クリスマスに向けて

この前

近所のア○キに行って

ワイシャツとネクタイを購入したのですが

その際


「いらっしゃいませ！」


と飛び出してきた女性店員に

まさかの



一目ぼれ。



そんな今日この頃

いかがお過ごしでしょうか。


なんとかして

声をかけたい。


でも

あーゆうところは一回行ってしまうと

私にはほとんど用事がない。


どうしたものか。


スーツでも買うか。


いやいや

そんな金はないし

そもそも

買わなくてもいっぱいある。



どうしよう。


そこでふと目に留まったのが


ベルト。


そうだ！


ベルトを買おう！


よれよれのベルトをやめて


心機一転

ビシッとキメるベルトを購入しよう。


ベルトなんか

どれも同じに見える私のセンス。


当然

いけてるのか、いけてないのか

わかるはずもなく

悩むこと必死。


そこで

今回の作戦。



彼女に見繕ってもらおう。


そしてドサマギでナンパ。

これだ！


散々考えたわりには

何のひねりもないような気もしますが

事情を説明した会社の同僚を引き連れ

いざアオ○へ！


同僚が他のスタッフを引き付けてる間に

私は悠然とナンパ。

完璧な計画です。


店内に突入した私は

早速、お目当ての女性を探してウロつきますが

見当たりません。


しょうがなく

他の女性スタッフに声をかけ

あの人がいるか聞いてみることに。


「あの～、すいません」

「はい？」

かなり年配のスタッフが返事をして近寄ってきます。

「あのですね」

「はい」

「あの～……」

「はぁ……」

「そのですね……」

「何か、お探し物ですか？」

「いや、探し物と言いますか……」


そこで、私はハタと

重要なことに気づきました。

あれ


名前がわからない。


ど　ど　ど　どうしよう。


店に行けば当然いるだろうとふんでいた私は

そんな単純なトラップすら気づかなかったのです。


すぐに事情を勘付いた優秀な同僚は

「ちょっと失礼」


と他の商品を見るフリをして

私を救出してくれました。


スーツを見るフリをしながら、緊急ミーティング。

「特徴は？」

「若いな」

「……さっきの人以外、だいたい若いんですけど。髪型は？」

「黒髪を後ろで結ってるな」

「……だいたいみんな、そんな髪型だな。身長は？」

「俺より小さいな」

「ここにお前よりデカい女性が見当たらないんだが」


不毛な会話が続きますが

なんの打開策も生まれず

私達はコソコソと店をあとにしてしまいました。


おそらく

休みだったのでしょう。


まだ試合が終了したわけではありません。


また次回

リベンジする予定なので

俺食フリークの皆さん（存在は不明）

応援よろしくお願いいたします。