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「見慣れぬ遊戯」亭

ゲームが趣味のテキトー人間が綴る備忘録+駄文。
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紹介/カードゲーム/「そっとおやすみ」

2017年03月28日 02時01分16秒 | アナログゲーム紹介
 簡単なルールで結構な熱中具合でした。
 「そっとおやすみ」のご紹介です。


 原題: Schlafmütze
 日本語タイトル: そっとおやすみ(日本語版:すごろくや)
 デザイナー: Markus Nikisch
 発売: 2017(日)/ 2005(独)
 可能人数: 3~7人
 プレイ時間: 5分程度
 ボックスサイズ: 100×71×25(mm)
 カードサイズ: 75×50(mm)

 「ハンドマネジメント」「セットコレクション」「1人出来たら順番なんて関係ねぇ!」


 

 元は缶ケースに入ったモノらしいです。たまーにカードゲーム系でありますね、缶入りのやつ…多少適当に扱っても良いので楽なんですけど(笑)
 こちらは今年になって「すごろくや」さんがHABA社の許可を得て日本国内向けとして作成したというものです。

 

 コンポーネントはコマ1個、あとはカードです。コマはスタートプレイヤーのトコに転がしておきましょう。
 カードは「同じ形の帽子」を被っているカードが1つの形につき4枚あります。色も別れていたりしますがゲームとしては関係ありません。見るのはとにかく「帽子の形」だけです。
 上にあるのはジョーカーとして扱います。もう1種は「おねむちゃんカード」…失点です(笑)

 

 セットアップとしては「同じ帽子」1セット4枚をプレイ人数分だけ使います。
 そこに人数と同じ枚数だけジョーカーを入れてよーくシャッフルし、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。誰かが多かったり少なかったりするときは適宜調整を。普通はないはずなんですが(笑)
 ゲームの勝者となるのは一番失点が少ない人となります。
 スタートプレイヤーは顔コマを手元に置いておきましょう。

 プレイヤーが手番にや狙うことは手札の中で「同じ形の帽子」を4枚、ジョーカーをワイルドカードとして扱って合計で4枚でも良いので揃える事です。

 

 スタートプレイヤーは自分の5枚の手札の中から1枚を選び右隣のプレイヤーへ渡します。渡せば手番は終了です
 次のプレイヤーは前のプレイヤーから受け取ったカードを加えて6枚の中から1枚をさらに右隣のプレイヤーに渡していきます…こうして次々とカードが1枚ずつ移動していきます。まぁスタートプレイヤーだけはラウンド中の手札は4枚なんですが。

 

 で、4枚のカードが揃ったら…

 

 誰にも気づかれないようにそーっと手札を伏せましょう。この時点でこのプレイヤーは安全圏にいます。
 いやまぁ…写真用にスタンド使ってますけど、普段は手に持ってやるゲームですからね、これ(笑)

 問題はここから。

 

 誰か1人でも手札を伏せたのに気づいたら、気づいたプレイヤーも他のプレイヤーに気づかれないように、しかし素早く同じように手札を伏せなければなりません。
 
 

 伏せるのが一番遅かったプレイヤーが「おねむちゃん」となり…まぁ失点食らうわけですね。
 失点を食らったら顔コマをそのプレイヤーが受け取り次のラウンドのスタートプレイヤーになってもらいましょう。
 これを失点のカードがなくなるまで繰り返しましてゲームが終了します。一番失点の少ないプレイヤーが勝者となります。

 ルールとしてはこれだけなんですが、キモとなるのは最初に4枚揃えたプレイヤーがカードを伏せるタイミングです。いろいろと工夫し甲斐があるので挑戦してみましょう(笑)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 5人でやった時は何故か「天和」を連発しました。

 天和(てんほー):麻雀用語。配牌時…このゲームの場合はカードを配った時点で4枚セット(ジョーカー含む)が完成しておりいつでもカードを伏せることが出来る状態。

 …4連発で「カード配る」→「誰かがカード伏せる」→「ラウンド終了」が続いたのでやべーなってことでジョーカーを普通のカードの1主として扱う特別措置を取ったりしました。基本のルールが簡単なのでアレンジも楽ですよ。
 他にも日本のトランプゲームにある「うすのろ」「のろま」と呼ばれるゲームに似ているので意図的にそれを遊ぶことも可能です…というかやった(笑)
 普通のゲームと比べてドタバタして楽しかったですよ…本物のルールのようにゆったりとした時間の中で監視のしあいってのも面白いんですがね。


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