スウィートな暇つぶし

2021年、アデラとクリンシーを相次いで亡くしたヘタレママの後悔と懺悔と感謝、そして再生のブログ

クソ野郎と美しき世界

2018-05-10 18:06:26 | 映画
香取慎吾・稲垣吾郎・草彅剛の3人による映画

「クソ野郎と美しき世界」


それはSMAPファンにとって、新しい地図ファンにとって

大事な大事な作品となりました。

大きな事務所を出て、新事務所を立ち上げてからの出発。

タレント3人と1匹(つよぽんの犬・くるみちゃん)の小さな事務所には

潤沢な資金などなく

新しい地図ファンサイト会員の会費によって、この作品は作られました。

もちろん、低予算。多分、日程もギリギリ。


それを聞いただけで「大丈夫なんだろうか~~」と、めっちゃ不安になりましたが

鑑賞して、その不安は払拭されました。

本当にすばらしい映画で、たった2週間の限られた映画館での上映にもかかわらず

事務所の予想をはるかに上回った興行数だったようです。

その動員数は毎日新しい地図のHP上にアップされました。

資金も動員も、まさにNAKAMAとみんなで作り上げた、盛り上げた作品。


映画の内容は

エピソード4からなるオムニバス。

3人がそれぞれのエピソードの主人公で、最後のエピソード4でそれがひとつになる感じ。



エピソード1



ゴローちゃんが主演。人を人として見れなかったクソ野郎なピアニストが

ひとりの女性に遭い、人格が再生していく物語。

園子音監督のスピードと極彩とハチャメチャ感とゴローちゃんのエレガントの対比がおもしろい


エピソード2




つよぽんが主演。家庭を顧みず、裏街道を生きてきたクソ野郎が息子の死をきっかけに夫婦と人生を再生

していく物語。

太田光監督らしいコントみたいな言葉のキャッチボールとつよぽんのドスの効いた演技がすばらしい。



エピソード3



慎吾ちゃんが主演。元アイドルながら、荒んだ生活で町のいたるところの壁に無断で絵を描いては警察の

ごやっかいになるクソ野郎が人の歌を食べる歌子と出会い、歌と絵を食べられ、それを取り戻す再生の

ファンタジー。



エピソード4





クラブ クソユニバース

3つのお話がひとつになる大団円。

ここで慎吾ちゃんが歌う「新しい詩」、これが聞きたいがために映画館へ通ったといっても

過言ではないくらい。

SMAPがなくなって、彼らは自分たちの歌を失った。法的には著作権さえ払えば歌えるらしいけど

大人の許せない事情でそれが叶わない。

だけど、ここで自分たちの歌を取り戻した!ということで

3人にとっても、ファンにとっても本当に再生の映画。

心が救われた映画となりました。



3人はバラバラに全国の映画館を回り、舞台挨拶も行われました。

そのチケットは発売と同時に売り切れ。私もハズレてしまったのですが

友達が運よくゲットでき、私も見に行くことができました!



熊本は慎吾ちゃん。

4月とはいえ、その日は極寒の戻りだったのに

慎吾ちゃんは半袖。上着も持ってこなかった~このあと広島~~(^^;)と言ってました。







自由の効かない身の私ながら、なんとかがんばって2週間の上映中6回見に行くことが

できました。

1回は有休を使い、1回はどうも都合がつかず思い切って母も連れて行きました。



家ではテレビを見ながらすぐ寝てしまうのに

2時間、寝ずにトイレに行きたいとも言わず、キャッキャ笑って楽しく見てくれました!

帰る車中では、映画を見たことさえ忘れていましたが。



いろんな意味で思い出の作品となりました!!

「新しい詩」の、慎吾ちゃんの「イエーーーーーーーー♪」を聴くと

苦しかった2年間を思い涙がこぼれます。




妹から送られてきた、クソ野郎バッグ💛



コメント
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