ゆうくんの徒然日記 

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初めての歌舞伎 2019年12月5日

2020年01月10日 18時48分56秒 | 東京都

一度は見てみたいと思いながらも、やはり、どうも敷居が高く感じていて、いままで行ったことがありませんでした。なぜかというと、内容が理解できないのではないか? 昔ながらの言葉がわからない? 何を見ていいのかわからない!等々の理由でした。銀座の歌舞伎座のそばに行くと必ず、最初は、安い後ろのほうの席で見ようと思いつつも実現しないままでした。今回は、チケット販売サイトからのメールで、歌舞伎チケットが、半額になるというのがあり、日程もちょうどよかったので、とりあえず、内容と演者を確認して、申し込んでみました。場所は、歌舞伎座ではなく、国立劇場です。まずは、国立劇場がどこにあるのかを調べるところから始まりました。最寄り駅は、半蔵門でした。

半蔵門駅からは、行きやすいように目印があるので、迷うことはありません。そばまで行くと、裏口のほうから回って入るので、看板もあります。

駅からは、この道を通っていくので、国立劇場とはわかりませんね。

小劇場のほうは、文楽鑑賞教室があったようですが、外国人が多かったです。

私たちの見る演目はこちらです。休憩はあるものの、長丁場です。

松本白鸚さん、松本幸四郎さんが出演します。

受付を通って、中に入ったところにも予定表がありました。

歌舞伎ともなると、静かです。会場の作りも豪華ですね。

キッコーマン醤油ですね。大手スポンサーなのか、展示されていました。2階は、お土産屋さんと食事処や休憩場所もあり、のんびりできるようになっています。ほかにも、たくさんの絵画が展示されていました。

入り口から見上げたところに、今回の演目の出演者が出ています。

こちらは、展示ものですが、歌舞伎って感じです。この髪の毛を振り回す。そんなのばかりじゃないんですが、すぐに振り回すイメージが浮かび上がってきます。

会場の中に入ると、席は、思ったよりもいいところですが、右側の通路を挟んで、右は安い席。左が高い席ですが、高い席の一番端でした。

開演30分を切っても、あまり人が入ってきません。

2階席もあります。下からは、座席は見えません。

ここが、演者が通る花道。ということで、いよいよ開演です。人の入りは、5~6割くらいですかね。平日の昼間ですから、このくらいなのでしょうか?

演目は、当然のことながら、撮影不可です。内容がわからないと困るので、イヤホンガイドを借りました。録音ではなく、舞台を見ながら解説をしているようで、舞台の声が、たまに入ってきました。録音ではないので、リアルに聴けるので、理解も深まりました。近江源氏先陣館は、昔ながらの歌舞伎ですが、子役の演じ方について、イヤホンガイドを聴いていると、ゆっくり話す理由もわかりました。その子役が、すばらしかったです。最初の演目が終了すると、休憩。早お昼を食べるか、この時間に食べるかのどちらかしかありません。私たちは、勝手がわからないので、中にある「十一屋」さんにお弁当を注文しておきました。実際には、レストランもありますが、休憩時間は、35分と短いので、ゆっくりできないので、お弁当が無難が感じがします。

注文したのは、茶巾ちらし寿司と柿の葉寿司。

封を切る前なので、わかりづらいですが、こちらが茶巾ちらし寿司。茶巾と穴子ちらし寿司が入っています。

こちらが、柿の葉寿司

サバとサケの〆た押し寿司です。

サバのみ写真ありです。会場内のお弁当にしては、1,000円程度ですし、味も、満足のいくものでした。2階には、無料のテーブル席の部屋もありましたが、慣れている人は、すぐにそこに行くようで、席を探すのも面倒なので、2階にある休憩用のシートでいただきました。レストランは、のぞいてみましたが、あまり人は入っていなかったです。

35分と短い休憩なので、食後に、お土産屋さんをのぞいていると、すぐに第2部の時間になりました。蝙蝠の安さんは、チャップリンの「街の灯」をもとにした歌舞伎で、90年ぶりの上演だったとか。いきなり冒頭に、大きな仏像(といっても、全体が出てきませんが)の手のひらの上に乗っていたり、驚く演出でした。こちらは、歌舞伎というよりも、時代劇風で、言葉も、現代語になっているので、わからないことはありません。歌舞伎って、何でもありなんだなぁと思いました。歌舞伎座は、観光地化しており、国立劇場のほうが、歌舞伎を見るには、いいということを書いている方もいましたが、歌舞伎座は、地下のお土産屋さんにしか行ったことがありませんので、一度は歌舞伎座にも行ってみたいと思っています。

帰りに驚いたのは、会場を出たところに、大型バスが、複数台並んでいて、無料で、東京駅、新宿駅、渋谷駅等に送ってくれるようになっていました。夕方、歌舞伎を見終わって、バスで移動して夕食というのもいいですね。歌舞伎座だと、銀座なので食事処には困らないでしょうが、半蔵門は、そういう場所がほとんどないので、ありがたいサービスだと思います。私たちは、半蔵門から帰りました。初めての体験にしては、歌舞伎を楽しめることができたので、また、行きたいと思います。



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