スウィートな暇つぶし

2021年、アデラとクリンシーを相次いで亡くしたヘタレママの後悔と懺悔と感謝、そして再生のブログ

半世界 見てきたよ!

2019-03-12 15:13:12 | 映画


楽しみにしていた映画「半世界」見てきました。



普通の、どこにでもいるような市井の人を演じる稲垣吾郎。

とてもよかったです。

三重の田舎で、家業を継いだ炭焼き職人。

40才を目前にして、人生を振り返る山男。







普通のお父さん。仕事がタイヘンだからと

子育ては妻まかせ。ギクシャクな父と息子。

本当は求め合っているのに。

この息子ちゃんがなかなかいい。素人っぽいとこ。

いつもお父さんを睨みつけてるんだけど、どこか寂し気な表情。

それに気づかない父。



人生って、なかなか思うようにいかない。

それでも生きていかなければならない過酷な道。





孤独な仕事だね。

マイクより重いものを持ったことのないゴローちゃん、力仕事がんばってます。

炭ってこうして作るんだー!!と、初めて知りました。

山で木を切るところから、なんですね。


3人の男の友情もすてきでした。

大人になると別々の道を歩き、それぞれ悩み葛藤する。

「こっちにもいろいろあるんだよ」

ネタバレになるので色々深く書けないけど

とても切なかったなあ。




東京国際映画祭でコンペティション観客賞を受賞。

批評家評もなかなか高いようです。


もともと、長谷川博己は好きではなかったけれど、毎日見る立花萬平さんでファンになり

それもこの映画の楽しみのひとつとなりました。




安い焼酎での晩酌も似合うゴローちゃん。

素手で氷をグラスに入れてる、ゴローちゃん。



3人の夜の浜辺でのシーン、よかったねー

男だから、いくら親友でも本当の悩みって言えないんだね。

最後の方で、息子とも一緒に毛布にくるまれた浜辺。救われました。






↑ゴローちゃんファンの妹が、池袋の映画館であった舞台挨拶に行って来ました。

狭い映画館での舞台挨拶はゴローちゃんのブログにも出てきます。

始発で家を出て並んだ妹、ナマゴローちゃんにめっちゃ感動してました。





地味な内容の映画でしたが、良質の映画。オススメです。




余計なエピソード:

ニット帽が手放せない山男ですが、ニットがチクチクする、と

衣装さんに内側に布を貼ってもらったゴローちゃん。さすがっスねー♪





ノベライズ本も買いました!!
コメント (2)
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