碇草

おばんでがんす

我が家の碇草は皆一つ場所にある
海棠の樹の下生えにしている、何故かしら何時の間にかそうなった



何といって一番は、私の実母が嫁に来るときの一緒に持ってきたという、ごくごく普通の碇草だ、一番シンプルで、派手さはないが如何にも碇、草、だ



もう我が家へ来てから七十七年の喜寿に成る
余り大事にされなかったが何処かに生き残っている。母の強さの様な気がする



一番の大株は、常盤碇草で純白の花が咲き乱れている
去年の葉っぱが半分霜焼けていたのを春咲き刈り取っておいたので新芽ばかりで綺麗だ
後ろに海棠の花が少し見える
ＵＰしてみると其の白さが際立って見える



そして黄花碇草??、梅花碇なのかもしれないが
黄色の花だ



少し気難しい花で、多少日差しの弱いところが気に入っているようだ
尤も派手なのが此の紫碇草だ、花も派手だが茎も派手だ



これは意外と強くどんどん増える、毎年、淫羊藿を一升作るのに掘り取りので大切に増やしている



別に、世に言う、薬にはならないし縁もないが疲れた時や、夏の暑気当たりには効果が有ると思っている

最後はとても地味だがこれも梅花碇なのではと思う



先輩方や先生にお伺いをしなくてはならない

もう少しコレクションを増やしたいのと碇草園を充実させたいと思っている
趣味とは、益体もない、物で他の人には理解に苦しむものだ
良く考えるとと馬鹿らしいものだがそこが趣味の趣味たるゆえんだろう
可笑しなものだ

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子