時代での貨幣価値らしく、金の貨幣は4文として扱われています。
ボードにはプレイヤーが街を歩き回る「親方コマ」をスタート位置に置いて、得点トラックと火消しゲージにディスク、そして「生き様トラック」というものの初期位置に円柱コマを配置、後は最初に手に入れた町人カードをどこかの長屋(ボードの4か所にある結構広めのスペース、写真参照)に1人1枚配置すればOK。
あとは盤外にトークンを準備したり、春の町人カードを4枚並べます。
ゲームはラウンドで進み、13ラウンド経過でゲーム終了。
1ラウンドは2つのフェイズで進みます。
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1/生き様決定
ラウンド開始時に行われるのはそのラウンドの手番順などを決定するフェイズ。
スタートプレイヤーから順に「生き様トラック」のマスに円柱コマを配置していきます。
後半フェイズの手番は画面から見て左から順に発生しますし、マスに入っている矢印の数だけ親方コマが後ほど移動します。同じマスに2つ以上のコマを配置出来ないので早い者勝ちです。
全員が生き様トラックにコマを置いたらこのフェイズは終了です。
2-1/雇用するのか金を得るのか
ここからは生き様フェイズで決めた順に行っていきます。
まずは2つから行動を1つ選びます。
1つ目は4文をもらうだけ。
→
2つ目は場に公開されている町人カードから1枚を選んで「雇用」します。
カードに記載のコスト(お金)を支払い、雇用した町人カードを長屋の空いている場所に配置します。長屋はボードで広いスペースを取っている4つですね。1つの長屋は4部屋あるので最大16人がここに住みます。部屋が部屋が空いてないと雇用できません。
また、カードを配置すると同時に自分の町人カードを雇用した町人の1段階目のマスに置きます。たまに1レベル目が無いカードがあるので、その時は2段階目に。
…町人コマが無いとやっぱり雇用できないので注意が必要です。
「段階」については後述。
2-2/親方コマの移動と取引
続けて親方コマの移動を行います。生き様トラックで決めた歩数分親方コマを矢印に沿って移動させます。スタートしたコマが再びスタート位置に戻ることはありません。
そして手番の以後に取引が行われます。
取引が出来るのは自分の親方コマが現在締まっているマスの通り沿いにある商店と、その後ろにある長屋の住民2人のどちらかにそれぞれ取引を求めることが出来ます。
長屋の住人と取引をする場合、イラスト下の欄に書かれたアイコンの効果を得ます。
例えばこの赤の親方が通り沿いの草履屋と取引をするならば…
2文を払って草履トークンを2つ入手しますし…
→
煙管屋に立ち寄れば用意されているうちの一番上にあるトークンをどちらか1つ買うことが出来ます。「煙管」と「煙草入れ」の2種類あります。最終得点計算に関係します。
なお、赤の町人がここにいるとして黄色の親方が…というか、黄色に限らず赤以外の親方が取引を行った場合には。
取引が行われた後、町人の段階が上昇します。先程も書きましたが町人は3段階まであり、決算フェイズで貰えるものが豪華になっていきます。また、3段階に到達している時にさらに段階が上がるとその町人は長屋を出て引退します。長屋を出ての行先は雇っていたプレイヤーの場です(笑)枠の色毎に並べておくと管理が楽です。
まぁ取引は任意なので片方だけを行うとか、まったくしないのでも良いわけですが、取引と言いつつただ親方が貰うだけというのも結構あるのでもらえるものは貰っておくと良いでしょう(笑)
これらの取引が終わりましたら手番終了になりますので、生き様トラックの自分の園中コマを待機場所に戻して手番終了を確認し…次のプレイヤーの手番に移ります。
これを全員行ったらラウンド終了処理を行います。
…まぁ次のラウンドに向けての準備だったり、たまに火事があったりします。
ただ、決算は少し紹介を。
まず決算のはじめに、長屋に自分の雇ったの町人がいるならば、その町人から何かが貰えます。もらえるものは町人の段かいで決まりまして、上の写真のように2段階目だと3文が貰えます。
また、引退して自分の場にいる町人カードからは常に3段階目の褒賞が貰えます。
次に人情長屋ボーナスというものがあるのですが…これはスルーします。まぁ、同じ長屋に同じ色枠のカードが集まっていると粋点(勝利点)が貰える仕組みなのです。
最後に配置している町人に対して米俵を支給する必要があります。足りないと町人が夜逃げします(笑)
ここまでのを1ラウンドとして12ラウンドを行い、最後に13ラウンド目として正月を行うとゲーム終了です。
最後に獲得したトークン等や雇った町人等でで粋点が加算されますけど、それを加味したうえで一番粋点が高いプレイヤーが勝者となります。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ルール自体はそんなに込み入っている訳ではないので1ラウンドを最初に解説を交えながらやってみれば後は「火事」「決算」を追加するだけでゲームは出来ます。
人づてに前作の評判話聞いていたところでは尖った印象があったらしいんですが、そういうのはあまり感じませんでした。大味なのはありますが(笑)
何より好きなのはイラストです。どうやら当時に描かれたものを素材にしてボードが描かれていたりするらしく、町人カードを眺めているだけで楽しいです…いやホント。
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