日清焼そばのそばめし

ネタはあるんだが、代表戦もあるし明日紹介で今日も繋ぎネタ。

先日こんなのが売っていたのだ。
日清焼そばは長年のなじみのインスタント焼きそばだが、
近年誰がやりだしたのか、ご飯を混ぜたそばめしだが、
その日清焼そばバージョンが売られていたのだ。

そう来ると、日清焼そば自体は長年食ってないが、
その懐かしいものと、新進気鋭のそばめしが合体したら
どんな味なのか興味があって買ってみた。

でも不安と言うか、嫌な記憶はこの日清焼そばは
非常にくっつくと言うことだ。
内容量を全部食えないと言う理不尽さが嫌いなのは多くの人の思いかと。
1番にはカップと比べて作る手間が面倒だと言うところだけど、
2番目はこのくっつく量が多すぎてろくに食えないと言うことも
日清焼そば離れの大きなネックだったと思う。

ところがこれの作成が結構面倒な決まりがあった。
通常のそばめしは、いろんなパターンがあると思うけど、
私の場合は、前日に食べ切れなかった焼そばが少し残っていて、
朝やお昼に量が足りないので、冷や飯を足して味を調えて焼き直す。
こんな感じだった。

でもこれはフライパンに一定量のお水を沸かして、
日清焼そばは袋の中で4つに割って、さらに細かくして、
ご飯は一定量を卵を2個割ったボウルの中に入れてかき混ぜて、
沸騰した水に投入した日清焼そばが水を吸ってふやけて
水がなくなりきる寸前に卵ご飯を投入して油を入れてキャベツを入れる。
その後ウインナーも投入して一定時間に混ぜて完成。

でもこれを読んでいて気が付いた。
絶対キャベツに火が通らないと思った。
だってキャベツに火を通そうと思えば、絶対に全部焦げ付くか
こびりついて食うものが無くなる。
なので麺を投入した後のご飯投入前に入れてみた。



完成がこんな感じ。
ソースが足りなさそうなのでもんじゃ用の秘伝ソースを足した。
予想通りに結構こびりついて80％になってしまった。
で、そのキャベツはと言うと、相当な半生…。不味かった…。
そしてこんな味だったっけ？と言うように薬臭い。
それって例の不味いお米のせいなんだろか？？

そして卵ご飯って好きじゃないんだよな。
そのままだと好きだけど、チャーハンにするのが。
それって主婦に教えてもらったこびりつかない知恵。
でも卵まぶしご飯って、結構美味しくないんだよ。
卵でコートされるので焦げたりこびりつかないのだが、
それって実は本末転倒。
チャーハンって炒飯と書く様に、飯を炒めるもの。
それがコートされてたらいたまらないっての。
中華料理の正式な炒飯は、フライパンから大きく飛ばして、
一瞬鍋が引いた時にコンロの直火に触れることで、
余分な水分を飛ばしてパラパラにするんだよな。
でもそれは家庭では出来ないこと。
でもだからと言って…。と言う味と食感になっちゃうんだよね。
なんというか、家庭レベルでの最低限の炒めた香ばしさがゼロなのだ。

結局はご飯が美味しくないのと薬臭いのとキャベツ半生で不味かった。

結局これを美味しく食うには、ばきばきにした麺を
ボウルに入れたお湯で戻すことだと思う。
ちなみに4等分などせずに、そのまま袋の中で粉々にしてやった。
そんなのサッポロ一番しょうゆ味をバキバキに麺を砕いて、
スープを袋に開けて、シャカシャカして直食いという、
厨房の時期に遊んでる途中みんなで散々やってきたので。
（4袋食うと腹の中の水分で相当膨れて死ぬと言われていた都市伝説）

で、フライパンは油をしいてキャベツを炒めて、
ウインナーを入れて、焼そばを入れて、ご飯を入れて、
卵なんか入れずにさっと炒めて食べるのがいいと思った。
卵は味をまろやかにしてしまう。良し悪しだ。
小袋の特製オイルはこびりつき防止のようだが、
この程度では全く役立たないし、どうやったら美味しく上手に作れるか？
そんな選手権でもやったらいいと思うぞ。
（マケとして面白い。我が社ではダメでした。皆さんお願い！と）
このレシピどおりでは残念な存在にしかならない。