淋しいお花見

筑後広域公園へ行ったのが、コロナ禍の最後のお出かけ～と書きましたが

間違いで、３月末にお花見に行ってました！

いやはや、すばらしい記憶力に我ながら感心いたしますわ。

楽しかったお花見なのにね！



人吉城址。目の前を流れる球磨川。

先般、荒れ狂った球磨川の氾濫により人吉の町が被害を被るなどと予想だにしなかった春の日。



青空で暖かくて、桜は満開で。

それなのに、人影はまばら。座って宴会している人など見当たらないちょっと淋しい風景。

いつもなら、

人が多すぎて写真が撮れない！とか

騒いでばかりで桜見てる人いないじゃん？とか

ぼやいていたんだけど

人のいないお花見はめちゃくちゃ淋しい。ほんとに。



桜もちょっと悲し気だったよ。←たぶん。





だから私たちだけでも賑々しく。



桜をしょってる写真を撮っているところ。



こんな感じで。

レディとアデラのおばあちゃん組はザンネンながら

抱えられるとジタバタしてしまって、ブレブレ写真しかございませんでした。









アデちゃん、目が見えないから地面を匂ってばかり。

ほとんど顔を上げてくれないの。

耳も全然聞こえてないからコマンドもキャッチできない。



だから、こういう写真は奇跡の一枚。

たくさんたくさん撮った中の奇跡の一枚。



ほかにも、珍しく顔を上げている写真がたくさん撮れたの。



かわいい(^^♪

笑ってる！

目が見えなくなって、表情もなくなってしまったので

こんな笑顔は久々でうれしい～～♪







花見客は少なかったものの、一眼レフを持ったアマチュアカメラマンさんが多数おられて

その中のおじいちゃんカメラマンさんが

犬の写真を撮らせてください、と近づいて来られまして

わんずやわんずと私たちの写真をたくさん撮ってくださった

そして後日、忘れたころたくさんの写真が送られてきました。



ほっこり暖かくなる春の日のエピソードです。

あのおじいちゃん、水害は大丈夫だっただろうか。

球磨地方、球磨川流域の一日も早い復興を祈ります。