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日々の雑記

人生を変えるようなとてつもない本を見つけてしまった

2021-07-01 19:11:00 | 日記


相変わらず生活リズムが整わない私ですが、めちゃくちゃタメになる本を見つけました。
日記の魔力という本ですが、この本どごぞの若手IT社長が書いた本とかではないです笑
日記の書き方で検索すると結構上に出てくるので、気になってはいたのですがレビュー読んだ限りだと買って読むまででもないかと思い放置していました。kindle版安かったし、結果的には何度も読み返せるよう、紙の本で買わなくてよかったかもと思います。
Kindle版で読んだのですが、線を引きたくなるような箇所がたくさんありました。

内容ですがとてもシンプルです。日記というとどういうイメージがあるでしょうか。
何月何日今日は楽しかったとかそういうことを書くものだと思っている人もいるかもしれません。また、なにか自分の誰にも言えないような感情を書き出してスッキリするものだとか、夢や目標を書くような場として考えている人もいるでしょう。
しかし、この日記の魔力で書かれている日記はそういった類のものではない。単なる行動ログである。
つまり、自分が今日起きてから寝るまで何をしたのかを時系列にただ書くだけである。
なんだよそれつまんね〜なぁ〜それで何が人生を変えるんだと思う人もいるかもしれない。しかしそう思うような人は自分の人生が記録するに値しない面白みのないものだと思っているに違いない。僕もそうだった。
タスクシュートをしていながらログ見ることなどなかった。ログを見てレビューしなければと思いつつも、見る気が起きないやる気にならない。そう考えていた。
それがなぜなのかようやくわかった。文章化されてないからだったのだ。
たすくまをカレンダーと同期させておけば何をいつまでやっていたか綺麗に色分けしてくれる。しかし、それは例えば夕食22:00〜22:30のように無味乾燥な記録であり、僕はそこで何を食べたとか何を見ていたとか、記録するようなことはしなかった。いや、していたこともあったがやらなくなってしまった。
この日記の魔力では、日記は1日に何度も書く書いてある。日記って夜寝る前に書くもんじゃないの?と思うかもしれないが、行動ログなので朝でも昼でも何時に何をして何を食べてとか記録していくわけである。
また逆に日記を夜に書かないということも書いてあった。あえて夜は書かず明日の朝に残りの日記を書いて、今日の日記を書き始めるというのだそうだ。夜に書くと意識が終わった1日、すなわち過去に向きやすくなるためだとか。

ちなみに著者が書くツールはデジタル一択である。
調べてみると著者はもう80歳らしいが日記をパソコンに切り替えてから本当に思考の幅が広がったと言っている。
なぜ手書きではないのかというと、これはタスクシュートにも通じるが、手書きではいちいち毎回同じことを書く必要があるからだ。
例えばこの著者は朝起きてグレープフルーツジュースとタバコで目を覚ますらしい。
それはパソコンに「ぐ」と入力するだけで書けるわけだ。そうすると毎回毎回同じことを書かずに済むので楽なのである。これはたすくまでいうとこのリピートタスクが自動生成されるのと同じである。

デジタルで日記を書くとして、何に書くかというのもこれまた重要になってくる。
Evernote?メモ帳?Word?その他スマートフォンアプリ?などなど
著者はたぶんWord?を使ってるのだと思うが、とても良いと思う。
Evernote含めアプリはいつかサービス終了という可能性を秘めているので、日記を残しておくには些か心細い。無論エクスポートすることもできるからそこまで心配する必要もないかもしれないが。

僕はどうするかというと、まずは何と言ってもたすくまである。たすくまで記録を取りながらメモに行動ログを残していく。それをメールで送信して、あとはobsidianに貼り付けるだけである。
obsidianはただのマークダウンソフトなので、半永久的に使えるし、エクスポートも用意なので適している。
また、日記の魔力で書いてあるように、ある意図を持ってログを見直すときに、タグをつけておけばその関連したものだけを呼び出すことができる。日記はobsidianに残す。
Evernoteにも一応送信してもいいな。

僕のタスクシュートに欠けていたものがこの日記の魔力で明らかになり、それがタスクシュートをする意味を明確にしてくれた。
本当に素晴らしい本である。
余談だが、この著者は学生闘争をしていたゴリゴリの左翼だったらしく、マルクスを乗り越えたという記述が何度も出てくる笑


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