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柚豆のスケッチブック

季節の手作りレシピと和布で楽しむ日々の装い

命の薬、 ぬちぐすい

2013-10-14 13:25:22 | 柚豆の台所




気持のいい青空に、これまた気持ちよさそうに蜘蛛がネットを張っています。

「きょうは、なかなか きれいにしあがったよ」と言っているみたい。



辰巳芳子さんのファンです。写真を見ただけで久しぶりに「クロワッサン」を手に。



とてもお元気そうで、肌もきれいでびっくり、今年88歳だなんて!!  見えない!!



「最近、どこの講演に行っても聞くの。」「煮干しで出汁をひている方は?」と。

「残念ながら、本当に少ないです。この国が誇れるものがまた一つ、失われていきます。

同時に、男も女も、すべからく日本人は、めんどうくさがりになってしまっています」



辰巳先生曰く命の緊急避難的措置をそばに置いて欲しい。その一例が



「ぬちぐすい] ぬちぐすい というのは、沖縄で、命の薬、という意味です。

「鰹節に醤油を回しかけ、熱湯を注ぐ。沖縄ではよく飲まれているのです。

私は、そこにすりおろした生姜をのせて飲んでいます。今回は

醤油と生姜の代わりに、八丁味噌のパウダーを入れました。」





娘の変則的な仕事と、冷房でひえた体にはこれだ!



鰹節たっぷりに醤油、生姜、お味噌、娘のリクエストで梅干しを一個、種を取って

実をちぎって入れました。熱湯を注いで、

上澄みを飲みます。




小さいおにぎりに、紫蘇の実のお味噌をのせて朝ごはんです。

体調が,とっても良いといっています。

私も、飲み始めました、疲れが取れていつもすっきり!(これはすごい)



辰巳先生は、「現代人、とくに都市で生きる人たちこそ自分の命の、『養い』を真剣に

考えるべきだと思いますね」「養い」とは自分が生きる糧。

生きて行きやすいように、2つの工夫を教えてくれた。

●出汁やスープなど、ベースの栄養になるものを作っておくこと。

●緊急避難的に食べる栄養価の高いものを持つこと。


「やっぱり 辰巳先生は素晴らしいわー」






 





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