ネペンテス栽培記 ４６７ ネペンテスに肥料は必要か

こんばんは、

悠です。



今日は新規の方から、

ありがたいことに、

ご質問を頂きまして。



前もコメントを書かれたとのことですが、

ご本人様が新規と仰ってますので、

せっかくの新規の方からのご質問ですから、

栽培記にて書こうと、

まぁそういう流れなわけでございます。



えー、

ここのところ私は、

睡眠に力を入れており、

もうとっくに布団に入る時間は過ぎていますので、

猛ダッシュで話を進めていきますこと、

ご理解を頂ければと思います。



ここ最近、

ネペンテスの導入はしていなかったので、

私はよく知らなかったのですが、

なにやら巷では、

シブヤエンシス、

ん？

シブヤンエンシス？

シブヤネンシス？

ちょっと正確なところがわかりませんが、

それとトランカータの交配種がよく出回ってるそうで。



ネペンテス界では、

特定の交配種が一時期に一気に出回ることは、

ままあることで、

そうなると、

私からの回答としては、

おそらく、

実生苗のため、

ほぼ同じサイズまで成長し、

同時期に売りに出されるためだと思われます。





ネペンテスは、

一度に結構な数の種子ができるため、

時間がかかりすぎる挿し木増殖よりも、

大量生産の一斉卸しが販売の主流になるのは、

これはもうしょうがないことでしょう。






さて、

ここからが本題ですが、

ネペンテスと肥料についてです。




ネペンテス栽培では、

環境が第一なので、

肥料がどうのこうのという議論は、

あまり表に出てこないのは無理もありません。



肥料よりも優先すべきポイントは沢山あり、

それどころか、

肥料が本当に必要か、

むしろ、

ネペンテスの害になっていないか、

という究極の議題に関して、

何も答えも資料も持ち合わせていない、

というのが現状です。



それを踏まえまして、

あくまで私の経験の範囲ではありますが、

ネペンテスに肥料を与えてみた感想を書きたいと思います。



書けるのはあと１０分なので、

途中で終わることをご了承いただけましたら、

続きをお読みください。




まず初めに書いておきたいことは、

明確な肥料の対比実験を、

私はやっていない、

ということです。


つまり、

同種同交配、

同サイズの同時間経過苗、

ランダム選択による複数、

そして、

同条件の長期栽培を実施していないため、

これは肥料によるものだという結果が、

何一つありません。



ただ、

私が肥料を与えた苗と、

与えてない苗では、

かなり明確な差が出ます。



１

葉の肉厚化と肥大、

葉脈の極太化



葉がそれまでの倍以上に突然巨大化することを、

リーフジャンプと言いますが、

施肥グループは、

その爆発力が桁違いです。


同じサイズの葉しか出ない幼苗時は、

何をやっても成長は変わらないのですが、

一度リーフジャンプが始まると、

圧倒的な差で生長を開始します。


肥料を施さなかったグループも、

リーフジャンプが始まると、

けっこうなスピードで大きくなるのですが、

その時の葉の重量感と、

袋の元の膨らみは、

施肥グループに遠く及びません。


最終的な袋のサイズは、

実は肥料によって、

明確な違いは出ません。



出るとすれば、

袋の質感、

頑丈さと言えばいいでしょうか、

それがかなり違います。


最初は、

温度や光のあたり具合の差かとも思ったのですが、

やはり、

手触りそのものが違いますし、

実際に長持ちしますので、

私は今のところ、

肥料の恩恵だと思っています。



２

脇芽の出現率、

頂点芽のリカバリー上昇率









っとここでタイムアップです。



ではでは、

また次回、

お会いしましょう。