| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| フェニックス | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | ||
| ニューウェーブ | 0 | 2 | 0 | 5 | 2X | 9 |
もがいて、苦しんで辿り着いた、県央県北大会。
そして強豪たちを倒して優勝するという大きな目標。
その権利をチーム一丸となって手に入れ、今、玉川球場の舞台に立っています。
朝の開会式、堂々とした入場行進、選手たちがとても逞しく大きく見えます。
開会式から試合までの二時間弱、近くのグラウンドで最後の調整。
そこには、ライバルであり仲間でもあるチームからの「ガンバレ！」のメッセージが。
ただただ感謝です。
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一回戦は、厚木ニューウェーブ、いきなりの大一番です。
今年、ここまで1勝1敗、決着をつけると強い気持ちを持ち、
一番 キャッチャー 一輝
二番 セカンド 凛
三番 ショート 拓大
四番 ライト 拓巳
五番 ピッチャー 皓基
六番 ファースト 一樹
七番 センター 直翔
八番 サード 航
九番 レフト 祥太朗
拓輝、寛太、琉生、迪加、実承、光留、15名の力を結集して挑みます。
一回表、先行のフェニックス、一輝がレフト前ヒットで出塁、凛が送り1アウト二塁。
しかし後続が打ち取られ得点できず。
一回裏、フェニックスの先発は皓基。先頭打者をピッチャーゴロにとり1アウト。
次打者には四球を与えてしまう。
次は超がつく強打者、ここで得点を与えるわけにはいかない。
気迫の投球で三振にとり2アウト。
次打者の初球に仕掛けてきました。盗塁です。しかしカズキャノンが炸裂しタッチアウトでチェンジ。
簡単ではありませんが、いい立ち上がりです。
二回表、先頭の皓基が四球を選び出塁、1アウトから盗塁、セカンドゴロで2アウト、その間に三塁まで進む。
ここで航がセンター前へ。相手センターがセンターゴロを狙い送球してきた。タイミングは際どい。
絶対に点を取る！強い思いは一塁へのヘッドスライディングとなった。
セーフ！！みんなの強い気持ちの入った先制点を奪った。
二回裏、相手もすぐさま反撃をしてきた。
1アウト一塁からツーベースで二塁三塁。
次打者を内野ゴロに打ち取り2アウトとする間に、同点にされてしまう。
次打者の打球はセカンド後方、ライトとセンターの間にポトリ。逆転されてしまった。
三回表、一番からの好打順、しかし、勢いに乗った相手に三者凡退。
三回裏、相手も一番から始まる。2アウトからヒットと四球で一塁二塁とされるが、
絶対に点はやらない。気持ちで抑えた。
四回表、先頭の拓巳がサード強襲ヒットで出塁、皓基が送り1アウト二塁。
一樹のレフト前で拓巳が一気にホームに返り同点に追いつく。
直翔の送りバントは内野安打となり、再び1アウト一塁二塁のチャンス。
航の捉えた！と思った打球はピッチャー正面へ。1-6-3のダブルプレーとなってしまった。
同点でこの回を終える。
四回裏、この回が大事です。先頭を内野ゴロで1アウト。
次打者はライトゴロと思ったがセーフ、次打者は左中間にツーベース、四球で1アウト満塁。
警戒する上位打線に回ってきた。
内野ゴロに打ち取ったがゲッツーを焦り、ボールが手につかず失点。
次打者は内野ゴロで2アウト満塁。
打席には三番打者、打球はセンター定位置よりやや右へ。
快足センターの直翔が追いかけるも、やや左に守備位置をとっていたため追いつかずタイムリーツーベースとなったしまった。
続く四番にも左中間にツーベース。五番を意地で三振にとるもこの回5失点。
五回表、何とか巻き返そうとするが、三者凡退に取られてしまう。
五回裏、流れを変えるため、ピッチャーは航に。
先頭を三振にとり1アウト、次打者にツーベースを打たれるも、次打者は打ち取り2アウト。
粘りの投球を見せるも、相手の勢いを止められない。
レフトオーバーのツーベース、左中間へのツーベースでこの回2失点目。
規定によりコールドとなってしまいました。
守備の位置取り、目測の誤り、ほんの少しのことがいつもと違いました。
気合は充分だった。でもどこか空回りだった。
これもまた、いい経験となることでしょう。
みんなの気持ちを乗せたかのようなヘッドスライディングの航に☆1つ！
今年最後の試合は敗戦で幕を閉じました。
勝ち負けなんてちっぽけなこと。大事なのは本気だったかどうかです。
みんな本気でした。精一杯戦いました。やり遂げました。だから胸を張ろう！
仲間を信じ、認め、励まし合い「チーム一丸」となったフェニックス戦士たちは
大空高く高く舞い上がり、それぞれの次のステージに向かい飛び立っていきました。
ここまで一緒に戦ってきたフェニックスの仲間たち、ありがとう。
たくさんの指導をしてきてくださったスタッフの方々、ありがとう。
支えとなってくれた保護者の方々、ありがとう。
切磋琢磨してきたライバルチームのみんな、ありがとう。
素晴らしい経験をくれた野球、ありがとう。
10期生の8人、ここまで、たくさん怒られ、悔しい思いもしながらよく頑張りました。
残した成績はとても素晴らしいものです。
さらに君たちは、継続することの大切さと、継続したからこその結果を後輩たちに示してくれました。
ありがとう。
飛翔（旅立ち）フェニックス！
