大帝の剣

TSUTAYAで借りて見ました。
自分は阿部寛さんが好きなんです。

「トリック」シリーズは勿論のこと、
「最後の弁護人」「結婚できない男」
「ドラゴン桜」「HERO」「アンティーク」と、
どうにもスキですね。

HEROん時の「パパでちゅよ～」とか。
アンティークの「若・・・」とか。

トリックの時の通信教育で習った
空手シーンはもう最高ですよね。
マトリックス張りに空中姿勢でカメラが回ります。

西村雅彦さんとの対決を最初に見た時は
文字通り腹を抱えました。
証拠品のコンペイトウを分け合う下りは最高です。

んでその阿部寛さんが豪快な剣豪を演じた
「大帝の剣」映画館まで足を運ぶまでには
興味を持てませんでしたが、
DVDになったら見ようと思ってました。

190cmを超える長身の阿部さんですから、
豪快な剣豪がはまってます。
父親(？)が黒人であっても不自然さはありません。

トリックの上田のような面白さはありませんが、
まぁ絵に描いたような豪快っぷりが良かったです。
例えるなら前田慶次のイメージですね。

確か以前「利家とまつ」で及川ミッチーが
随分線の細い慶次を演じてましたが、
阿部さんの方がハマると思います。

他にも出演されてる人が面白いです。

例えばクドカン。
真田幸村の部下で「佐助」ってことは、
猿飛佐助ってことですよね？
随分、思い切った「猿飛佐助」です。
ちなみに霧隠才蔵(霧の才蔵)も出てきます。

そして真田幸村。
津川雅彦さんかぁ・・・イメージと違うなぁ。
いくら老いたあととは言え、
"日の本一の兵"と言われた武将ですからねぇ。
アジはありましたけどね。

あとは黒川メイサさんも出てます。
天草四郎時貞役で。
最後はあっさり消えます(死なないけど)。
美男子の剣士役がハマってましたね。

ヒロインの長谷川京子さんは、
まぁ、そうですね、キレイですね。
それ以外は・・・特に感想はありません。

それよりも悪役の
竹内力さんが素晴らしかったですよ。
なんでしょ？何となく嬉しくなりますね。

とは言え、話はまぁ、
何回も見たいとは思わないかも。
ただ1回見る分には面白い、
気軽に見れる作品だと思います。

漫画みたいな作品でした。
細かく面白いですよん。