入院の状況

2014-12-09 10:34:35 | 大学
入院した時の貴重な経験を思い出しながら書いてみます。

9月27日、大学院の入学試験を受け、昨年の4倍も受験者がおり、また大手前大学の先輩もおられ、大分緊張していたように思います。久々の入学試験で頭をフル回転させて、小論文を書き、研究課題について面接試験を受けました。その後試験会場の京都からコンサート会場の神戸に移動しステージ前部で大音響の中、大いに楽しみました。相当に疲れていました。これが大きな引き金になったのかもしれません。
そして2日後の9月29日に、大手前大学にて来年度の入学案内に載せる卒業生のインタビューと写真撮影をしました。いろいろな場面で何枚も撮り、緊張しすぎたのかもしれません。
インタビューが終わり、ホットして一人で会議室で休憩しているときに倒れ、右半身が動かなくなりました。
必死に携帯で家内に連絡しているうちに、学校関係者に発見されました。それから救急車に乗せられ、県立西宮病院に搬送されました。
意識はずっとありました。搬送先と連絡を取る救急隊員の声が聞こえ、ずっと上を向いているので、学校の天井や救急車の天井、病院についてから各部屋にまわされ、CT2回撮るなど色々な処置をされているのがわかりました。そしてICUに収容されました。
どれだけ時間が経ったのかわかりませんが、家内の私に話しかける声と、医師と話をする声が聞こえてきました。話し声はするのですが、全く何も見えませんでした。医師の声も外国人?のように聞こえました。しかしこれは正しく、主治医はドイツ人でした。
この後主治医から今は危険な状態にあることや、もし命が助かっても大きな後遺症が残ること場合が多いと家内は聞かされていました。

9月30日、2日目は、気が付いてまわりを見ると、医師や看護師が多数おり、私以外に5人患者がおることがわかりました。ただボーっと周りの様子を眺めているだけでした。そして3回目のCTを取り、午後になり、1階のICUから8階の脳神経外科のSCUに移されました。ここは看護師さんが常駐で、3人の患者がおり、2~3週間様子を見るということになったそうです。ずっと意識はありましたが、暗い部屋で、入院患者がしょっちゅう入れ変わっていたように思います。時々真っ暗になったり、輝くリングが見えたりすること以外、あまり良く覚えていません。

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