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どうも
腐女子の ゆゆ
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佐天「子どもの遊びを現実にする能力かぁ・・・」

2013-09-28 09:43:19 | とある

1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:04:32.42 msp7Ay5R0 1/42
初春「佐天さん、システムスキャンの結果はどうでした?」

佐天「聞いて驚かないでよー?Lv1だって!」

初春「ぬっふぇ!佐天さん能力者になったんですか!」

佐天「そう、ついに私も能力者・・・」

初春「どんな能力なんですか?」

佐天「子どもの遊びを現実にする能力だって」



5 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:08:37.55 msp7Ay5R0 2/42
初春「子どもの遊び・・・?よく分かりませんね。どういうことですか?」

佐天「私もよくわかんないんだよねー」

佐天「ってなワケで近所の公園にレッツゴー!」

初春「ちょ、引っ張らないで下さいよー」



佐天「よし、ここなら誰も居ないし安全でしょ」

初春「さ、佐天さん、足早すぎですよぉ」

6 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:12:54.89 msp7Ay5R0 3/42
佐天「・・・ところで、どうしたらこの能力って使えるの?」

初春「私が知るわけ無いですよ!佐天さんの能力じゃないですか!」

佐天「そうなんだけどさー。子どもの遊びって言われてもねー」

初春「単純に子どもの頃にやった遊びが現実になるって事じゃないでしょうか」

佐天「子どもの頃にやった遊びかぁ・・・初春はどんなことした?」

初春「そうですねー。私はあやとりとかしてました」

佐天「あやとり・・・あやとりを現実に・・・」

佐天「(意味がわかんない)」

9 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:16:23.61 msp7Ay5R0 4/42
初春「じゃあ佐天さんは子どもの頃にどんな遊びをしてたんですか?」

佐天「私?うーん、傘を剣に見立ててチャンバラごっことかかなぁ」

初春「それですよ佐天さん!きっとそれが現実になるんですよ!」

佐天「傘が剣になるって事?あはは、そんなバカな・・・」

初春「今日は雨の予報なので、ここに傘があります。どうぞ!」

佐天「ムリだと思うけどなぁ・・・えいっ!」ブン

自販機「」スパッ

14 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:20:35.81 msp7Ay5R0 5/42
佐天「きっ、切れた!やったー!」

初春「やったじゃないですよ!自動販売機切ってどうするんですか!」

佐天「いやー切れると思わなくて」

初春「とにかく逃げましょう!」

佐天「う、うん」

自販機「」バババババプシュー

21 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:24:32.26 msp7Ay5R0 6/42
初春「はぁ、はぁ、ここなら大丈夫でしょう」

佐天「びっくりしたー」

初春「佐天さんの能力は結構危険な能力ですね」

佐天「えぇ?そうかなぁ」

初春「そうですよ!応用力もあるし、一気に大能力者クラスまでいける能力だと思います」

佐天「私が・・・Lv4?」

29 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:27:52.53 msp7Ay5R0 7/42
初春「ですから、もっと自分の能力を理解して・・・」

佐天「Lv4・・・」

初春「~だけの現実を・・・だから・・・」

佐天「Lv4・・・」ニィ

佐天「初春」

初春「それで・・・あ、なんですか?」

佐天「ごめん。私用事思い出した。帰るね」

初春「あ!佐天さん!ちょっとー」



翌日、佐天さんは学校を休んだ

36 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:31:12.01 msp7Ay5R0 8/42



一方通行「あァ・・・コーヒー切れたか」

一方「チッ」

打ち止め「どこ行くのー?ってミサカはミサカは素朴な疑問を投げ掛けてみる!」

一方「コンビニ」

打ち止め「いってらっしゃいアナタ!ってミサカはミサカは夫を見送る妻の気持ちになってみる!」

一方「うぜェ・・・」バタン

39 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:34:49.13 msp7Ay5R0 9/42
一方「・・・チッ」

一方「誰だか知らねェけどよォ・・・さっきから着いてくンじゃねェよ」

???「・・・」

一方「誰だオメェ」

???「今から死ぬのに、そんなこと聞いてどうするんですか?」

一方「はァ?何言っちゃってるンですかァ?」

???「冗談に聞こえますか?」

一方「チッ、サッサと終わらせるかァ」

45 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:39:41.47 msp7Ay5R0 10/42
???「・・・」スッ

一方「なンのマネだァオイ」

???「これは銃です。私の指は銃になるんですよ」

一方「オイオイ・・・只のバカかよ・・・」

???「そうやって人を馬鹿にするのも今のうちですよ。発射」ドン

一方「!」カチ

カキィン

一方「・・・能力者か」

???「流石に腐っても第一位ですか。完全に殺ったと思ったんですけどね」

54 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:46:07.18 msp7Ay5R0 11/42
一方「もう一度聞く。誰だオメェ」

???「そんなに知りたいのなら教えてあげますよ。私の名前は佐天涙子っていいます」

一方「佐天・・・佐天ねェ。今からぶっ殺す奴の名前聞くのも、悪くねェなァ!!」カッ

超加速した道端の石ころが佐天を襲う

佐天「バーリアっ」ガキン

一方「あァ?なンですかそれはァ・・・」

佐天「両手を交差して肩に添えると、バリアを張れるんですよ。やったことありませんか?」

一方「そんなことしなくてもバリアは持ってるンでなァ」

63 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:50:20.62 msp7Ay5R0 12/42
佐天「今度はこっちからいきますよー」スッ

一方「(傘・・・?)」

佐天「発射!」ドドドド

一方「(傘から実弾だとォ?コイツ、何の能力者だ?)」

佐天「・・・やっぱり本当みたいですね。その反射」

一方「オマエじゃ勝てねェって事も分かるだろォ?」

佐天「そうでもないですよ」スタスタ

一方「・・・?」

佐天「この光る場所が『陸』です。貴方もそんな『暗いところ』に居たら、溺れちゃいますよ?」

一方「はァ?」

77 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 14:07:09.81 msp7Ay5R0 13/42
佐天「分かりませんか?言ったとおりの意味ですよ。それじゃ」

一方「!!」

街灯の光に照らされていない場所が海に変わる

一方「クソッ!」

佐天「間一髪ですねぇ。人の忠告はちゃんと聞かないとダメですよ」

一方「テメェ・・・一体何の能力者だァ!?」

佐天「子どもの遊びを現実にする能力。あ、その『白線から足を踏み外すと死』にますよ?」

一方「子どもの遊びだとォ?」

68 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 13:58:02.49 msp7Ay5R0 14/42
佐天「そのままの意味ですよ。さて、その状態で受けきれますか?」パンパンスッ

一方「何してンだァオメェ」

佐天「チャージです」パンパンスッ

一方「はァ?」

佐天「手を二回叩いて両手でこうチャージするんですよ。そうしたら・・・」パンパンスッ

佐天「バリア無効のかめ○め波を撃てるんです。チャージ完了っと」

一方「・・・」

佐天「逃げ場はありませんよ。『跳んだらあなたの負け』ですから。さっきの忠告も忘れずに」

70 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 14:05:04.33 msp7Ay5R0 15/42
一方「(どォする・・・)」

佐天「かー」

一方「(アイツの能力・・・子どもの遊びを現実にするとか言ってたなァ)」

佐天「めー」

一方「(『白線から足を踏み外すと死』『跳んだら負け』『バリア無効のナントカ波』)」

佐天「はー」

一方「(これ・・・詰みってヤツかァ?冗談じゃねェぞ!)」

佐天「めー」

一方「(イヤ・・・まだ道はある。クソ腹立つが、これしかねェ!)」

佐天「波ぁぁぁぁ!」ドウッ

一方「クソッ!」



___

84 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 14:13:28.39 msp7Ay5R0 16/42
佐天「・・・逃げられたか」

佐天「まさか地面壊して逃げるなんてねー。そこまでは考えてなかったなぁ」

佐天「ん?あれって・・・」

上条「どこに行っても卵が売ってない・・・それにもうこんな時間」

佐天「あのー!」

上条「ふこ・・・ん?」

89 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 14:19:22.27 msp7Ay5R0 17/42
上条「女の子?」

佐天「あの!さっきすごい音が聞こえて・・・何か知りませんか?」

上条「すごい音?イヤ、上条さんはそんな音聞いてませんとのことよ(卵のこと考えてて気づかなかったとは言えない)」

佐天「(気付いてない、かな。ならいいや)」

佐天「そうですか・・・変なこと聞いて、すみませんでした。それじゃ」

上条「ちょっ、待った!」グッ

佐天「え・・・?」キュイーン

上条「こんな時間に女の子一人だと危ないだろ。送るよ」

佐天「(何、今の・・・)」

91 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 14:25:10.32 msp7Ay5R0 18/42
佐天「今、何か」

上条「(あ、右手で触っちゃった)」

佐天「私に何したんですか!」

上条「え、いやその・・・俺の右手はだな」

佐天「・・・貴方も能力者なんですか」

上条「はい?」

佐天「貴方も!Lv0を馬鹿にする能力者なんですか!」

上条「いや、俺は無能力者で」

佐天「嘘!」

96 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 14:32:14.58 msp7Ay5R0 19/42
佐天「私は許さない!能力者は無能力者を見下した目で見る!だから能力で罰を与えるの!!」

上条「・・・」

佐天「くらえっ!」

指を銃の形にする

佐天「って、あれ?弾が出ない」

上条「えっと・・・」

佐天「ならこれでどうですか!」バッ

上条「傘?」

佐天「避けなきゃ死にますよ!」ブン

上条「!!」サッ

上条「(おいおい、地面が抉れてるじゃねーか!)」

100 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 14:38:09.39 msp7Ay5R0 20/42
佐天「ほらほら!そこ!」ブンブン

上条「(避けられな・・・くっ!)」キュイーン

佐天「え?」

上条「・・・どうやらその傘自体は普通の傘だが、能力で傘を強化してるみたいだな」

佐天「そんな・・・なんで?」

上条「俺の右手は異能を打ち消す。幻想殺しっていうんだ」

佐天「(能力を打ち消す?能力が効かないってこと?そんなのあるわけ・・・)」

112 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 14:48:59.81 msp7Ay5R0 21/42
佐天「(いや、そういえば能力を無効化する能力者、なんて噂があったっけ)」

佐天「(この人がそうなの?)」

上条「なぁ、俺はLv0だ。少しおかしな右手を持っちゃいるが、君の考えも分かる所がある」

上条「でも能力無能力以前に、人を傷つけることはしちゃいけないことなんだ!」

上条「だから・・・」

佐天「だから、何ですか?」

佐天「私に更正しろっていうんですか?」

114 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 14:54:36.40 msp7Ay5R0 22/42
佐天「もう無理ですよ」

佐天「友達はもうみんな殺しました」

上条「なっ・・・」

佐天「目につく能力者は全員殺しました。今更戻れないんですよ」

佐天「だからあなたも」

佐天「おとなしく死んでください」

佐天「(さっき触られたから、指銃みたいな能力はもう使えない。でも)」クルッ

佐天「だーるーまーさーんーがー」

上条「何を・・・」

佐天「ころんだ!」クルッ

上条「!!!」

121 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 15:01:28.48 msp7Ay5R0 23/42
上条「(体が・・・)」

佐天「動けないでしょう?私が後ろを向くまで、貴方は動けない」

佐天「ってあれ」

上条「・・・動けるけど」

佐天「また、その右手ですか。厄介ですね」

佐天「まずはその右手から切り落としましょうか」

127 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 15:06:31.52 msp7Ay5R0 24/42
佐天「さて」ヒョイ

佐天「これ、いい棒ですねー」

佐天「上条さん、でしたっけ。貴方もやったことあるでしょう?魔法使いに憧れて」

上条「(子どもの頃の記憶がない)」

佐天「この木の棒は、魔法の杖」

佐天「まずは、燃えろ!」

上条「くっ!」キュイーン

131 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 15:11:21.31 msp7Ay5R0 25/42
佐天「本当にその右手は厄介ですね」

上条「科学の街で魔法かよ」

佐天「夢があるじゃないですか。痺れろ!」

上条「今度は雷か!」キュイーン

佐天「ふふ、流石に効きませんねぇ」

上条「何を考えてるんだ?」

佐天「貴方を殺す方法ですよ。溺れろ!」

上条「くらうか!」キュイーン

141 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 15:19:08.59 msp7Ay5R0 26/42
佐天「無駄、ですか。いやー弱ったなぁ」

上条「今度はこっちからいくぞ!」ダッ

佐天「あはは、当たりませんよ」ピョーン

上条「魔法で身体強化か?なんでもありかよクソッ!」

佐天「そうです。これなら」シュン

上条「早・・・」

佐天「直接殴れます。ふっ!」ボコ

上条「がはっ!」

146 : なんか調子悪くて書き込めないこと... - 2013/06/09(日) 15:28:19.36 msp7Ay5R0 27/42
佐天「簡単なことでしたね。直接ダメージを与えていけば、貴方はいずれ死ぬ」

上条「ぐ・・・」ヨロ

佐天「フルパワーだったんですけどね。でもタフな分苦しくなりますよ!」バキ

上条「がはっ!」

上条「ゲホッ、ハァ・・・」ヨロ

佐天「・・・丈夫な体してますね」

上条「いろいろ・・・経験しててな・・・」

佐天「ふふ、でもこれで終わりです!」

右足を構える

上条「(やっべぇ・・・体が、もう・・・)」

佐天「はぁっ!」ブン



「俺の事忘れてンじゃねェぞ三下ァ!!」

148 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 15:34:40.11 msp7Ay5R0 28/42
佐天「ぐっ!」

勢いよく佐天が吹っ飛ぶ

上条「何・・・だ?」

一方「どォしたンですかァ?ボロボロの様子ですけどォ」

上条「お前は・・・一方通行」

佐天「くっ、ノコノコ戻ってきましたか」

佐天「(身体強化のおかげで、大したダメージは無い。けど・・・)」

一方「久し振りだなァ佐天さンよォォォォ!!」

佐天「(この二人が組むと、マズい)」

152 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 15:42:01.50 msp7Ay5R0 29/42
一方「オイ三下ァ、立てるか?」

上条「なんとかな」ヨロ

一方「ハッ、ならいい。俺とテメェであのババアをぶっ殺すぞ」

上条「殺すのはダメだ・・・あの娘は自分を見失ってるだけなんだ」

一方「はァ?」

上条「分かるんだ。俺もLv0だから。あの娘はきっと苦しかったんだ」

上条「でも、ある日突然能力を手にしてしまった。無能力者っていう苦しみから抜け出したんだ」

上条「その能力が強すぎたんだ。強すぎる力で、本来やりたくないことまでやってる」

上条「あの娘、友達を殺したって言ってた。その時のあの娘の目は、とても暗かったんだ」

165 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 15:50:40.15 msp7Ay5R0 30/42
上条「だから俺はあの娘を救い出すんだ。わけのわからない幻想に囚われてるのなら、俺がその幻想をぶち殺す!」

一方「・・・ハッ!テメェが死んでも知らねェぞォ!」

佐天「能力者は・・・全員殺す!」

上条「来るぞ!」

一方「あァ!」

佐天「地面よ、割れろ!」

上条「くっ!」キュイーン

佐天「その右手!本ッ当に邪魔ですね!」

上条「日常生活ではな!でもこういうときは役に立つんだぜ!」

168 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 15:58:10.51 msp7Ay5R0 31/42
一方「ヨソ見してンじゃねェぞォ!」ブン

佐天「くっ!」サッ

一方「チッ・・・」

上条「おい、一方通行」

一方「なんですかァ三下くゥン」

上条「あの木の棒だ。アレを壊せば、あの娘は魔法を使えなくなる」

一方「魔法の杖って訳ですかァ?なんでもアリだなァ」

上条「そこで作戦がある」

一方「・・・・・・・・・三下にしてはいい考えだなァ」

169 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 16:08:17.65 msp7Ay5R0 32/42
佐天「話し合いは終わりましたか?」

上条「ああ。バッチリだぜ」

佐天「そうですか。なら死んでください!」スッ

杖の一振りで電柱が持ち上がる

上条「おいおいおい!」

佐天「潰れろ!」

一方「ざァンねんでしたァ」ガキン

一方「佐天さンは忘れっぽいンですねェ」

佐天「やっぱ、そううまくはいかないか」

171 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 16:17:57.96 msp7Ay5R0 33/42
一方「(なァるほどォ・・・)」

一方「(確かにあるなァ・・・インターバル)」

上条『あの娘の魔法にはインターバルがある。時間は5秒。俺がその時間を作るから、お前が杖を取ってくれ』

一方「(次で決める)」チラ

上条「」コクン

佐天「これならどうですか!」

バラバラになった電柱の破片を飛ばす

上条「俺の事はいい!行け!」

一方「(このタイミングしかねェ!)」ダッ

足元のベクトル操作で強引に加速し、破片を反射で弾く

佐天「!」

173 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 16:23:46.38 msp7Ay5R0 34/42
一方「おらァ!」バッ

佐天「なっ・・・」

上条「よし!これで・・・」

佐天「勝った、と思いましたか?」

一方「ぐァァァ!!」

上条「!?どうした一方通行!」

佐天「あーあ、私の物を奪うからそうなるんですよ」

佐天「その棒には佐天菌がついてますから」

一方「菌だとォ・・・」

佐天「はい。貴方はあと数分の命です」

180 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 16:29:25.97 msp7Ay5R0 35/42
上条「おい!アイツになにしやがった!」

佐天「さあ?どういう風に死ぬのか私にも分かりませんよ」

上条「一方通行ぁぁ!」ダッ

佐天「ふふ」

上条が一方通行に触れる

一方「ぐッ・・・」キュイーン

上条「大丈夫か一方通行!」

一方「あァ・・・クソッ」

佐天「んー・・・もしかしたら、と思ったんですけど、やっぱり感染しませんね。残念です」

185 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 16:37:36.69 msp7Ay5R0 36/42
一方「フザけやがって・・・」

佐天「ふざけてなんかいませんよ。さて、そろそろ電池が切れる頃じゃないですか?」

一方「なっ・・・」

佐天「これで貴方は無力ですね」

一方「なンで知ってやがる・・・」

佐天「敵のことを調べもせず、戦う訳ないでしょう。ましてや貴方は第一位なんですから」

佐天「そして」

佐天「貴方ももう動けないでしょう?」

上条「くっ・・・」

188 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 16:42:52.25 msp7Ay5R0 37/42
佐天「もう終わりですね。中々楽しかったですよ」

佐天「ふふ、次は誰を殺そうかなぁ」



上条「もう・・・やめろ」



佐天「え?」



上条「もうやめろ、って・・・言ったんだ。本当はこんなことしたくないんだろ・・・」

ボロボロの上条が声をひねり出す

193 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 16:50:22.40 msp7Ay5R0 38/42
佐天「何をいっているんですか?」

上条「君は・・・そんな人間じゃないはずだ。君は・・・友達を殺すような人じゃない」

佐天「・・・いいえ?私は友達を殺しましたよ」

上条「違う・・・!今だってそうだ・・・後悔してるんだろ・・・」

佐天「・・・」



黒子『お姉さまーー!』

御坂『黒子ォ!』ビリビリ

黒子『アーッ!』ビクンビクン

初春『あはははは・・・』



佐天「・・・」

197 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 16:58:54.22 msp7Ay5R0 39/42
佐天「でも、もう戻れないから」

上条「諦めてんじゃねぇよ!」

佐天「!」ビクッ

上条「まだ方法はあるはずだ!簡単に諦めるなよ!友達なんだろ!?」

佐天「でも・・・」

上条「でもじゃねぇ!可能性があるなら、それを捨てるな!」

佐天「・・・」

206 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 17:14:25.34 msp7Ay5R0 40/42
佐天「(子どもの頃、やったこと)」

佐天「(私が・・・)」

佐天「(願ったこと・・・!)」









佐天(幼)『あのね、あのね、おかあさん。ここからここまでめをつぶってあるけたらね、おねがいごとがかなうんだよ!』

208 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 17:21:26.02 msp7Ay5R0 41/42
佐天「そうだよね・・・」


白線の上に立ち、目を瞑る


佐天「ごめんなさい、白井さん」


一歩


佐天「ごめんなさい、御坂さん・・・」


二歩


佐天「ごめん、なさい・・・初春・・・」ボロボロ



十歩と、涙


佐天「私の能力で起きたことを、無かったことにして下さい!」



____

215 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/09(日) 17:29:48.15 msp7Ay5R0 42/42
ジリリリリリリリリリリリリ

佐天「んー・・・」

ジリリリリバキ

佐天「ふぁぁ・・・もう朝かぁ」

佐天「んー、なんだかとっても大変な夢を見ていた気がするなぁ」



佐天「行ってきまーす!って誰もいないけどね」

佐天「あ、そうだ!久々にアレやってみるか!」

佐天「目を瞑って・・・」スタスタ

佐天「どうよ!」ピタ

佐天「・・・やったー!渡れてたー!ってなわけで神様!」






佐天「みんなといつまでも仲良くいられますように!」

終わり

佐天「女子力レベルを★の数で表示する能力かぁ」

2013-09-28 09:33:23 | とある
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 19:45:40.39 ID:eQc00gop0

初春「えーと…女子力ですか?」

佐天「うん、簡単に言うとどれだけ女の子らしいか表示する能力だよ」

初春「へぇ…星の数って言うと?」

佐天「えっと、説明めんどくさいから実際に初春のを表示しよっか」

初春「ふぇ?」

ういはる:おんな
ぶりっこ
★★★★


佐天「お、中々のレベル」

初春「え、ぶりっこってなんですか佐天!?」

佐天「だいたいあってると思うけどなぁ」

初春「そんな事ありませんから!! このくらいが普通なんです!!」

佐天「まぁまぁ、そんなに怒んないでよ初春、あたし自身が決めてる訳じゃないんだし」

初春「…佐天さんの能力なのに佐天さんが決めている訳じゃないんですか?」ジトッ

佐天「うん、勝手に付くんだよね」

初春「……なんですかそれ」



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 19:46:42.61 ID:eQc00gop0

さんつけ忘れた



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 19:47:14.40 ID:W4fv1rDn0

お花の本音が垣間見えたな



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 19:52:51.73 ID:eQc00gop0

初春「…まあ良いですけど、星4つですか…これどのくらいなんですか?」

佐天「んー…普通くらいかな、★×5以上なら女子として一人前なんだけどね」

初春「半人前って事じゃないですか、それでも普通なんですか?」

佐天「うん、クラスのみんなはだいたい星3つから5つくらいだったよ?」
初春「なるほど…私の場合は良くも悪くも平均的なんですか…」

佐天「そういう事だね」



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 19:59:50.89 ID:eQc00gop0

初春「普通なら良いです、なんか釈然とはしませんけどね」

佐天「低いよりは良いしね」

黒子「…なんの話ですの?」

初春「あ、白井さん」

佐天「こんにちはー」

黒子「ごきげんよう二人共、なにやら話し込んでいた模様ですがなんですの?」

初春「佐天さんの能力の事ちょっと」

黒子「佐天さんの…ですの?」



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 20:06:20.17 ID:eQc00gop0



黒子「……はぁ、女子力…ですの?」

佐天「はい」

初春「私は星4つだったんですよ」

黒子「……こういうと佐天さんに対してアレではございますけど、別にそんなもの気にしても仕方ないのでは?」

佐天「えー、せっかく獲得した能力なのに白井さんきっついなぁ…」

初春「白井さんはそういうの気にしてる様子ないですからねぇ」

黒子「女の魅力というのは計測して比べるようなものではありませんわよ二人共?」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 20:13:34.99 ID:eQc00gop0

黒子「女性としての気品や淑やかさを力と表記するのにはちょっとばかり抵抗がありますわね、せめて魅力とすべきですの」フフン

佐天「ふむふむなるほど…流石白井さん常磐台のお嬢様、さぞや女子力高いんだろーな…えいっ」

くろこ:おんな

ちじょ




初春「………」

佐天「………」

黒子「………」


初春「………1つ、ですか」

佐天「しかも、ちじょ…」

黒子「………」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 20:18:18.95 ID:eQc00gop0

黒子「……ふ、ふん…別に良いですの、わたくしはわたくしの淑女としての気品をですね、ええ」

初春「ちょっと御坂さんのも気になりますよねこれ」
佐天「そうだね、御坂さんの所行こっか初春」

初春「はい、行って見ましょうか!!」

黒子「…………」グスン



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 20:23:27.25 ID:ntsg2pNa0

御坂も短パン履いてるし自動販売機蹴飛ばすし★2くらいだろ



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 20:23:36.29 ID:eQc00gop0

……

美琴「あれ?どうしたのみんな」

佐天「御坂さんの女子力を計測させて下さい」

美琴「え、女子力?」

初春「御坂さん自分が女の子してるかって気になったりしないですか?」

美琴「女の子してるかどうか?なにそれ?」

黒子「………」

佐天「かいつまんで説明するとですね、女の子らしさを★の数で表示出来るんですよ♪」

美琴「…女の子らしさか…ふーん?」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:06:36.53 ID:eQc00gop0

美琴「…よし、やってみて佐天さん!!」

佐天「お、けっこう乗り気ですね…んじゃ」


みこと:おんな

しょうじょしゅみ
★★★★



佐天「お、★4つかぁ」

美琴「ねぇねぇ、これどうなの?けっこう良いの?」ソワソワ

佐天「普通ですよ?初春と同じです」

初春「御坂さんならもう少し行くと思ったんですけどねぇ」

美琴「普通…か、うんまあそんなもんか…」

黒子「………」ズーン



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:11:54.15 ID:eQc00gop0

美琴「あー安心したわ…良かった低かったらどうしようかと思ったわ」

佐天「なかなか居ないですって、そんなに極端に低い人なんて」

初春「………」チラッ

黒子(´・ω・)………


初春「………白井さん」

黒子「くやしくありません」ウジウジ



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:16:53.69 ID:eQc00gop0

上条「……あれ、なにしてんだ御坂?」

禁書「短髪かも」

美琴「ん?あんたこそこんな所で何してんのよ?」

上条「こんなとこって、一応ファミレスだぞここ…飯食いに来たんだよ」

禁書「とうまが珍しく外で食べるって言ったから来たのかも」

美琴「ふーん?」



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:21:50.51 ID:eQc00gop0

上条「席隣で良いか、空いてるし」ガタッ

美琴「………」ジィ

禁書「ふぇ?なにかな?」

美琴「…佐天さん佐天さん、あの子にもやってみてお願い」チョイチョイ

禁書「…?」キョトン

佐天「良いですけど?なんでです?」

美琴「いや、ちょっと気になるから…さ」

初春「気になる…ですか」

黒子「………」



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:28:33.98 ID:D9OelPVf0

多分、インさんより上条の方が高い



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:28:35.04 ID:eQc00gop0

いんでっくす:おんな

おこさま



禁書「なにこれ?」


佐天「…あー★1つか、残念」

美琴「……ヨッシャ」グッ

初春「御坂さんこっそりガッツポーズしてどうかしたんですか?」

美琴「え?なんでもないわよ?」

禁書「ねぇ?説明してほしいんだよ!!」

黒子「……」スタスタ

禁書「ふぇ?」

黒子「握手致しましょうか、仲間同士」ギュッ

禁書「……?」キョトン



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:34:14.75 ID:eQc00gop0

上条「…お前らさっきからなにしてんの?」

美琴「うん、ちょっとね」

禁書「…星1つとおこさまってなんの事なのかな?」

初春「えっと、女子力ですよ」

禁書「じょしりょく?」

上条「……なるほど」


禁書「なにそれ?」

美琴「ああ良いのよ、知ってもいい気分しないだろうし気にしない気にしない」

上条「…インデックスに女子力なんて代物があるわけねーだろ」



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:44:07.23 ID:eQc00gop0

佐天「…えーと…」

かみじょー:おとこ

モテかわヒーロー
★★★★★★

美琴「えっ」

初春「えぇ?」

黒子「はい?」

禁書「…?」

佐天「おお…男の人で見た中ではダントツだ…」

初春「え…男の人も表示出来るんですか?」

佐天「あれ?言わなかったっけ?」

美琴「」

黒子「このメンバーの中ででもダントツではないですか…」

上条「え?女子力…だよな?」

禁書「とうまは男だけれど?」

佐天「いや、名前の隣に性別分けの部分あるじゃないですか、男の人にも女子力ってありますよ?うん」



50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:52:10.81 ID:eQc00gop0

上条「……こんなもん高くても嬉しくねぇぞ」

佐天「男の人からかわいいとかって言われたりしません?」

上条「しねぇよ!!」

美琴「」

禁書「とうまは星6つ?ねぇこれは何の意味があるのかな?」

初春「…えと…」

黒子「…この中で一番女の子らしいと言う意味ですの」

禁書「……とうまは女の子じゃないんだよ?」

佐天「えーと…言いづらいけどその女の子じゃない人より女の子らしくないって事なんだよね…」

禁書「へ?」

美琴「」



54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 21:59:07.53 ID:eQc00gop0

上条「……せめて男らしさなら喜べるのに」

美琴「」

禁書「」

佐天「みんなショック受けてるなぁ」

初春「……男の人に負けるのは流石にあれですからね…」

美琴「」

黒子「特にお姉様が痛恨の一撃食らっておりますの」

禁書「…………あ、わたしが星1つと言う事は……あぅ…」ズーン

佐天「あ、気が付いてショック受けてる」

黒子「………」



58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:07:46.38 ID:eQc00gop0

…翌日

美琴「…と言う訳で作戦会議よ!!」ウルウル

禁書「議題は『とうまより女の子らしくなる為には』かも!!」バンッ!!

佐天「すんごい気合い入ってますね」

初春「よっぽどショックだったんだ…」

黒子「……お姉様…」

美琴「そこ!!黒子!!憐れむような目を向ける暇あったらなんか考えなさいよ!!」バンバンッ!!

禁書「くろこだって星1つなんだから他人事じゃないんだよ!!なんでも良いから言ってみるんだよ!!」ベンベンッ!!

佐天「はいはいテーブル叩かない叩かない、イライラしてたら余計レベル下がりますよ?」



61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:14:11.75 ID:eQc00gop0

初春「…あの」

美琴「はい初春さん、なに?」

初春「えと、女子力が高い人に助言を貰うと言うのはどうでしょうか?」

美琴「…なるほど、採用するわ初春さん、流石ね」

初春「えへへ、いえいえ」テレテレ

禁書「その高い人は誰なのかな?」

初春「それは…えーと…」

佐天「はーい」

美琴「はい佐天さん」

佐天「みんなで女子力高そうな人を呼びあうのはどうでしょうか?1人につき最低1人って事で」

美琴「なるほど、採用するわ佐天さん、流石だわ」



65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:21:30.24 ID:eQc00gop0

…数時間後

婚后「御坂さんに呼ばれて来ましたけれど…なにかご用ですの?」

みつこ:おんな
たかびー
★★

禁書「不採用なんだよ」

初春「低いですね」

佐天「残念でした」

婚后「え?」キョトン

美琴「ごめん婚后さん…やっぱり帰って良いや」

黒子「次ですの次」

婚后(´・ω・`)



67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:21:57.20 ID:O02At5PO0

あれ、予想に反して低かった



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:28:05.15 ID:eQc00gop0

……

木山「初春くんに呼ばれて来たが…何をすれば良いんだ?」

はるみ:おんな

ぬぎおんな


美琴「不採用」

禁書「だめだめかも」

佐天「…初春…木山先生に女子力なんて期待しちゃダメだよ」

初春「…すいません」

黒子「見れば分かるでしょうに…あ、もう結構ですので帰っても宜しいですわよ?」

木山(´・ω・`)…?



77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:35:39.64 ID:eQc00gop0

……

結標「…街で偶然白井黒子と会ったと思ったらこんな所に連れてきて…なんなのよまったく」

あわきん:おんな

ようかいちちさらし
★★★★

禁書「うーん…不採用かも」

美琴「同レベルの奴に教わる事は無いわね」

黒子「もう帰って良いですの」

初春「…ちちさらしってなんの事ですかね?」

佐天「さあ?」

結標(´・ω・`)



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:36:16.30 ID:O02At5PO0

あわきんが高いことに納得がいかない



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:38:27.32 ID:kzgFZQEq0

なぜ乳さらしがレベル4なのか



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:43:14.83 ID:eQc00gop0

………

神裂「緊急の用があると言うので赴きましたが…えーと?」

ねーちん:おんな

うぶ
★★

禁書「かおりなら大丈夫だと思ったのだけれど…」

美琴「不採用」

佐天「おつかれさまでーす」

初春「すいませんわざわざ」

黒子「次いきましょう」

神裂(´・ω・`)



92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:52:35.04 ID:eQc00gop0

……

美鈴「丁度用があったから来たよ美琴ちゃん♪」

みすず:おんな

ダイナマイトセクシー
★★★★★★★★


禁書「採用なんだよ!!」

佐天「凄いレベルMAXですよ御坂さんのお母さん」

美琴「…………」

初春「御坂さんどうかしました?」

美琴「マm…いや母親に頼むのはなんか違う気がする、呼んどいてあれだけど…」

黒子「…お姉様はそういう所お堅いですからねぇ…」

美鈴「で私は何をするのかな?」

佐天「あ、帰っていいですやっぱり」

美鈴(´・ω・`)



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 22:59:12.18 ID:eQc00gop0

………

一方「…………なンか用かよ」

せろり:おとこ?

ロンリーピュアハート
★★★★★★

禁書「やっぱり」

美琴「……ああまあ、そうなのかなとは思ってた」

一方「…あァ?」

佐天「どうします?採用ですか?」

禁書「保留なんだよ」

美琴「うんそうね」

初春「なんで男の人なのにこんなみんな高いんですかね…」

一方「………おい説明くれェしろよ」



101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:06:52.33 ID:sgP5369Y0

ねーちんはもっと高いんちゃうか

と思ったが普段着があんなだから低いのか



104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:08:27.10 ID:eQc00gop0

……

固法「それで私にお鉢が回ってきた訳?」

みい:おんな

ぎゅうにう
★★★★★★

美琴「…採用!!」

禁書「異議無しなんだよ」
初春「初めから固法先輩に頼めば良かったですね」

佐天「そうだね」


黒子「それでは固法先輩、ご指導の程宜しくお願い致しますの」

固法「…んー…ちょっと待って?」

禁書「ふぇ?」

美琴「どうかしたんですか?」

固法「女子力…で良いのよね? それなら佐天さんの方が高いんじゃないの?」

佐天「うっ!?」ギクッ



108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:14:11.56 ID:eQc00gop0

美琴「佐天さん?…あ」

初春「そういえば佐天さんのは見てません」

黒子「…佐天さん、見せて下さいまし」

佐天「………うー…仕方ないか…」

るいこ:おんな

ふぁっしょんもんすたー
★★★★★★★

禁書「星7つなんだよ…!!」

初春「佐天さん…どうして今まで言ってくれなかったんですか」

佐天「…だって…あたしじゃ何を教えれば良いかなんてわかんないし」オドオド



113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:20:54.12 ID:eQc00gop0

禁書「いいから教えて欲しいかも!!」

美琴「佐天さんお願い!!佐天さんのファッションもんすたーっぷりを見せて!!」

佐天「……そんなのわかんないですよぉ…えーと…」オロオロ

初春「佐天さんの着こなしとか仕草とか振る舞いとかチェックすればあるいは…!!」

黒子「観念して教えろ下さいですの!!」

佐天「あーうー…えー、その…」オロオロ



119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:27:00.43 ID:eQc00gop0

佐天「…っ!!そうだ!!みんなあたしくらいで満足して良いんですか!?あたしは確かにレベル高いけどそれでもMAXレベルではないですよ!?」

美琴「…でも、星8この奴なんてそうそう居ないでしょ?」

佐天「…いや、あたしは知ってますよ、御坂さんの知り合いにレベルMAXになってそうな人いるの!!」

美琴「え、私の知り合いで?」

初春「そんな人が?」

黒子「……まさか」



124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:36:06.23 ID:eQc00gop0

……

食蜂「御坂さんに呼ばれてたら来るしかないかしら?めんどくさいけど恩を着せるチャンスだしぃ?来てやったゾ☆」テヘペロ

みさきち:おんな

モテかわ系のめがみさま
★MASTER

佐天「…MASTERとか初めて見た」

禁書「…すごいかも」

初春「全身から女子力が溢れだしてますね」

黒子「…駄々漏れ過ぎて不快なレベルですの」

食蜂「ひっどーい!!せっかく来てあげたのに!!」プンスカ

美琴「………」



127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:40:12.15 ID:EM16wWCc0

これは納得



129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:43:57.52 ID:eQc00gop0

美琴「……佐天さん、やっぱり佐天さんが教えてよ」
佐天「えっ」

食蜂「えぇ~?わたしじゃダメなの御坂さん?」

美琴「はっきり言うわね?無理。何が無理ってここまでこびこびのキャラを私がやるとかそれが無理」
禁書「…同じくなんだよ」
初春「…私もちょっと」

黒子「キャラ崩壊なんてレベルじゃなくなりますの」

佐天「…えー…いやまあ確かに…はぁ…わかりましたよもう…」

美琴「よーし、じゃああんた帰って良いわよ、おつかれ」

食蜂(´・ω・`)



130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:44:07.36 ID:2bVd4ZEV0

やっぱり胸がでかいね



134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:52:34.56 ID:eQc00gop0

…数日後

上条「……インデックス…何してんの?」

禁書「……お、お洋服の着合わせを試してみたのかも」

上条「………」

禁書「………」

上条「………」

禁書「………」

上条「……安全ピンの位置が違うだけじゃんか…動きづらそうだから元に戻しとけ、な?」

禁書「…………ふぇ」ジワッ

禁書目録・敗北(敗因、服が無かった)



137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:58:41.66 ID:72fdEaGTi

インさん食欲魔神じゃなければこんな面も見れたのかもなぁ…



138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/05(火) 23:59:58.24 ID:eQc00gop0

………

上条「……インデックス…なんだったんだよ一体…」スタスタ

美琴「………」コソコソ

上条「……ん?」クルッ

美琴「うっ!?」ビクッ

上条「御坂か、なんだよコソコソして?」

美琴「…えーと、す、スカートめくり!!」スカッ

上条「………え?」

美琴「…っ!?ち違うコイツはスカートなんか履いてなかった…!! えーっとえーっと…!!」オロオロ

上条「……何がしたいんだよ」



141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 00:07:12.58 ID:GnXoQWfo0

上条「………」

美琴「…えーと、えーと…!!」オロオロ

上条「…おい御坂?」


美琴「…っ!!」ハッ






美琴「……そうか、代わりにズボンを脱がせば!!」

上条「っ!?」ビクッ

美琴「…よしじゃあ…って逃げんなこらぁぁぁぁ!!」

上条「ふざけんななに考えてやがるてめぇ!!変態かよ!!」ダダダッ!!

美琴「仕方ないのよ!!佐天さんの仕草とか真似なきゃいかないんだから!!」タタタッ

御坂美琴・敗北(敗因、女の子らしからぬ行動により★の数激減の為)



145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/06(水) 00:15:36.57 ID:GnXoQWfo0

……

佐天「…だからあんまり教えたりするのしたくなかったんだよなぁ…はぁ」

初春「佐天さんはあんまり悪くない気がしますけど…」

黒子「…お姉様…居ないと思ったらまったくもう…」

佐天「白井さんはレベル上がったのにね」

黒子「…佐天さんの言う通りに下着変えただけですの…」

くろこ:おんな
愛されジャッジメント
★★★★★★

初春「白井さん良かったですね?」ニコリ

黒子「えぇ、そうですわね」

佐天「あの二人もレベル早く上がると良いねぇ?」

おわる



146 :しょーちゃん ◆sho/Nrx0p2 2013/03/06(水) 00:16:59.91 ID:GnXoQWfo0

すごいねむいからねるおやすみ



佐天「確率を変動させる能力かー」

2013-09-28 09:24:21 | とある


1 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/03(月) 23:48:58.09 EufR4O2v0 1/40
初春「難しそうな能力ですね」

佐天「けどせっかく手に入った能力だから理解したよ」

初春「で、どんな使い方するんですか?」

佐天「たとえばこのコインが表になる確率を100%にします」チャリン

コイン「表」

佐天「もっかい」チャリン

コイン「表」

佐天「ね!」


29 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/03(月) 23:55:48.88 EufR4O2v0 2/40
初春「その能力強すぎません?」

佐天「そう?」

初春「それでレベルはいくつなんですか?」

佐天「それがね、使うたびに確率的に変わるんだって」

初春「珍しいですね」

佐天「確率的に確率を確立させる確率があがるってこと」

初春「確率って言いたいだけですね」

35 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/03(月) 23:59:18.78 EufR4O2v0 3/40
佐天「実はレベル4って言われたよ」

初春「ええぇ!?レベル4ですか!」

佐天「でも、御坂さんになら勝てそうな気が」

御坂「誰になら勝てるってー?」

佐天「御坂さん!?」

御坂「たまたま通りがかったら見かけてね、佐天さんレベル4なんだって?」

佐天「聞いてたんですか、そうですレベル4になっちゃいました」

初春「それがまた強いんですよ!」

佐天「まだ実戦経験ないんですけどね」

38 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:00:30.90 I+uyXrmc0 4/40
御坂「どう?ちょっと手合せしてみる?」

佐天「いいんですか?よろしくお願いします」

初春「くれぐれも周りの人に迷惑かけないようにしてくださいね」

御坂「場所移しましょ」

佐天「はーい」

43 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:04:17.58 I+uyXrmc0 5/40
御坂「ここの空き地なら大丈夫ね」

佐天「じゃあ行きますよー」

御坂「さぁ来なさい」

佐天「………どうやって攻撃しましょう」

御坂「来ないならこっちから行くわよ」バチバチ

佐天「そうだ!」
佐天(御坂さんの周りの空気の流れを変えて電撃を拡散:80%)

御坂「電撃が消えた!?」パチ

佐天「へへー」

51 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:07:47.61 I+uyXrmc0 6/40
佐天「なんとなく戦い方がわかってきたかも」

御坂「砂鉄そーど!」ヴヴヴ

佐天「とりゃ」ヒュ
佐天(投げたコインが砕けて御坂さんが負傷する:100%)

御坂「効かない!」サクサク

御坂「痛ったぁ!」

佐天「あ、大丈夫ですか?」

御坂「大丈夫よ、なかなかやるわね」バチチチ
御坂(佐天さんだから手加減してたけどもうちょっと本気だそうかしら)

56 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:13:18.78 I+uyXrmc0 7/40
佐天「強そうな電気が来た」
佐天(投げたコインが電気を吸収:100%)

御坂「これでもダメか」

佐天「いいこと考えた」
佐天(大量のコインで目を奪うその隙に動いても気付かれない:50%)

御坂「なっ、見えてるわよ!」バチチ

佐天「うわっ」
佐天(かわす!:60%)

御坂「躱された!」

佐天「50%じゃ危ないかー」
佐天(大量のコインで目を奪うその隙に動いても気付かれない:30%)

62 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:15:14.57 I+uyXrmc0 8/40
御坂「何度も同じ手は、あれ?」

佐天(後ろに回り込める確率:100%)
佐天「チェックメイトです」

御坂「やられたわー、なかなかいい能力ね」

佐天「そんなー、御坂さんにはかないませんよー」

御坂「レベル5になったらまたやりましょう」

佐天「はい!」

66 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:19:48.98 I+uyXrmc0 9/40
御坂「ちなみにそれってなんでも100%にできちゃうの?」

佐天「いえ、そういうわけではないんです」

佐天「たとえばこの10枚のコインをすべて表にします」ヂャララ
佐天(コイン10枚を表にする:100%)

コイン「表表表表表表表表表表」

御坂「!?」

佐天「これは100%でした、けど100枚になると」ヂャララ
佐天(コイン100枚をすべて表に:89%)

67 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:21:40.05 I+uyXrmc0 10/40
コイン「表x89:裏x11」

佐天「こういうことです」

御坂「ある程度上限はあるってことね」

佐天「その上限も確率で決まるそうなので最強とはいかないですね」

御坂「要は使いようね、レベル5目指して頑張って!」

佐天「はい!今日はありがとうございました!」

71 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:23:26.40 I+uyXrmc0 11/40
佐天「さーてこの能力でどんなことしようかなー」

佐天「テレポートできるかな」
佐天(15m先にテレポート:0%)

佐天「やっぱダメかー」

佐天「何ならできるんだろ」

74 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:25:56.99 I+uyXrmc0 12/40
佐天「当たり付き自販機で当たりだしてみよう」

佐天「ぽちっとな」ポチ
佐天(ジュースを当てる:100%)

佐天「やった当たり!でもコーヒーか」

佐天「ブラック飲めないんだよな」

佐天「捨てるのももったいないし」

打ち止め「そのコーヒー飲まないのってミサカはミサカは暗におねだりしてみたり!」

佐天「へ?」

92 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:33:44.94 I+uyXrmc0 13/40
佐天「飲まないけどブラック飲めるの?」

打ち止め「苦くて嫌いだけどプレゼントしたいのーってミサカはミサカは秘密を打ち明けてみたりー」

佐天「お姉さんは飲めないからあげるよ」

打ち止め「やったーってミサカはミサカは全身で喜びを表現してみたり!」

佐天「ミサカ?」

一方通行「打ち止めどこまで行ってンだよォ」

打ち止め「あ!これあげるってミサカはミサカはプレゼントしてみたり!」

一方通行「あァ、コーヒーか」

打ち止め「ありがとうは、ありがとうはってミサカはミサカは感謝を要求してみたり!」

一方通行「感謝は要求するもンじゃねェよ、飲むけどよォ」プシュ

佐天(なぜか缶コーヒーが噴き出す確率:100%)

コーヒー「ブシャュゥゥァ」

一方通行「あン」キュイン

打ち止め「うわああってミサカはミサカは驚愕してみたり!」

98 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:39:29.24 I+uyXrmc0 14/40
一方通行「缶コーヒーも爆発すんだな」ゴクゴク

打ち止め「濡れちゃったってミサカはミサカは涙ぐんでみたり」

打ち止め「あ、お姉ちゃんコーヒーありがとうってミサカはミサカは感謝してみたり!」

佐天「いえいえ、こちらこそ缶コーヒー爆発しちゃってすいません」

一方通行「悪ィな、コーヒーあンがとよォ」

佐天「妹さんですか?」

一方通行「まぁそんなもんだ」

打ち止め「そんなもんだってミサカはミサカは復唱してみたり!」

一方通行「うるせェ、行くぞ」

打ち止め「ばいばーいってミサカはミサカは別れを告げてみたり!」

佐天「ばいばい」

100 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:41:14.54 I+uyXrmc0 15/40
佐天「いたずら程度にしか使えないなー」

佐天「時よ止まれ!」
佐天(時が止まる確率:0%)

佐天「ですよねー」

104 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:44:11.91 I+uyXrmc0 16/40
佐天「てなことを昨日別れた後やってたんですけどやっぱあんまり使いこなせないです」

黒子「強そうな能力ですのに」

御坂「実際練習すればレベル5行けると思うわ」

初春「私の周りがレベル4以上だらけに…」

佐天「実は今日の初春のパンツの色も私が確率で選んだんだよ」

初春「はえー?」

佐天「真っ白だよねー」

初春「さてんさん!」

111 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:49:39.70 I+uyXrmc0 17/40
佐天「あ、そうだこの能力のおかげで都市伝説の信ぴょう性が明確になってきました!」

御坂「へー、どんなの?」

佐天「どんな能力も効かない能力者はいるんです!」

御坂「あのバカか」

黒子「またあの殿方の話ですの!」

佐天「え、御坂さん知ってるんですか?」

黒子「私にも詳しく聞かせてくださいな!」

初春「はいはい白井さんパトロールの時間です」

黒子「のぉぉ、おねぇさまぁぁ」

御坂「で、どこにいるの?」

佐天「じゃあ私たちも今から行きましょう!」

113 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:53:50.40 I+uyXrmc0 18/40
佐天「この辺で」

上条「お、ビリビリ中学生なにしてんだこんなところで」

御坂「アンタに関係ないでしょ!」

上条「そりゃごもっとも」

佐天(あの男の目が痒くなる確率:0%)
佐天(あの男の周りの風が強くなる確率:80%)
佐天(あの男が急用を思い出す確率:0%)
佐天「やっぱりあの男か」

佐天「あのーお兄さん能力者だったりします?」

上条「いや、無能力レベル0だよ」

114 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:55:25.08 I+uyXrmc0 19/40
佐天「じゃあ能力を打ち消したりする能力は」

上条「よく知ってるな、イマジンブレイカーっていうらしい」

佐天「やっぱり」

御坂「やっぱりね、だから電撃も効かないのね」

上条「なんで怒ってるんだよ」

115 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 00:57:09.80 I+uyXrmc0 20/40
佐天(でもこの男大して面白くないな)
佐天「じゃあ御坂さんどこか行きましょうか」

上条「おうじゃあな」

御坂「そうね」


佐天「都市伝説は本当だったんですね」

御坂「ほんとね」

117 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:00:12.02 I+uyXrmc0 21/40
ドゴゴゴゴォオオオォオン
銀行員「銀行強盗だ!アンチスキルとジャッジメントを!」

強盗「捕まるかよ!」

御坂「よし」チャリン

佐天「御坂さん待って」
佐天(強盗が足を絡ませて転倒する確率:90%)

強盗「おぅわ」ドテーン

佐天「平和的解決、ね!」

御坂「便利ねその能力」

121 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:06:47.31 I+uyXrmc0 22/40
佐天「こんなことにしかつかえないですけどね」

御坂「私なんて恐怖植えつけることしかできないわよ」

佐天「ですよね!」アハハ

佐天「でも豪快ですきですよ」

125 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:12:44.97 I+uyXrmc0 23/40
御坂「ありがと」

佐天「あ、昨日の妹さんたち」

御坂「妹!?」

打ち止め「あー昨日はありがとうってミサカはミサカは再度お礼してみたり!」

佐天「毎日散歩ですか、大変ですね」

一方通行「あァ、大変だよォ」

御坂「一方通行なんで妹達といるの?」

一方通行「説明すんのめんどい、大人の事情だよォ」

御坂「ちょっと!」

一方通行「うるせェな、もう殺さねェよ」

打ち止め「もうミサカたちは大丈夫だよってミサカはミサカは説明してみたり!」

御坂「そう…」

佐天「わけありのご様子…」

128 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:17:15.08 I+uyXrmc0 24/40
垣根「新たな原石が発見された?」

*「手段は問わん、抹殺してくれ」

垣根「手掛かりは無いのかよ」

*「女子中学生、レベル4、第3位と接点がある」

垣根「それだけあれば十分だな」

*「健闘を祈る」

130 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:23:33.05 I+uyXrmc0 25/40
麦野「次の仕事は原石を殺すだって」

フレンダ「全員で?」

麦野「そう、全員一緒に行動しろだとさ」

絹旗「なんか超面倒くさい仕事ですね」

滝壺「そんなに相手が手ごわいの?」

麦野「さぁ?原石で女子中学生で超電磁砲グループにいるってさ」

132 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:25:46.06 I+uyXrmc0 26/40
佐天「なんかこの頃誰かに見られてるような気がするんですよ」

初春「能力で確かめてみればいいじゃないですか」

佐天「いや、反応しないから見られていないんだけどさ」

初春「じゃあ見られてないんじゃないですか」

佐天「いや、なんというか、ね?」

初春「ね?じゃなくて佐天さん仕事中なんですから邪魔しないでください」

佐天「すいませんー」

134 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:28:48.47 I+uyXrmc0 27/40
佐天「今日も普通に終わるなー」

麦野「いた、あいつだろ」

フレンダ「さー?聞いてみれば?」

絹旗「それでばれたらどうするんですか、フレンダは超バカですね」

滝壺「AIM拡散力場が出ていない能力者ではない?」

麦野「それは無いだろ、あいつが原石なのは確定してるんだし後ろからギュンって殺せばいいんだろ」

フレンダ「じゃあ麦野がやっちゃえば」

麦野「今やるよ」ギュン

佐天「危ない!」サッ

135 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:31:39.86 I+uyXrmc0 28/40
麦野「躱した!?」

佐天「もしかしてここ最近見張ってたのってあなたたちですか」

フレンダ「麦野躱されてやんのー」

麦野「うるさい、フレ/ンダにするぞ」

絹旗「じゃあまず場所移しましょう」

滝壺「佐天さんついてきてください来ないならどうなるか、ね?」

佐天(うわーなんかやばいのに捕まっちゃったよ)

137 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:34:20.62 I+uyXrmc0 29/40
佐天「あなたたちはなんなんですか?」

麦野「仕事であんたを殺しに来た暗部だ」

絹旗「超仕事なんで超覚悟してください」

佐天「ピンチかも」
佐天(強風で砂を巻き上げ目くらまし:100%)

風「ブフォォ」

フレンダ「風使い!?」

140 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:41:32.96 I+uyXrmc0 30/40
佐天「今の隙に逃げる!」

滝壺「逃がさない」ドゴォ

佐天「痛っ!」カハッ

麦野「案外ちょろかったな」キュイイ

佐天「まだまだ」
佐天(演算失敗しろ!:80%)

麦野「あれ?」

絹旗「超失敗ですか」

佐天「必殺…」
佐天(コイン避雷針に落雷:90%)

ゴゴゴゴゴ

フレンダ「雷も使えるの!?」

142 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:45:31.19 I+uyXrmc0 31/40
佐天「私に勝てませんよ、皆さん」

絹旗「窒素装甲が超発動しない!」

滝壺「AIM拡散力場が!」

フレンダ「人形持ってきてないや…」

麦野「原子ビーム」キュイイ

佐天「効かない」
佐天(攻撃の無力化:80%)
佐天(なんか使い方わかってきたかも)

麦野「強いな」

145 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:48:04.02 I+uyXrmc0 32/40
佐天「超必殺」
佐天(超確率:全員屈服:100%)

麦野「ダメだ、お手上げだ」

佐天「皆悪いことしちゃダメですよ!」

フレンダ「しょうがないなー」

絹旗「超負けたんで超仲間になりますよ」

滝壺「佐天さん…好き」

佐天(なんかこの能力なんでもありっぽい)

146 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:49:58.15 I+uyXrmc0 33/40
初春「佐天さん最近付き合い悪いなー」

御坂「なんであんたたちが佐天さんといるのよ」

麦野「友達と一緒にいて悪いわけ?」

御坂「友達って、佐天さんやなことされてない?」

佐天「大丈夫ですよみんないい人です!」

麦野「ほらぁ」

御坂「ぐぬぬ」

148 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:53:02.40 I+uyXrmc0 34/40
佐天(この能力があれば世界征服だって…)

垣根「なんだありゃ、第4位がくっついてやがる」

一方通行「あ、メンヘンくんじゃねェか」

垣根「うるせぇな邪魔だ」

一方通行「お前まだ暗部やってンのかよ」

垣根「そうだよ、わるいかよ」

一方通行「いやなンでもねェ」

垣根「安心しろもう1位になんて興味ねェよ」

151 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 01:58:24.86 I+uyXrmc0 35/40
佐天(もしかしたら人も自在に操れるかもしれない)
佐天(その人を自在に操る能力に目覚める確率とかかなぁ)

垣根「おい第4位、死にたくなかったら離れてろ」

麦野「あ?第2位サマがこんなところになんの用ですか?」

佐天(この第2位って呼ばれてる人あやつろっかな)
佐天(超確率:第2位を自在に操る能力を身に付ける:100%)

佐天「あれ、確率が高い」
佐天「能力が進化してるのかな」

155 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 02:01:12.38 I+uyXrmc0 36/40
佐天「あのー」

垣根「なんだよ」

佐天「あなたも私のことを殺しに来たんですか?」

垣根「理解が早くて助かるよ」

麦野「そんなことはさせねぇよ」

佐天「残念ながら死にません、私」
佐天「あなたはもう私の手中です」

垣根「はぁ?なにわけのわかんn」

156 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 02:04:32.74 I+uyXrmc0 37/40
佐天「帰れ」

垣根「」バサバサバサ

麦野「…涙子の能力反則すぎないか」

佐天「私もそう思ってたところです」
佐天「そろそろ第1位も手中に入れておきたいんですが誰なんですかね」

麦野「一方通行って言うもやし野郎だ」

一方通行「俺だ」

佐天「あの時の!」

一方通行「垣根を倒すとはなァ」

158 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 02:07:06.82 I+uyXrmc0 38/40
佐天(ダメだ、この人は屈服されられない)
佐天(負けないけど勝てない)
佐天「ま、いっか」

一方通行「垣根を倒すとはなかなか強いんだなァ」

佐天「もう最強ですよ!」

一方通行「興味ねェ」

160 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 02:09:16.49 I+uyXrmc0 39/40
――――――――――――
佐天「レベル5は第2位と4位は確保したからいっか」

佐天「次はどこを征服しようかな」

166 : 以下、名無しにかわりましてVIP... - 2013/06/04(火) 02:15:03.68 I+uyXrmc0 40/40
佐天「こないだ手に入れたツチミカドとかいうのが言ってた魔術ってのが気になるわね」

佐天「次は魔術を征服してくるわ」

垣根「暇だから俺も行くぜ」

麦野「あたしも行くよ」

一方通行「暇つぶしにちょうどいいから行くぜェ」

削板「根性で征服するぜ」


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