ひとりごと

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サニタイザーMK7(カルミック)付の小便器水洗ラインから水漏れ

2022-03-26 21:15:45 | ユーティリティー、設備全般、諸々・・・

カルミックのサニタイザーMK7と繋がっている
小便器の水洗ラインの継ぎ目から水が漏れてきました。

小便器用の「スパットの上側」と「サニタイザー接続用アダプターの下側」の間からの漏れです。


とりあえず、コーキングを盛ってみたのですが漏れてくる…
漏れてきたところを追加でコーキングすると次にシールが弱いところから漏れてくる。
自己融着テープを巻いても、また別のところから漏れるという状態で
コーキング処理等では漏れが止まらないと判断し、分解点検することにしました。


この「サニタイザーの接続されているアダプター」は恐らくカルミックの専用部品と思われ
市場に出回っていないのでパッキン等詳細不明だが分解します。


フラッシュ弁が動作しないように止水処置をしてから分解。
サニタイザー接続用アダプターの上側の配管(Φ16)はへリューズで接続されていました。
サニタイザーと接続されている1/8B?の配管を外しサニタイザー接続用アダプター
を外してみると「スパット上部」と「サニタイザー接続用アダプター下部」の間はガスケットで
シールされていました。
(ガスケットは現物をざっくり測ると外径20mm×内径Φ15mm×厚さ3mmでした。)
※写真ではサニタイザー接続用アダプターが上下ひっくり返っています。


多分サニタイザー用アダプターのめねじ(下側)がW24山16でおねじ(上側)もW24山16で
新規にサニタイザーを導入時はヘリューズ配管(Φ16)の長さを調整(カット)して、このアダプター
を組み込んでいるのだと思います。

ガスケットの予備は無いので、再使用。下側に使用されていたガスケットにはシールテープを
巻いて組み込みました。

「スパット上部」と「サニタイザー用アダプタ下部」の締め付けは
サニタイザー本体との取り合いで締め具合が制限されるので不安だが
パッキンが効く感じのところまでは締めました。(あまりいい設計とは思えない)

ザニタイザー取付復旧。
その後、上側のへリューズを締め込み。

フラッシュ弁を作動させて通水しましたが、漏れは無く大丈夫でした。

外径20mm×内径Φ15mm×厚さ3mmのガスケットを調査しましたが
市販品では無さそうです。
厚さ2mmだとカクダイの744-87-11 があります。

ガスケット用ポンチ(Φ20、Φ15)買って、3mm厚のゴム板で作るか、
カルミックに聞いてみるかかなあ。。。



ちなみに、このアダプターの真ん中付近(サニタイザー接続配管と反対側)にマイナスドライバーで
回せる箇所があります。
これは中の邪魔板(V字状)のようなものとつながっており、その角度で水洗時に
サニタイザー本体にどれくらい水を入れ込むかを調整しているのだと思います。
(マイナスドライバーで回しても中の邪魔板が回るだけなので、緩むとか締め込むとかは無い)
↑他のアダプターを見てみるとマイナスの頭の深さが異なるものがあるのでネジの構造
ではあるようです。
ただ、ネジの締め具合よりネジと連結している内側の邪魔板の角度の影響が大きいと思います。

また、現時点でカルミックの前のメンテ(薬液ボトル交換等)から1月半経過しています。
(カルミックでのメンテ周期は2ケ月毎)

サニタイザー本体の中の洗浄剤入りボトルは薬液が
無くなり水に入れ替わった状態で、水の溜まる本体内側部分は
水垢が結構付いていました。

カバー内部に設置してある芳香剤の袋からは、まだ匂いがして
いるので事情を知らないと、今でも洗浄剤が効いてると勘違い
する可能性大です。(それが狙いなのかも?)

※:サニタイザー本体の脱着方法は、あえて記載していません(イタズラ等を懸念)。

 

【追記】
先日カルミックの定期メンテナンス(2ケ月周期の薬液ボトル交換等)
が来たので聞いてみたら、やはりサニタイザー接続用のアダプターは
カルミックのオリジナルとのこと。
このアダプターに由来する水漏れであればカルミックで無償対応してくれる
(普段のメンテナンスの人では無理で別の人が来るとのこと)とのことでした。
(下側の漏れは直してくれると思うが、上側のへリューズは微妙な気がします。。。)

 

以上になります。


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